宴は異なモノ
『おや、よく来たのう。丁度読み終わった所じゃ。』
『どうしたのじゃ?わらわの噺を請いに来たのであろう。』
『わらわは昔話をするぞ。』
『忘れたい過去を泡沫を。』
『無かったことに出来たなら良かったであろうにな。』
哀しげな瞳は妖しく輝る。
あぁ矢張り貴女が…………。
時に、戦場を闊歩して。
時に、酒池肉林を謳歌して。
時に、村を焼き滅ぼして。
時に、一人の男に名をもらい。
時に、或る城のメイドと成り。
時に、由緒ある家柄の跡取りと成り。
わらわは、全てを夢に還してきた。
わらわは、有象無象全てと縁を斬った。
堕ちたる月とも。千の顔持つ姐とも。一時愛を囁いてきた胡蝶とも。新たに、名をくれた彼奴とも。
わらわが、望まずして何になろうか。
わらわは、独りを愛した。
孤独が好きだったのじゃ。
―――なのに。
胡蝶の軽い気持ちで、総ては崩れた。
まさしく、童謡のような胡蝶であった。
華を取っ替え引っ替えし、邪神の歌を歌い枯らしていく。
ひいては、わらわの悪口まで言いふらしおった。
わらわは、ヒトを信じなくなった、わらわは、遂に独りに成り果てた。
――― 狐火と胡蝶の揺らめきより ―――
しんと静まり返った、真夜中の街並みに一軒だけ、ぼうと明かりが点っていた。
家の中を揺らめく灯り、影になって顔は見えないが女であろう人影。
然し、女と言うには些か背格好が少し幼く見えた。
その影は、今し方読んでいた本をパタンと閉じた。
誰も居ない部屋に、小さな揺らめく灯りだけが照らす家の中で、女…否、少女が語り始めた、絢爛豪華な椅子に腰掛けて。
其れはえらく傲慢な少女でありながら、語るのすら、気怠げな怠惰な女の様でもあった。
― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
悠久の時を過ごし栄華を誇った、彼の怠惰な妖狐様の噺。
妖狐様に名前なぞ、御座いません。
妖狐様は仮名として、華魅、リァン、紅蘭花、を使っていたとか。
彼方此方で男を化かして遊んでいた、メイドに化けて楽しんでいる等は有名な御噺。
男云々は兎も角。
何故、気高い妖狐様が一介のメイド風情に成り下がったのでしょうか。
妖狐様なら、こういうでしょう。
『そんなの、わらわが暇を持て余していたに過ぎぬが故の退屈しのぎに決まっておろう。』
と、胸を張りニンマリ三日月口にして。
理由など、後から後から付けれるものです。そう、幾らでもね。
この世は、面白いと妖狐様は謳いました。
何が面白いというのでしょうか。愚かな愚かな民共がでしょうか。小さな小さな、小箱のような世界がでしょうか。
愉しんでいるのでしょう。総てが、あまりに思い通りになりすぎる世界が、愉快で滑稽すぎるのでしょうね。
そんな中、有象無象を化かし続けて化かし続けて、妖狐様は胡蝶と呼ばれる邪神と出遭いました。
出遭いの経緯を簡単に記しましょうか。
妖狐様は、『はてな』と小首を傾げたので御座います。
何故ならば、妖狐様の結界内にその様な邪神などとほざくモノ、穢れなどが入るなど有り得ない。否、その様な西洋を伝った存在が、永いトキの栄華を誇る妖狐様が受け入れるはずが無いのですから。
然し、何事も例外は憑き物と言えるでしょう。妖狐様も憑き物の一つなのですしね。
ともあれ、邪神は我が物顔で結界内にふんぞり返って居るものでして、妖狐様の怒りに、いえ、人間にとっての災厄、凡そ、5000年以上前に起きた大災厄よりも、大きな怒りに触れてしまったのです。
そして後に、語り継がれる内容に次のように別れたそうで。
ある人はこれを、妖狐様の反逆と。ある人はこれを、妖狐様の祟りだと、書き記したのだそうです。
折角ですから、その自らを胡蝶と名乗る邪神の噺を致しましょうか?
