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永遠の果てに  作者:
4/5

第四章 レッツ町探検

後書きの間違った使い方をこれでします

ちょっと本文を伸ばすわけには行かなかった…


ミヨザ姉さんに多分俺がただの子供じゃないってバレた。

いやそりゃあんなにボッコボコにしたらバレかけんのに追い打ちしちゃったしなぁ…

そんな事を考えつつ、俺は馬車に揺られる。

そう、今日は父親が納めてる国の街を見学するのだ。


「どうだアリデラ。これがお前が今まで過ごしてきたアルディージャの街だぞー」


…城下町の人も見てんだからせめて国王らしくしなよ。

だけど、城の外に出るのはこれが初めてだ。

いや一応二回目なんだけどね。最初は一人で転送魔法陣使ってちょこっと行っただけなんだけど…

どうやら転送魔法での他国による誘拐を警戒してか転送魔法陣使って外出ると城中でアラームがなるんよ。

逆も同じだから、合計二回鳴らしてる訳で…

親が凄い形相で犯人探しまくってる中、タンスの中に転送して隠れてた俺を見つけて驚いていた。

結局親は「誘拐しようとした奴は我が国の防衛能力に驚いて子供だけ置いて逃げた!その結果警報が二回なった!!」って勘違いしてくれてバレてないけど。

…まぁミヨザ姉さんには正体バレた後に


「今思うとあの時の警報誤作動でしょ。貴方が知らずに転移して鳴らしたから」


って感ずいていた。

と、ゆうわけで街中の探索はちょっと楽しみにしていた。

だけど…


「お父様、アリデラだけじゃなくて私達も居るんですけど」

「…(無言で頷く)」

「いくらなんでも甘やかしすぎじゃない?」


姉から反感買うからちょっとマジで降ろしてくれ腕から。


——————————————————————————


最終的にミヨザ姉さんの「お父様の腕の中だけじゃアリデラも楽しめないでしょ」の一言でようやく離れられた。

そしてようやく、俺は城以外の地面を踏んだ。

と同時に何故かミヨザ姉さんに持たれた。


「一人じゃ何処にも行けないから私と一緒に行こうか」


すんごい邪悪な笑み浮かべてやがるコイツ!!

俺からの今すぐ降ろせという強い視線に気づいたのかミヨザ姉さんは父親から少し離れ一言。


「あんたとしては一人で動きたいだろうけどダメ。一応正体知ってるあたしが付いていく事は我慢しなさいよ」


ある意味で正論だが一番信用できねぇ。

だけど、幼児の姿と家族が他にも居るのでスキル使えないこの状況でミヨザ姉さんの力に叶うわけもなく抱っこされた街中に連れていかれる。

ある程度の護衛は付いて来てるけどね。

この世界の父親、偶に放任主義だからなぁ…

そんな事を考えつつ、俺は街中を歩く。


《条件を達成しました。スキル「思考補助」による一定量の創造によりスキル「並列意思」に存在が誕生しました》


え?


(いや確かにちょっと色々考えてたけどさ、スキル獲得じゃなくてスキルに存在が誕生したってどうゆう事だ?)

『ごめん俺も分からん』


「ぴゃ!?」

「わっ!?どうしたのアリデラ?」


(どうゆう事!?え、なんで、なんか()()!?俺の中に!)

『こっちが聞きたいわ!!何がどうなってこうなってるんだよ!!』

(え、ちょっと待って鑑定鑑定…うーわマジか「並列意思」が「並列意思+1」になってるけど!てか原因こいつだろ!)

『普通にしても意味ないでしょ二重鑑定しなよ』

二重鑑定結果…


スキル「並列意思+1」

自身の意思を増やす事が可能なスキル。様々な事を考える事でスキル能力が上がり、より意思を増加させる。スキル「思考補助」を用いる事でより能力の上がりを早くする。


(…これってつまり自分自身が身体の中で分身したって事じゃ?)

『ありえる。つーかありえてくれなきゃこの状態をどう説明するんだよ』

(それはそうだな)


突如として増えた自分自身の分身。

意思のみであるが意外といると安心するような感じがする。

まぁそれは良いとして。


(なぁ分身一号。気づいてるか)

『分身一号て。まあ自分の名前で呼び合うよりは良いか。それと気づいて無いわけないだろ』


先ほどから護衛ではない何かが後を付いて来ている。


(三人かな…それも少し離れて移動してやがる)

『ランダムトラップとかしてみるか?』

(そうだけど同じのを同時発動はきついんだよ。前やろうとしたけど息してるはずなのにしてないように感じちゃうほどだ)

『でもせめて二人撃退しないとまずいぞ。どいつも強すぎる。護衛だけだと一人が限界だ』


そっかぁ…ん?ちょっと待てよ。

なんで俺今なんの変化もないの?


(なぁ分身一号…お前まさか鑑定出来てんの?)

『え?あぁまあ出来てるぞ。と言ってもさっきまで全く出来なかったが』

(もしかしなくても俺が空間探知使った後か?)

『なんで分かったんだ!?』


いやこれもしかしたら相当悪用出来るくね?並列意思って。

でも今の状況を解決するにはせめてもう一人…


《条件を達成しました。スキル「思考補助」による一定量の創造によりスキル「並列意思」に存在が誕生しました》


(あ)

『あ』

[ふーん…大体把握した。取り合えず分身二号とでも呼んでくれ]

『記憶共有してるとはいえ納得速度早くね…?』

(いや逆だ。ありがたい。今から少し作戦会議するぞ)




俺は手短に分身に内容、方法を含め作戦を伝えた。


『…マジで?いけんの?』

(さっき意図せず行けたからな。援護よろしくな)

[まぁやらないで攻撃を受けるよりは良いよね]


作戦開始、と言っても内容と行動はシンプルだ。

まず、本体である俺が空間探知を発動。常に尾行している三人の人物の場所が共有される。

そして素早く分身達が()()を始める。

それを狙った位置で発動する。


「んぎゃ!?」

「なん…ぐわ!?」


路地からランダムトラップによるタライ落としとトラバサミを食らった二名の悲鳴を聞き、護衛が反応し行動に移す。

先ほどから姿を出さなかった何かを捕獲する為に。

いやまさか並列意思ってこれ全部同じじゃなくて個々の意思になってるのか。

おかげで複数の魔法を同時発動出来た。


「貴方…今度は何やらかしたの?」


あやっべそういやコイツ居たんだ!くっそ緊急逃走開始!!


なおあっさり捕まった。父親に。

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