心配事
地獄を見た冬休みも終わり、始業式になった。
しかしその場には太郎の姿はない。
朝、ホームルームで先生から家庭の事情で転校してしまったとだけ連絡あり、交友関係が自分以外ほぼほぼないため気に留める者はいなかった。
他のクラスメートにとってただ同じ教室で勉強する奴程度の認識だった太郎。
きっと次の学校でも苦労を強いられる気がする。
ラインも消され碌に太郎のことも知らないから会う事も出来ない出来たとしても会わせてはもらえない。
不甲斐ない元友達としてせめて新しいいい友達ができるように思っている。
始業式の日は火曜日で半日。
そして明日から二日間冬休み課題テストがあるのです。
一日目に国語・地理・公民、二日目に数学・理科・英語があってしかもテストの後は普通に授業があって大変。
「それでは、明日のテスト頑張ってくださいね」
帰りの先生の話、頑張ってくださいね...はい、としか言えない。
普通は課題を真面目に取り組み、尚且つテスト勉強もするのが冬休み理想の勉強スタイルだろう。
おれべんきょうぜんぜんあたまはいってない。
一人で帰る道中は心臓ギュ状態。
冬休みって休みなんだろう、勉強するわけないだろ。
言い訳を考えつつも、今日三教科死ぬ気で覚えればいい平均点いけばいいし。
テストの事を心配する俺、しかしもう一つ太郎がいなくなったことによって会話をする相手がいなくなりコミュ障が悪化するんじゃないかとも心配してました。
ブックマークとかお願い_ _)ペコリ




