表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
僕のライフ  作者: まさゑ
僕の崩壊、歩み
37/45

抜け落ちたもの

試験とかあって投稿休みました、すんません

 退院しました。

 さらば病院、久しぶりの我が家、我が部屋。

 約1か月の入院となり学校も終業式が終わっている。

 補習のため登校しないといけないが休みだ最高。

 だがしかしこの休み課題がある。

 リハビリで歩けるまでは回復したが学校まで一人で行けるように特訓しないといけない。

 でもひとまず布団に入り寝ました。


 

 次の日から特訓スタートだ。

 杖を支えに一歩ずつ歩いていく。

 少しの距離なら支えなしでもいけるが距離があると支えがいる。

 腰付近の違和感を抱えたまま歩く。

 1か月まで普通に思えた道は今では地獄の道に思えるほど長く負担がかかった。

 所々に休憩を挿み片道は終了。

 

 もう歩きたくない、体が重い。

 腰あたりのコレジャナイ感。

 

 根性を見せ帰ったのは30分後だった。



 夜7時とある場所に来ていた。

 かなり広めのフロアがあり、中には白い道着を着た子供や大人がいる。

 この37話まで一切面影すら出さなかった我がやってる武道がわかります。

 

 「押忍、失礼します」


 久しぶりに来たが今後ここに来ることはほとんどなうなるだろう。

 師範の元に行く。


 「俊介久しぶりだな」


 頬の傷跡、短く切りそろえられた髪、50歳になったにも関わらず道着越しでもわかる鍛えられた肉体。

 氷室塾長自分の通っている道場の師範。

 

 「押忍、実は話がありまして」


 いつもの陰キャ臭漂うたどたどしい話し方とは違いはっきりと言葉を言う。

 真剣な様子を見てひとまず道場の外に出た。

 

 「実は怪我をしてしまいまして、これ以上出来なくやめようと報告に来ました。小さい時からお世話になったますので伝えないとと思いまして」


 一言言うごとに自分の中の何かが抜けていく気がした。

 兄も妹もやらなかった、小さい頃から嫌な時も通いコツコツ努力を重ねて黒まで取ったのに。

 あぁ俺の青春の欠片は無意味なものに成り下がってしまった。

 

 「そうか報告はしっかり受けた。ほんと残念だったな」

 

 残念、人生が嫌になる。


 「でもな今まで学んだことはこれからの人生役に立つ。それになたまには顔を出してくれ、練習に参加できるなしてくれていい。お前の頑張りは見てきた」


 ありきたりな励ましでも心に響いた。

 

 「押忍。ありがとうございます」


 礼をし、握手を交わした。

 

 「空手をやっているということを忘れないようにな」


 塾長は道場に自分は母の迎えの車に乗り帰った。

 一連のやり取りを通し励まされた、正直嬉しい。

 それに比例してこの体が憎くなる。

 歩けるまでには回復するけど運動はできない。

 どうせならすべて諦めさせて欲しかった

  

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