地獄を見る
(心の中)
みんな知っているか俺は年に2回地獄を見る。
あるものに追われに追われ続ける数日間。
自業自得だと罵ってくれて構わない。
でも絶対に間に合わせてやる。
「よし」
自室のデスクに向かい内側に溜まった鬱憤を吐き出すよう声を出す。
社会の課題は終った。
次は化学の課題に手を付ける。
夏と冬に見る者は見る地獄、春にも見るかもしれない。
課題地獄。
休みの前半に怠けた者に必然と訪れる。
吹っ切ってやらないという選択肢はない。
「あいつまだ冬の課題やてないぜ」
末路は先生がわざとらしく注意してクラスメートに知れ渡り晒し者にされる。
いけるよ俺、いけるよ俺。
手を動かし脳をフル回転させる。
心臓がギュッと締め付けられる気がする。
今集中力は己の極限を突破し無限の可能性を広げている。
いける。
気を緩めると心臓ギュが襲ってくる。
それでもなお手だけは止まらなかった...
時は経て解放された。
課題地獄は終焉を迎えた。
達成感には程遠い虚しさ。
時刻は既に深夜といわれる時間帯。
冬休みが終わるからだけではない、また始まる学校。
脳裏にはデブい元友達の姿が過ったのだった。
そんな思いと同じくして次の時は課題はコツコツやろうと実現の可能性が微レ存な決意が生まれた。
正月の生活風景を書こうと考えてけど、この俊介は寝る食うゲームするぐらいしかしないのでカットしました。
次回からぼっち三学期を書いてきます。




