甘き死
1日が過ぎていくのが
こんなに怖かったなんて
当たり前だった日常を
新しい物事が崩していく
でも生きるためには仕方ないと
大人になって知った
でも僕はまだまだ子供だろう
だって他人が嫌いだから
優しさの裏の顔を知ってるから
心が軋んで痛いよ
でもこの痛みは他人には分からない
甘き死を僕に与えて終わらせてよ
でもあやふやなまま時間は過ぎていく
知らない他人が怖くて仕方ない
だってお互い何も知らないから
分かろうとしても分からない
だって過ごした時間が違うから
それなのに何故人間は
協調しようとするのだろう
僕は僕なんだ、誰のモノでもない
知ったふりなんかで近寄らないでよ
嗚呼、何故生きてるのか
僕の生きる意味ってなんだろう
日常から非日常へと変わる今
傷付き傷つけ生きるのかな
そんなことになるならいっそ
甘き死を僕に与えてくれ。