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僕のライフ  作者: まさゑ
僕の崩壊、歩み
43/45

クズばっか

 体育館に全校生徒が集まり、人口密集度が高い。

 ざわざわうるさく二酸化炭素多そうとどうでもいいことを考えていたら先生の叱責から集会が始まった。

 

 「今回起きた事件、私は非常に残念に思います」


 校長先生のお話。

 なんか話長そうだなと思いながらうとうとする。

 

 「皆さんも小耳にはさんでいると思いますが昨日帰宅途中に女子生徒が複数の男子生徒におそわれてしまいました。幸い通りかかった人に助けられ女子生徒は逃げることが出来、男子生徒は自ら先生に言い反省をしている様子でした。ただ私はこのようなことが起こってしまいほんと残念に思います」


 瞼が重たくてそれどころじゃない。

 

 「今回は男子生徒も反省しているようで女子生徒及び親御さんも大事にはしたくないと仰ってました。しかし本当なら警察沙汰ですよ。厚意でそこまでも行きませんでしたが今回の事件を重くとらえ我々教職員は厳しく指導していかないといけません。ですから…」


 そして長くお尻が痛くなるまで話は続いた。

 半分ほど意識は飛んでいたが。

 

 

 2時間目からは通常授業となる。

 名簿順の席で田中は教室の中央部の席で我が苗字が恨めしく思える。

 しかし今ある事で悩んでいた。

 集会の時、女子生徒を助けた人、この件について知っている人は先生に名乗り出てくれと真剣に言っていた。

 女子生徒の事も考えると名乗り出た方がいいだろか。

 

 悶々と頭を悩ませてていたら授業は終ってしまっていた。

 

 決意を決め担任に言うことにした。

 ちょうど周りに誰もいない。

 

 「先生」

 

 「おぉどうした田中」


 ちなみに先生は中年太りしたおじさん先生だ。


 「実はですね、自分昨日の帰り例の事件の現場に直面しまして...」

 

 「はぁお前もか」

 

 遮って言う言葉に引っかかる。

 お前もかとはどういう意味か。

 

 「田中お前のその体でその嘘は無理があるぞ」


 嘘とはなぜに。

 

 「今回襲われた女子生徒は誰か知ってるか」

  

 「いえ知りません」


 「雨季氷、1年生で入学初日から人気が凄いらしい」


 「はぁ」

 

 「集会の後何人もの生徒が自分が助けましたって言ってきてな」


 この学校の生徒はクズしかないのか。

 そんなにして彼女の好意が欲しいのか。

 思えば思うほど反吐が出る。

 今の状況的に自分もそのクズ共の仲間扱いされているだろう。


 「田中、雨季の気持ちを考えたか。傷ついてるのにも関わらずこんな嘘をつく奴らまでいると知ったらな」

 

 説教されました。


 

 げっそりし帰る。

 正直になって自分がバカだと思い知らされた。

 もしこんな体じゃなかったら信じてくれていたのだろうか。

 

 

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