怒涛の3コンボ
時は来た。
意見交換会当日、一度凡々高校に集まり才才高校へと電車で向かった。
移動中、チャラい奴らがうるさかった。
才才高校に着き、交換会会場は図書室。
凡々高校より広い図書室には約20名ほどの生徒がいた。
眼鏡を掛けた真面目そうな奴、女子ばかりに視線を向ける奴...見覚えがあるのがいた。
太郎の彼女、香奈とかいう女と一緒に居た眼鏡女。
ということはこの才才高校には兄だけじゃなく太郎もいる。
帰りたくなった。
「今日はよろしくお願いします」
我が部の部長が代表してあいさつをして今年の部誌を渡した。
部長の指示のもと意見交換会は始まったのだ。
...で、才才高校の作った部誌を読んでいたら交換会は終わってました。
チャラいのはチャラいのと固まって、部長たち真面目な奴はそれぞれ部誌の良し悪しを言いあって改善点を話し合っていた。
ぼっちさんは自分みたく部誌と時計を見てたら時間が過ぎました。
まぁ部長たちがちゃんとやってればOKだ。
「今日はありがとうございました」
そして自由解散となった。
逃げるように帰ると人が群がって邪魔だった。
遠目から見るにあれはサッカー部だ。
どうしようと立往生している一組の男女が見えた。
太郎とその彼女の香奈だ。
急いで陰に隠れる。
いなくなるのを伺いながら待つ。
「ハァ...」
この高校嫌いだと心の底から思う。
「あの...」
背中から声が掛かりぎくりとする。
後ろには例の眼鏡女がすぐそばいた。
帰ろう。歩き始めるが服を掴まれてしまう。
「明日、前に香奈ちゃんと会ったファミレスに10時でお、お願いします」
眼鏡女は走り去ってしまった。
「は」
残された俺は一瞬思考が固まるが、この高校に居たら危険だと思い、人をかき分け帰った。




