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憧れの彼女  作者: 「」
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遠雷

待ちにまった旅行まであと一週間を切っていた。

智明とも色々相談し2泊3日の沖縄旅行に決めた。

一ヶ月前には彼女たちに伝えている。

藤井さんはともかく冬乃は働いているために早めに伝えていたのが、割りと融通がきくらしく『たのしみにしてるね』と二つ返事でOKをもらえた。

仕事といえば俺と智明が働いている喫茶店。こちらもすんなりと許可が降りた。

まぁ旅行前後は怒涛のバイト期間が始まるのが確定しているだが。今も絶賛アルバイト中である。

夏休み期間なので学生が多く、満席とはいかずともそれなりに客で埋まっていた。

初めはフロアとキッチン両方をこなしていたのだが、智明がきたことで俺は完全にキッチン担当に。


午後の休憩中、自分で作った賄い食べながら携帯で『旅行 必需品』と調べてみたがいくつか買い足すだけで十分なようだ。

夏の沖縄っていうことで海水浴も考えてみたが、初の沖縄で行きたいところが多いので今回は見送った。ただ予約したホテルは大学生にしてお高め、海に隣接しているプールや室内にもある。

水着も準備しなければならない。

男の俺としては大した買い物でもないので、アルバイトの終わりにでも買いに行くことにした。

冬乃はその日のお楽しみと称して藤井さんと出かける予定らしい。



「さぁて、残りも頑張りますかね」



旅行も大事だが、今日も大事。

今日の夕飯と明日の朝食を考えながらエプロンをつけ直して休憩室を出た。

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