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オルタナ  作者: 童君
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エピローグ 今日のメアテ

 見事に世界復帰を果たし、ある意味それよりも気分の思い学校復帰も何とかやり過ごし、普通の生活を取り戻したころ。普通に学校からの帰り道、オレは捲れているところを発見した。ポスターとか、シールとかじゃなく、風景が少しだけ捲れている。ポスターとかシールみたいに。

 オレは礼儀正しく、それを捲った。

 ペリペリペリと綺麗に山が捲れた。オレから見えている山の見えている部分が捲れた。

 捲れたのはその山だけで、捲れたその四角い何かは、まるでアニメのセル画のようで、その一枚にはその山しかなく、背景のセル画からキャラクターのセル画だけを抜いたような形だ。

 いや、普通は山自体が背景なのだが、今回は山がキャラクターのようにという事で。

 剥がしたそれを持っていてもしょうがないし、山が無いままになっているのもよろしかろうはずが無い。オレは丁寧にそれを張りなおした。もしかしたら多少位置がズレてGPSなどで誤差が発生するかもしれないが、そこは知らんぷりで通せばいいだろう。責任の所在がオレにあることを突き止め、オレに責任を取れと言ってくる奴もいないだろう。

 おそらくこれもオルタナだろう。

 これがオレのオルタナなのか、世界自体のオルタナなのかは知らないが、積極的にはがしてみようとはオレは思わない。

 破綻に向かう世界ってのは何とか受け入れ態勢を取れつつあるオレだが、積極的にこの世界を破綻させようとは思わないからな。

 オレはこの破綻していく世界を気にいってるし、取り立てて文句も無い。

 先日来、ただあってくれるだけで十分だと思えるほどに、今のオレは達観しているのだ。

 世界は破綻していく。

 ただそれは、夢の中や時間移動、異界や狸の死に変わり、あと、変な地蔵もあったな、そんな風に退屈しない物ばかりだ。

「世界は破綻しいく」というのは正しいが言葉が足りなかった。


 世界は面白おかしく破綻していく。


「じゃあ、いいさ」

まずは読んで下さった方、本当にありがとうございます。

今回初めて小説を書いてみて、拙い文章、誤字脱字、など色々あったかと思います。本当に申し訳ありません。

しかし、とりあえずは自分の面白いと思う事は書けたと思います。一旦完結はさせましたが。他にも書きたい事があるので、誰も望んでいなかろうと、是非続きを書きたいと思っています。

その時にまた読んでいただければ幸いです。その時は多少マシな文章をかけるようになっているといいなと自分で思います。本当にありがとうございました。

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