〜 Mask 〜
もう…
我慢 するなよ…
俺は
心の中で 呟いてた…
仮の姿…
偽る事が
どんなに苦しいか
誰よりも 僕が一番…
知ってる…
心の片隅で
いつも 叫んでた…
僕の心の叫び…
誰にも
気付かれないようにと…
例え…
仮の姿になっても
君は 何も聞かず
僕に 合わせてくれた…
君なりの気遣い…
詮索や束縛を嫌う
僕の性格を
知り尽くしてるからね…
電話口の向こうで
元気に振り舞う
君の声…
痛いくらいに わかるよ…
俺に 心配させまいと
君なりの 気遣いも
時々…辛くなる…
僕の我が儘も
受け止めた君だから
時々…『ごめん…』って
言いたくなる…
会話文字も
離れてるから
余計に 伝わって
辛い…
けど 今は…
仮の姿に 少し…
抵抗する自分と
余韻に浸る自分が居る…
心の葛藤…
偽る事で
心が満足する 自分…
いつまで 持つかな…
自分自身…
まだ 応えが出てこない…
偽る事が
こんなに 苦しいとは
思わなかったよ…
けど
あの場所は
偽りでも
僕の居場所…
本当の俺は
君さえ 理解してくれれば
それでいいや…
叫び続けているうちは
仮面をつけているから…
偽る自分も そう悪くない…
俺自身…
取り戻す為の
心の居場所だから…
気付いたら
気付かない振り…
そっと しといて…
今日も
仮面をつけるから…
僕の心が休まるまで
このまま…
あの場所に
居させてよ…
不器用な
僕の居場所だからさ…