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用語説明辞典

今までに説明した用語をまとめてあります。



用語辞典Ⅰ:登場順


古代編 Ⅰ:神前(カムイ=キリサム)比武(コラムヌカラ)の章


・カリ・ラマトゥ カリ・モシリ カムイ・ユーカラ

 この物語の名前です。:回る+たましい+回る+世界+神の+叙事詩

 →「廻る魂と巡る世界の神的叙事詩」としました。

 表題の通り、カムイもしくは準ずるモノ達が物語を織り成していきます。

 そして様々な処へと廻ります…!

シ=パセ=ア(大いな)ンペ=ソネプ|《る真理》:本当の+偉大な+本当、真実+真実より。

・カムイ 神威        :神 熊 敬うべき対象者・物 和語の神と同義。

緋徒(フィト)            :古語。神と同等の人に対する敬称。カムイの類義語より。

 ※発音も本来の古語が「フィト」の為、合わせて変更(25’6/24)

・イノミ           :祈り、祭、お祭りする

・カムイ=キリサム=コラムヌカラ:神の+前+度胸を試す→「神前比武」としました。

・イレンカ          :ヲモヒ:思い、想いです。

・ススウシ          :(sus=usi)入浴する+~する所…湯浴み場 です。

・ウェンペ          :直訳は悪人、貧乏人。本文では下記の意味を加えて使用。

・ウェンペサニ        :→悪いものの血統の意味。

・ススホスキ         :入浴する+~に酔う→「湯あたり」。


・コラムヌカラ=ミンタラ   :度胸を試す+~を行う場→「比武台」としました。

・カムイノミ         :神+祈り、祭→「神への豊穣奉納祭」としました。


・ミノカタ=クル       :衣服を着る+彫刻の像+ほる+者

→「衣纏いし彫像師」としました。(2024/12/7追記&2025/6/13改変)

※「宗像」の由来が「身の形」にある所から…音と意味の近いこの語を比定しましたm(__)m

・ラム=エトク=モノ=カタ=ルーガル:勇猛さ+静かに座る+上に+王(これはシュメール語です)

→「勇猛さの上に禅定抱き坐す王」としました。

・サンガ:審神者、神殿最高神官=コトシロヌシ。女性ならパセ=トゥスクル(偉大な巫女)

※サンガ、シャングーは濁点があるのでおわかりかもですが、

アイヌ語ではなくシュメール語です。

※タカヒコはサンガでもありミノカタ=クルでもあります♪


・トゥム=氣力        :物理的な力

・ヌプル=霊力        :精神的な力

・ラムハプル~        :~を惜しまず人に与える(=優しいの意味もあります)

ラムハプル=ヌプル(付与霊呪)     :ラムハプル+霊力→「付与霊呪」としました。

ラムハプル=トゥム(付与生氣呪)     :同上+氣力→「付与生氣呪」としました。

・コタン=コロ=クル     :村長(コタン(村)を持つモノ)

・モシリ=コロ=クル     :国王(モシリ持つモノ)の意味にしました。(ルーガル())も使用。

・オ・ウ=ナ=ムチ      :オ・ウ=ナ:意宇国、ムチ:貴人(古代において、ラ・マ・ヤ・ナはすべてクニを表す説を踏襲しています。と言う事はこれも称号名と言えます…)

※つめて「オウナムチ」と表記しますm(__)m(25’6/13)

・ポ=トゥスクル       :幼き巫女…童子巫女

・エパタイ          :本来の意味は、愚か者、バカヤロウとかなり辛辣なのですが…和人が聞きますと何やら可愛らしい響きに聞こえますので…「おバカ♪」という意味にさせていただいておりますm(__)m

・ワッカナイ         :水の流れる沢、筋=川

・ルイ            :激しい 強い(強調→ウェンルイ:ひどく~)

・ウェンルイ         :ひどく激しい →「苛烈なる」(意訳)

