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佐藤こずえは普通じゃない  作者: いとしきみこと
2/4

プロローグ

4月8日―


新学期。


うんざりしてる人もいれば、ワクワクしてる人もいるだろうし、


クラス替えが楽しみな人だっているだろう。


私はどちらかというとワクワクしてる方だと思う。


春休みの間に修理した鞄と新調したローファーと


クリーニングから返ってきたばかりの制服に身を包んでから、


いつものように満員電車に揺られて、この緋色女子学園中等部に通ってくる。


クラス表の確認もほどほどに、さっさと席につこうと階段を上がる。


さっき、私はワクワクしてるといったが、


そんなに大したことはなくて、ただ、去年までのつまらない日常から


抜け出せたらいいなと思っていたのだ。


私は去年までテニス部に入っていて、球拾いばかりしていて、


クラスで特別仲の良い友だちができたわけでもないし、


何か凄いイベントが有ったわけでもないからだ。


こんなのはもうまっぴらだ。


でも私はまだ知らなかった。


つまらない日常から抜け出すどころか、


とんでもない日々を送ることになるとは…





___________________________________

こんにちは、作者のいとしきと申します。

設定、プロローグ…ちょっとくどいというか長いですかね。

この子が普通すぎるだけで、多分これから描かれていくのは日常生活なので、

ご安心ください。(?)

それではどうぞごゆっくり。

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