その邪神とは、或る城で出遭いました。
その城の住民は、夜になると活動し始めると言われていました。
この様に、面白い所に行かぬ道理が妖狐様には御座いませんでした。
其れに、元来より怪妖は夜分に活動せしモノ達であると、聞いていますから、妖狐様も内の一人だったのでしょう。
妖狐様は、白夜の城へと向かいました。そう、時系列で言うならば胡蝶と名乗りし邪神は妖狐様よりも先に、彼の城で働いていました。
職種は、神父兼看守。神父であり看守である、その者は名をロクだと名乗っていたように御座います。
西洋において6は、悪魔の数であるから。と、後に神父異邪神は語っていました。
正直妖狐様には、絶無の説明でした。その邪神、妖狐様を見つけるなり分厚い聖書を押し売りしようとしたそうなのです。なんて傍迷惑な、神父なのでしょうか。
妖狐様はもとより神位高き神の遣いだったと、自ら語っていますから尚更に不要且つ不可解だったのでしょう。
こう言ったそうです。
『わらわは、今は訳あってこの妖に成り下がったが、元は稲荷大明神に遣えし狐である。わらわは、根っからの浄土真宗ぞ。』
と。然し、神父は其れにこう反論したそうです。
『浄土真宗と稲荷の遣い?矛盾してますよ。』
鼻で笑い、さも可笑しそうに見下したそうです。さてはて、矛盾点とは何処にあるのでしょうか。妖狐様には、解らなかったそうです。
妖狐様は、事実を述べたまででありますから、当然の理と言えるでしょう。
何はともあれ、妖狐様の手続きは無事完了し白夜の城で正式にメイドになったそうです。後に、妖狐様はメイド長まで成り上がったのだとか。
さて、順を追って話さなければ先の邪神と妖狐様の噺には至らないことでしょうから、順を追って御噺致しましょう。
白夜の城で、メイド業に精を出す妖狐様。白夜の城では、自分は人間と妖狐の半妖だと誤魔化し、ハナミの名前を使っていたのです。
妖狐様のメイド入りから、数日と経ったでしょうか。とある放浪者がやって来ます。
全身黒系統で纏めた様なお堅い格好をしていたのです。唯一の色はその者の瞳のイロでしょうか。その者の瞳の色は紫色だったそうです。
その者、自らを旅の道化であると話しこの城に置かせていただけないかと、白夜の国の長である若き王女様に直談判したのです。
白夜の国を治める長は、若き王女様でした。薄紺色の肩に掛かる長い髪。同じ薄紺色の瞳に、黄色の可憐なドレスを身に纏っていました。
つい先日、王女様お付きのメイドに成った妖狐様ですから、この遣り取りは確かと記憶しているのです。
王女様的には、新たな城の住民が増えたことを喜びに覚えていたのでしょう。律儀に、身分を弁えた道化であると認識したのですから。
妖狐様的には、新たな話し相手、若しくは、駒だと思っていたのかも知れません。
その道化は、その日の内に邪神と仲良くなっていました。
どうやら、道化様は社交性があるようです。妖狐様も、王女様と邪神と話す道化様に気を使われながらも、話しに交わることが出来、無事に打ち解けることが出来たのです。
この件にして、妖狐様は道化様の社交性に救われたと言えるでしょう。
さて置き、白夜の城は個性豊かな住民が住まうようになったので御座います。
可愛く可憐な王女様。通る誰もが見惚れる王子様。明るく朗らかな女執事に、天真爛漫なメイド。闇を好み闇に紛れる神父。深い闇を抱えた道化師。風のように立ち回る詐欺師。
愉快な愉快な白夜の城の住民たち。
あの時あの様なことがなければ、白夜の城は崩壊せずに済んだのかも知れません。
壊れ始めた関係は、何時からだったのでしょうか。わたくしには、遠い昔のこと故霞んだ記憶に御座います。
白夜の城の王女様は、自分の国で起こる大抵のことには目を瞑っていらっしゃいました。
神父の異常な恋愛論も、メイドの異常な倫理観も、物書き道化の書く城の噺も。
