出会いを
リハビリも兼ね病室からロビーまで往復で歩く。
ゆっくり1歩づつ慎重に足を進める。
時間をかけロビーへと到着した。
ロビーには老人が2人、少年少女が1人づついた。
到着した直後一瞬立ち止まってしまう。
そこのいた少女が可愛く言うなれば天使でした。
一瞬のこと、直ぐに椅子で休んだ。
少年と少女は運命的な出会いでもしたように見えた。
目が不自由そうな少年を支え一緒に座らせ2人で身の上話をしている。
画が映える。
砂糖を何個も食ったくらい甘く、立ち去ろうとするとため息が直ぐ近くから聞こえた。
声の先はこれまた可愛い、いや美しい少女。
長く伸ばされた黒髪、鋭い目付きは凛々しさを際立たせていた。
クーデレキャラでいそう率直にそう思う。
「はぁ、運命的な出会いって本当に有るのかしら」
「あるんじゃね」
思わず小さく声が出て鋭い目付きが射ぬいてくる。
そっぽを向きながら小さく続く。
「起きれば運命だろ。それに病院って弱った人が来るとこでころっと落ちやすいんじゃない」
意味の分からない説明を言い恥ずかしい。
急いで帰ろう、行きよりも気持ちペースを上げるようにした。
「病室どこ」
彼女の正気を疑うような言葉に足も止まる。
ちょっと話しただけで病室とか聞かなくね。
でも久しぶりに会話が出来て嬉しい自分はさっきよりも小さな声出した。
「401号室」
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