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決まり事
願いを叶える為にはそれ相当の努力をしないと叶えられるものも出来なくなる。
一週間後の部活の時、意見交換会の実施が顧問の口から伝えられた。
永崎先生、文学部顧問は活発的な先生。
前々から先生自身もやりたいと他校の先生と話をしていたと言っていた。
部員の反応はそれぞれだったが「いいね」「楽しそう」「かわいい子いるかな」と好印象だった。
肝心の相手は才才高校、ここからは電車に乗ってかないといけなく少し遠い高校だ。
偏差値も断然凡々高校より高い。
運動が出来る者、頭のいい者が通う高校と大半の者が認識している。
概要の書かれたプリントが配られ来週の土曜日に行われると書かれている。
全てが願っていたものとは反することが決まってしまい気分は最悪だった。
家に帰り、一応母親にプリントを渡しておく。
「あら、秀屋の高校に行くのね」
「あ、うん」
嫌な理由の一つ、兄の高校に行かなけらばならないから。
兄はサッカー部でエースと聞く。
行きたくなかった。
「電車代用意しとくね」
気も知らず母親はあとで秀屋にも言っておくとも。
最悪の気分はさらに沈んでいく。