然し、道化はかなり顔が広いようでして、城に来る殆どは王女様に挨拶も無し、道化と親しく話すという、無礼者ばかりでした。
王女様の命がなかったので、妖狐様はその無礼者達の首はハネませんでしたが、妖狐様的には面白くありませんでした。
程なくして妖狐様は、長期休みを貰いました。其れは俗に言う、正月休みでした。
休み期間もちょこちょこと、白夜の城には顔を出しておりましたが、どうしてか王女様の姿はなく、神父と道化だけが妖狐様の話し相手になってくれたのです。
王女様は面白くありませんでした。何故なら、王女様のお気に入り上位に入ろうかという道化は王女様の居ないときに来る新人お付きのメイドと親しげに話をするのですから。
妖狐様は其れを眺めておりました。ニンマリ三日月口にして。
妖狐様は、そんな王女様を見飽きたのでしょう。綺麗な紺色に金色の糸にて花の刺繍が施された着物を着てふらふらりと、白夜の城より離れた街を歩いておりました。
すると、なんとまぁ見るからに掃除の行き届いていない薄汚いとも言える無駄に広い洋館を見つけました。
そこはどうやら、旅の道化の拠点の様でした。一、二回程度神父が本性である邪神の姿をとってこの洋館に入り込んだのでしょう、邪悪なる穢れの空気が蔓延していたのです。
あまりの小汚さに、妖狐様はフラリと立ち寄ってしまいました。セッセッと片付けを始めようとした頃、妖狐様は或る者と出逢いました。
その者、自らを月だと騙りました。総てを視守る月であるのだと。然し、当初その月も予定外に妖狐様と出逢ったもので、大変驚いていました。
妖狐様は、コレはしくじったと思ったそうです。妖狐様は暫くの間、月と話していましたが月が帰った後に早々引き上げたそうです。妖狐様は、ヒトに視られるのを嫌うからです。
後日、変化を施してまた来よう、と思いその日は自分の棲まう小さな小さな館に帰っていきました。
明くる日、妖狐様は紅 蘭花と名乗り街娘の格好をしました。このあたりで、着物とはなかなか珍しいのです。
このまま道化の洋館に行こうと思い立ち紅 蘭花と名乗る妖狐様は街中を歩いておりました。
その日は、雨の日で御座いました。街中を歩いている最中ちんまりとした一軒家を見つけました。
そこには胡蝶の姿も御座いました。何でも、憂いの館だそうで。
この館は後に、重要に成ってくるのですよ。
興味も無かったので、妖狐様は駆け足で道化の洋館に向かいましたが。
妖狐様は、未だに憂いの館には行ったことが御座いません。何だか、腹が立つそうです。
程なくして、道化の洋館に着きました。街娘紅 蘭花として妖狐様は片づけを始めたので御座います。
其処に来たのは洋館の主、道化ではなくて…彼の邪神でした。
顔をしかめた妖狐様。然しながら、今は王女御付きメイド妖狐様ではなく一般の街娘に過ぎぬのですから、何も気にすることはないのです。
然し、この邪神空気を読まぬ…否、読めぬ者でして。
『あれ?華魅さんじゃん、こんなとこで何やっているの?』
異な事に、妖狐様の変化はあっさりと散ってしまいました。
此処で一つ、知識を付けましょうか。
この白夜の城が治める、傳時ノ邦には黙秘の規則が在ります。
それは、或いは『姿形』或いは『名前』或いは『性別』が違う人と成って居れば例え知り合いであろうとも、別人として接する事こそが礼儀である、と。
例として、「A」と「D」は共に友人でありましょう。そして「D」は、友人「A」が「A」の友人「C」として生きていることも知っている。
つまりは、「A」=「C」である、と。
そうですね、出先で「D」が友人の「A」と出会います。然し、「A」はこの時「C」の姿形名前性別として過ごしています。
ならば「D」は、友人「A」ではなく、「A」の友人「C」として接さなければ成らないと言うことなのです。
理解できますか?
