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新・ちんちん小学校
「全員整列！」
ちんちん小学校右曲がり支店では、来たる戦いにむけて厳しい訓練が行われていた。
一糸まとわぬ整列に、練度の高さがちらちらとぎりぎり合法で見える。
「総員傾注！ これより校長先生からのお話がある！」
整列した人々の視線の先には、豪奢なお立ち台とそれにのっているすっとんきょうなマイク。
その横でかつらと一緒に威厳をおうちに忘れてきた教頭が、目を血走らせながらがなり立てた。
「校長！ お願いします！」
その声に応えるかのように、浅黒い肌をした壮年の男性がゆっくりと歩いてきた。
マイクの前に立ち、まるでオペラ歌手を思わせる雰囲気で口を開く。
「هذا قلم. أريد أكل مكتب」
一方その頃、本編主人公の皮余俊介はおしりから空気を吹き込まれて復活した。
