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運命
新章スタート。
運命は時の酷だ。
元友達を孤独から救ってやってもなにもない。
無情にも起こることは起こる。
例えばトラックの交通事故に巻き込まれるとと異世界に転移するというべたな展開がある。
実際そんなことは起きない。
聞こえるのは悲鳴、体を打ち付ける衝撃その後襲う激痛だけだ。
寒さも段々と和らいでいく2月の事、道路に出てしまった子供を避けるためにハンドルを切ったトラックは俺を撥ねた。
子供は義理助からない位置だったがすぐ近くにいた少年が飛び込み掠り傷程度で済んだ。
被害者である自分は周りから慰められる存在なはず謝罪をめちゃくちゃ受けないといけない。
だって高校一年生16歳人生これからっていう時期に、一生背負うハンデを貰ったから。
なのにだ、なのに...。




