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僕と彼らの価値観  作者: A.T.
2/8

入学初日

感想がひとつも無い。悲しいなぁ。

まぁでも、初投稿だし当たり前かなぁ。



それでも、ひとつくらい欲しい。

『以上をもちまして令和〇年度の入学式を終了させていただきます。』



入学式も恙無く終わり、

各自自分に割り当てられた教室に向かう。

式典が終わり緊張感が解けたように思えたが、

皆落ち着かないのか、廊下を歩いている間も教室で席に座ってもソワソワしたりキョロキョロしている。そんな中、進堂 亮介は緊張感が無いのか教室に着いた途端机に突っ伏して居眠りを始めている。

他人に興味が無いのか、ただ眠いのか。他の人からしたらどちらとも取れる。

それでも、皆余裕が無いのかクラス内で気付くものはいない。


ガラガラ

「ハァイ、静かにしてぇ。今からこの学校について色々話すからァ。」


教室の前のドアを開けながら、担任っぽい人が何気なく入って来た。でも、見た目は周りに居る女子校生となんら変わりない。

亮介は、その間延びしててもよく通る声に気付いたのかゆっくりと起き上がる。


「えっとぉ、このクラスの担任をする事になった一ノ瀬 心ですぅ。この学校に来てそんな経ってないけどぉ、何かわかんないことあったら言ってねェ。」


間延びした声に合わせて、黒板に女子高生みたいな丸っこい文字で彼女の名前を書いていった。

見た目通りの字体なので、クラスの幾人かが声を殺して笑った。


「そうだっ、忘れるとこだったァ…」

何か思い出したかのように彼女は小声で呟いた。

教室は静かなので丸聞こえである。


「改めてぇ、この度は神坂高校への合格及び入学おめでとぅ。」


普通言い忘れるだろうか。

それでも、その事がおかしかったのか笑い声が少しだけ響いて場が僅かに和んだ。


「それじゃあぁ、これからの生活について説明していくねぇ。ある程度は入学前の体験入学とかで聞いてると思うけどぉ、改めて言うからァ、よく聞いててねぇ。えっとまずぅ、この学校はぁ、……」


十分弱の説明は、前々に聞いていたものとほとんど同じだった。多少説明が早く終わったためか時間までまだ少しある様だ。


「説明はこんなとこしといてぇ、少し時間あるからァ、周りの人との交流時間にしましょうかァ。色んな人と話して下さいねェ。」


クラス内が少し騒がしくなりながらも交流タイムが始まった。

感想をいただけると幸いです。

学生の身なので更新は不定期なのは、ご了承ください。

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