さておき、傳時ノ邦の黙秘規則を守れない無法者の邪神と見ると、絃似ノ國から流れてきて数週間程度であるか。
妖狐様は絃似ノ國から傳時ノ邦へと往き来するようになって早3000年は経とうとしていましたから、黙秘規則位解ります。
妖狐様はこの黙秘規則を使い名を変え性変え姿変え生き長らえてきたのですから当然の理ですけれど。
まぁ、とあれ邪神は名ほど有名ではないのでしょう。ここらじゃ妖狐様の名も知り得ない方が多いのですから。
そして、その黙認規則に乗っ取るならば妖狐様は今、王女様御付きメイド華魅ではなく街娘紅蘭花なのです。
この事から亀裂は入り始めたとも言えましょう。
妖狐様は仕方なしに、メイド華魅として接する事にしました。
これを眺めるものそれは、一体誰だったのでしょうね。
妖狐様は喰えぬ顔をなされていました。まぁ、邪神は気にしても居なかったでしょう。
それは、世が大晦日に変わる日でした。
妖狐様は、洋館の掃除片づけを諦め邪神を無理やり引き剥がし独り自分の家へ帰りました。
後足を憑けられていると知っていながら。何故ならば、この傳時ノ邦にはもう一つ規則が在ります。
主の居ない館に長く入り浸っては成らない。喩え知り合いであろうとも、其れを破ることは許されません。
妖狐様は、そのため邪神を道化の洋館から自分の和屋敷へ連れてきたのですから。
妖狐様は、その和屋敷でマリーと騙っていました。妖狐様は名を五万と保ち八百万に姿形を変えれるのですから造作も無いことなのでしょうね。
程なくして、邪神は来ました。胡蝶と名乗り。妖狐様は、マリーとして歓迎の意を述べます。
初めて遭う名前なので、別人であると認識せざるを得ませんので当たり前なのですが…。
『え、さっき会ったじゃん。道化君の屋敷で。』
と、これまたあっさり妖狐様の言の葉を悉く無為にしてくれたのです。
あら、あら?
これに対し、妖狐様は戯るしか有りませんでした。
仕方なく、嫌々ながら、不承不承ながら、妖狐様はマリーから来香に替わりました。
邪神が何故胡蝶なのかを理解したからです。故に、来香にせざるを得ませんでした。
無礼者に為らず者に、妖狐様は問います。家の主マリーではなく、別人の来香として、問い掛けます。
『どうやって、此処を視付けたの?此処は結界内に或る館一般民は来れないはずだけど?』
気怠げで高慢に、そして貪婪に。
『馬鹿か、君は。検索したら幾らでも辿れるぞ。』
返ってきたのは、予想内の応え。妖狐様はクスリと内心で笑いました。あまりに予想通り過ぎて。
『では、胡蝶。改めて歓迎するね。吾が館の主であるマリーと一人来香である。』
あくまでも、貪婪に。騙る来香と名乗る妖狐様。
邪神がふわりと気味悪く笑んだ隙も見逃しませんでした。
言葉を交わし重ねていく内に、邪神の勘違いは甚だしくエスカレートしていきます。
対して妖狐様はのらりくらりと核心突く言の葉をひらりひらりと躱していきます。
もう直ぐ日付が変わろうか。そんなときに、彼の邪神は一言。
『僕は君が好きだから、付き合わないか。』
と。言ったそうでして。
― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
キィ。
椅子の軋む音がした。
其れは、絢爛豪華な椅子に腰掛けていた気怠げな女で傲慢な少女の立てた音か。
何故だろう。
急に語るのを辞められてしまった。
理由は直ぐに解ることとなる。
その少女のニンマリした三日月型の口を観れば。
まるで噺に出て来た、妖狐の様な口の歪め方だと、思った。
何故話さないので?