・トコロカムイ        :龍 沼の主

・ラム=エトク(≒ラメトコ) :勇猛な、勇者


・境涯            :元々は身上、境遇を指します。仏教用語では心の段階、レベルを指します。この世界では、境涯に差がある場合、通常の方法では攻撃が届きすらしません。


・メル=ストゥ=マゥエ    :光る+根、大元の+威力→「輝く根源のチカラ」=「光子乃力」

心の境涯が神威(カムイ)に至らぬ前に氣力(トゥム)霊力(ヌプル)融合発動(ウカムレ=エトゥッカ)させた場合。

カムイが行う→「神威之力」…「カムイ=マェ(マゥエ)」となります。


・オピッタ=コトゥイエ=

クㇳコロ=カムイ=イペオプ  :全て+自分の意思を通す+断崖の神+槍

→「全貫地龍槍」としました。

・ティティ          :乳房部、おっぱい シュメール語(ti-ti)です。日本語の古語の「ちち」、アイヌ語の「トット」と似ていますね♪ 

参考:「おっぱい」の使用は幕末頃からです。

※時代は違いますが響きが可愛らしいのでミチヒメ達にはこれでふりがな致します♪


・シ=サンガ=コロ=クル   :とても、偉大な+神官+のモノ、人

→「特ニ浄キ(とくにきよき)神威誘梛(かむいいざなぎ)」としました。

現在で言う神職の浄階の方…神社本庁統理、神宮の「大宮司」です。

女性のトゥスクル(巫女)に対するものとして創りました。

…我々の言葉で言う処の「コトシロヌシ」に該当します。

「コトシロヌシ」はどうやら巫女職の男性版を指す称号だったという説がありまして…

それを踏襲しております。

神事を司り神がかりにて神託を受け皆に王に伝える…そんな存在の長がタカヒコです。

…これだけでもご存じの方には誰を示しているかお察しかと思います。

歴史や神話上のそのままの名称で出てくるモノも多くいます。

そこで筆者がどのような解釈の元に物語を紡いでいるか…

楽しんでいただければと思いますm(__)m


・倭             :「ワ」と読みます。諸説あり、

蔑称との説もありますが、字の構造の通り…「人に委ねる」

…当時の大国が各地方の統治をそこそこのモシリ=コロクル(王)に委ねていた史実を鑑みて

この様に解釈して使用しています。


・ルーガル・グゥ       :シュメール語。直訳は「わたしの王」。転じてモシリの代表と言えるムカツヒメに言わせることにより「我々の王」と意訳しました。

イノミミンタラ(祭りの舞台)       :祭り+庭、広場 より。

カムイ・リムセ(破邪顕正神来舞踊)        :神の+踊り→「破邪顕正神来舞踊」と創作。

カムイ・タㇷ゚カㇻ(厄除災神来舞)      :神の+踏舞(足拍子に合わせて踊る舞)より。

ウニウェンテ(退魔呪法行進)        :(悪神に対し)皆で威嚇の踊りをする より。

ホ=リピ(破魔神反呪)          :魔を除き神を振り向かせる(まじな)いの動作 より。

タム=エ=ホリピ(除災神来武):刀を持ち行う魔除けの踊り→「除災神来武」としました。

トゥムコロクル(闘士):力が強い+モノ→「闘士」としました。

・ラムハプル=ヌプル     :惜しまずすべてを与えます+霊力→「巫与霊呪」と創作。

・ラムハプル=トゥム     :同上+氣力→「巫与氣勢呪」と創作。

※二つとも同音のモノと段階が違い、外なるチカラを強力に集め行使するモノです。


セレマク=アカム(守護封環)      :背後にあるもの、守護神+輪状狩猟道具 より。

カムイホサリ(神威も振り向きし)タㇷ゚カㇻ(魅惑の舞)    :神の+振り向く+踏舞 より。

・エラムルスイ(エラマスィ) :~を好む、~が好きだ、欲しい(静内、石狩)

