限界間際
なろうでオススメのロボット小説を教えて欲しい
「まだだ! ボードフィールドミサイル!」
「蜂ノ巣二ナレ!」
肩の上側が開き、そこから無数のミサイルが発射される。
ミサイルはそれぞれ真っすぐや大きく回り込むよう、はたまたグチャグチャと予想のできない様々な軌道を描きながらメルフェスに直撃する。
ヴァレッドの放ったミサイルは通常の物とは異なり、直撃するとまず外皮に取りつく。そして、先端から火薬の入った杭を打ち込み、内部で爆発するのが見えた。
いくつもの爆発が起き、メルフェスは煙に包まれる。そして、煙の下から落下すると、砂埃が舞い上がり、大きな地響きを起こる。
「倒したの?」
墜落したメルフェスを見て、高嶺は勝利した思ったようだ。
「いや、まだだ!」
「マダ、生体反応ガ残ッテイル!」
俺は人間らしい直観で。ヴァレッドはAIらしい分析でメルフェスの生存を確信する。
あの程度でやられるとは思えない。
次の攻撃に備えようと息を整え、気を引き締める。
だが、メルフェスは一向に攻めてこない。
「何ダ? 反応ガ消エタ!?」
それどころか消えていた。
砂埃が晴れるといるはずのメルフェスがいなかった。
エクスヴァレッドは慌てたように周囲を見回す。
俺はパネルを操作し、レーダーを表示する。確かにメルフェスどころかあらゆる生物の生体反応はできない。
まさか、本当に消えたのか?
何か、違う。違う気がする。嫌な胸騒ぎがする。
「ドコニ……消エタ!?」
「落ち着け。焦ったら負ける」
体が僅かに震える。いつ、どこからメルフェスの攻撃を受けることになるか怖いからか。
……違う。俺が震えているんじゃない。大地そのものが震えている!
「ヴァレッド! 下だ! 地中から来る!」
「ソウカ!」
エクスヴァレッドは高く跳ぶ。
その瞬間、地中から大きく口を開けたメルフェスがもぐらたたきの飛び出てくる。。
「エクスキャノン!」
エクスヴァレッドは膝から赤い銃を取り出すと。メルフェスの口に五発の銃弾を撃ち込む。
メルフェスの口から血液らしき鋼色の液体が噴き出る。
「ガギャアァァァァ!」
常識の通じる生物であればどんな固い皮膚を持とうが内臓や体内に関してはどうしても柔らかくなってしまう。
その弱点を付き、メルフェスは致命傷を負った。
「次は……」
続け様に攻撃を繰り出そうとしたその時だ。
コックピットが赤く染まり、耳障りなアラーム音が鳴り響く。
パネルには出力低下を知らせる『Caution』の文字が映し出されていた。