沈黙に耐えれずに、はたまたニンマリした三日月口に堪えれずに。
先に沈黙を破ってしまった。図らずも、心理戦で負けてしまった感が否めない。
少女は答えた。
『書物に或るのはこれまでじゃ。』
変わらずニンマリした口で。外見にそぐわぬ口調で。
貴女なら、その先を知っている筈。だから、私は噺を請いに来た。
『はるばる来たは、歓迎したろう?然しな、うぬは勘違いをして居るぞ。妾は、言うた筈じゃ。昔話をしてやると。』
だから、噺を請いに来たんです!貴女しか、識らない話を書留に!
間髪入れず私は話してしまい、少女の言葉を遮ってしまったのを数秒遅れて後悔することになるのをこの時の私は知らなかった。
『もうよい、うぬよ。下がるが良い。妾の機嫌が更に悪くなる前にな。』
なっ…。
私は、苛立ちを隠せずその場を去った。
空の薄明るさを見るに、もう夜明け間近であった。
帰ったか。
わらわは、昔話をすると言うたのじゃがなぁ。
現在形で、邪神と何や有っているわけではない。
寧ろ、縁は切れたわ。
わらわが切ったのじゃ。不要であるしな。
白チューリップと共に。
スノードロップを渡され。
柘榴を渡され。
水仙まで渡されてな。
紫のクロッカスと枸杞を渡してやったわい。
アヤツは、歯の浮く台詞をペラペラと噺おってな。
今は、憂いの館の主と親しげじゃ。
然らば、情報提供くらいはしてやろうぞ。
困ったならば、此処に来るが良い。
わらわが、応えてしんぜようぞ。
わらわがそう、妖狐様である。
序盤に話した、狐火と胡蝶の揺らめきの童話の妖狐であるしな。
今は、ひっそりと此処に棲んで居る。
噺の結末が知りたいならば、ゆっくりゆっくり飴玉のように解かしていこうぞ。
なぁに。心配はいらぬ。
どれだけ遠くに逃げようとも、過去は憑いてくるのじゃからな。
老婆は引っ込むまでじゃ。
今は、新たにわらわの替わりを創ってだな。
そやつの名を、枸杞と申す。
― ― ― ― 花言葉 ― ― ― ―
胡蝶蘭〔コチョウラン〕 全般「幸福が飛んでくる」「純粋な愛」
├白「清純」
└桃「あなたを愛してます」
夜来香〔イェライシャン〕「高貴な心」
枸杞〔クコ〕「お互いに忘れよう」「誠実」「過去を水に流す」
紫蘭〔シラン〕(紅蘭〔コウラン/ベニラン〕)「楽しい語らい」「あなたを忘れない」「お互い忘れないように」「変わらぬ愛」「薄れゆく愛」「美しい姿」「不吉な予感」
チューリップ 全般「思いやり」「博愛」
├赤「愛の告白」
├黄「望みのない恋」「名声」
├白「失われた愛」
├紫「不滅の愛」
└桃「愛の芽生え」「誠実な愛」
スノードロップ 「希望」「慰め」「あなたの死を望みます」
クロッカス 全般「青春の喜び」「切望」
├黄 「私を信じて」
└紫 「愛の後悔」
水仙 全般「自惚れ」「自己愛」「エゴイズム」「片想い」「気高さ」「自尊心」「我欲」「神秘」
├白「神秘」「尊重」「自己愛」
└黄「私のもとへ帰って」「愛に応えて」「もう一度愛して下さい」「感じやすい心」「気高さ」
柘榴 花「円熟した優雅さ」
└実 「愚かしさ」「結合」