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ずっと一緒に居たいと想える人って? そう簡単に見つからないものね!

作者: 七瀬






“ずっと一緒に居たいと想える人って? そう簡単に見つからないものね!”



私は運命の男性ひとが居ると信じている!

だから、私とずっと一緒に居たいと想える男性ひとを待ってるの。

現在29歳、それまでに付き合った男性ひとは? 5人。

学生時代に付き合った男性は? 3人居たけど、私はずっと一緒に居れる

モノだと思っていたわ!

学業も大事だけど? 恋の方がもっと大事!!!




・・・でも? 私が付き合った男の子は皆、私と付き合って1年足らずで

別れる事になった。

当時の彼氏は、3人共! 私以外に好きな女の子が出来たからと私をフッたわ。

この頃の私は、“少し重い女だったみたい!”

彼にいつも、学校を卒業したら? 結婚してほしいのってしつこく言ってい

たしね!

段々と彼の態度が冷たくなっていくのが分かったわ。

社会人になっても、私の彼への想いは重く。

直ぐに私と別れてたがっていたのを今も憶えているの。

でもね? 好きな男性ひとが居たら? ずっと一緒に居たいじゃない!

それが重い女なら私はもう諦めるしかないと思っているの。

こんな私を全て受け止めてくれる男性ひとを探すしかないじゃない!

だから、“私は私だけの白馬の王子様を持っているのよ。”

私だけを愛してくれる男性ひとをね!




『“僕と付き合ってくれないかな?”』

『えぇ!? も、勿論よ! 私でよければ、是非!』

『良かった、断られたらどうしようと思ってたんだ!』

『告白してくれて嬉しい! ありがとう。』

『・・・うん。』




今度こそ! 私は幸せになると信じている!

彼は私とこれから先も、ずっと一緒に居てくれると約束してくれたわ!

こんな私を幸せにしたいと言ってくれたのよ。

この男性ひととなら? 絶対に幸せになれると私は信じている!






 *





・・・でも? 付き合って半年。

彼はやっぱり私に別れ話を切り出してきた。



『“ごめん、やっぱりキミとはもう付き合いきれない! 別れてくれないか?”』

『まだ付き合って半年なのに、もう別れるの?』

『“僕にはキミは重すぎるよ。”』

『だって! ずっと私と一緒に居てくれるって約束してくれたじゃない!』

『・・・確かに、最初はそう想ってたんだ! でも今の僕には出来ない!』

『な、なんでよ! 私の事、もう嫌いになったから?』

『嫌いというよりキミの想いが重いんだよ!』

『そりゃ結婚する相手だんせいなら? そうなるでしょ!』

『ならないよ! 僕はもっとラフに付き合対だけだったんだ!』

『ラフって? どういう意味? 浮気でもする気なの?』

『・・・ま、またその話か? もううんざりだよ。』

『“他にいい女でも居るの?”』

『もうやめないか? 僕達、別れるんだから!』

『別れない! 別れたくないわ!』

『・・・ごめん、僕はもう無理だよ!』

『な、なんでよ、なんでいつもこうなるの!』

『・・・す、すまない、』

『・・・・・・』






私は生きてる間に、“あと何人の男性ひとと付き合うのだろう?”

どれだけ付き合っても、“この男性ひとと想える人には出会えない!”

私は付き合った彼にずっと着いていく気でいるのに......。

彼はそうじゃないみたい!

私の想いが重いと言って別れ話を言った。

私がどれだけ! “貴方に尽くしてきたか分かってるの?”

いつも喉までこの言葉が出て来るけど? 結局! 飲み込んでしまう。

この言葉を言ったら? もう一生! その彼とはやり直せないと思って

いるから!





・・・でもいつか?

“ずっと私と一緒に居たいと想ってもらえる男性ひとと出会いたいと

私はこれからも私だけの白馬の王子様を待っている!”


最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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