ラムハプル(愛情)エラムルスイ(開放呪)     :惜しまずすべて与えます+~が好きだ、欲しい→「愛情開放呪」と意訳。

・エラマス            :~を面白く思う、~を気に入る、~が好きだ

・ポンメノコ           :小さい+女の子 より。

オチャコ(好色)ッ=タイ()ペウタラ(ガキ)    :強盗暮らし、(隠語で)好色である、助平だ+(悪口)~ガキども より。

・トコロカムイ          :沼の主(龍や大魚など) より。

ラムハプル=モシリ(自然の)=コロ=クル(盟主) :惜しまずすべて与えます+世界、大地+長 より。

シ=ラムハプル=(自然の)モシリ=コロ=クル(盟主の王):自然の盟主に偉大な、本当のの意味の「シ」が接頭させ、~の王の意に。

(参考:ラムハプル=イネ・シ・ルーガル自然盟主四大王)

ウサライエ=ラマトゥ(別御魂)      :分ける、別々にする+たましい→「別御魂」としました。

・ヌプルケゥエ          :霊力+身体→「霊体」「精神の身体」としました。

ロクンテゥ(帆掛け舟)           :そのままです。ただ、ヤチホコ達のモノは、トゥム如何によって速度が変わり宙にさえ浮く特殊なモノ…カムイホッパイコロ(神威之遺産)です♪

上伽耶ウガヤ             :過去に実在したモシリ。半島の南端に下伽耶アラカヤと共に存在。物語内では、下伽耶はオロチ族を扇動したラーヴァナに滅ぼされる。

ともに昔朝鮮半島に存在した国です。一番日本よりです。加羅とも。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%BD%E8%80%B6

興味があればココなどを参照にどうぞですm(__)m



古代編 Ⅱ:神聖城国(パセ=コル=モシリ)の章


・アリキキノ         :精一杯

・ユピウ           :力を入れる=注入(意訳)

・ニサプ           :急に、突然に

・シカリ           :旋回する

・トゥケチャロマプ      :両刃の剣

・イネ            :四つの

・キムンペ          :(山の)獣、野獣

・ケゥエ           :からだ

・チ=コトゥイエ       :私の意思を透す=「発勁」としました。

・ケゥエ=チ=コトゥイエ   :身体に私の意思を透す=「通氣発勁」としました。

・ウェン           :悪い…より

・ウェントゥム        :悪い+氣力=魔の氣力…「魔闘氣」としました。

・カムイ           :神

・カミヤシ          :化け物、魔物(参考:イウェンテㇷ゚()

・アスケ=ウク        :手を取る

・アリキッパ         :精一杯(複数形)

・カムイ=カミヤシ=アスケウク

=アリキキパ         :神と魔が手を取り共に全力を発揮

→「神魔並行励起」としました。

・イラムモッカ        :冗談を言う

・イイヨマプカ        :かっわいい~♪、めんこい~♪

・アチャ、アチャポ      :親族の叔父とどちらも書いてありますが…どちらが間違いかわからないのでアチャは父、で使われたことを目にしたことがあるのでこうしました。

・ルーガル          :王…これはシュメール語です。

・ヤレパチプ         :陸+大きな舟、交易船→「大型万能船」と意訳。

・パセ=コル=モシリ     :偉大な、尊い+城(朝鮮の古語)+クニ

→「神聖城国」としました。(元々この意味を国名にして建国されていました)

・ペケレ=ロルンペ      :澄む、清い+戦争、攻撃、悲しみの儀式

→「聖なる戦」としました。戦争に聖も悪も無く須らく良くないと僕は思います

ですので主人公たちは戦ではなく、尋常な果し合い、試し合いをしていきます。

・ウタラ           :同族の人々、村人たち、より「一般民」の意で。

・ポロ=モシリ        :大きな+クニ→「大国・漢」としました。





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