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南の王【1】

 「大事な話がある」


 セレス様とのプチデートから10日。ドサ回りを終えた俺にお豚さんが話しかけてきた。何やら深刻そうな表情。珍しい事もあるものだと了承した。


 ヒルデさんへ報告後、お豚さんの部屋を訪れた。


 「おお、来たか。適当に座ってくれ」


 司令ポーズで固まっていたお豚さんが顔を上げる。予想通りと言うかなんというか、部屋は整理整頓されている。オークの自室とは思えない。こびりついた白い液体やクシャクシャになった布は見当たらない。


 どこから調達したのか、割と上等なソファに腰を下ろす。


 「話とは?」


 「む。早速だな。いや、大したことではないのだが…」


 「なら帰るぞ」


 「いや、いや!貴様には、という意味だ。我にとっては重大よ」


 なんだろうか。想像もつかない。


 「えー、そうだな。貴様には特に言いづらいのだが、伝えねばならんだろう」


 「なによ」


 結構焦らすな。


 嫌な汗が出てきたぞ。


 「あー、その、なんだ」


 「なに」


 「えー、あれだ、あれ」


 「どうしたよ」


 「すまん、イケダ」


 え?


 「なに――」


 「結婚しようと思っている」


 「え?」

 

 お豚さんの顔を凝視する。いつものブサ面だ。若干汗をかいているが、嘘をついているようには見えない。そもそも俺をだますメリットがない。


 え、じゃあ本当ってこと?


 「ジークさん?」


 「なんだ」


 「うそ?」


 「本当だ」


 そんな。


 思わず頭を抱える。これは何の冗談だ。この豚が?


 そもそも順番がおかしいだろう。まずは気になる女が出来た、次に付き合うことになった、最後に結婚しようと思う、だろう。最初からクライマックスてどういうことよ。


 「相手は?」


 「サラさん」


 「………」


 だれ?


 「えーと…」


 「ラミア族の女性だ。勉強会で話すうちに親しくなってな。こんな男のどこを好きになったのか分からぬが、つい先日告白されたよ。非常に悩んだがこんな機会は2度と訪れぬかもしれん。承諾した」


 「はぁ」


 ラミア族の女とな。脳裏に思い浮かんだのは青空教室終了後にお豚さんの周りに集う生徒たち。確かその中にラミア族がいた気がする。


 漫画やゲームで顕著な下半身が蛇、上半身が女体の魔物だ。魔物にしては、というか人間族の女性と比べても遜色ない美しさだったと記憶している。


 そんな女性とお豚さんが結婚だと?俺は夢でも見ているのか。


 「それは、お、おめでとう」


 「うむ………」


 なんとか祝福の言葉を捻りだす。


 しかしお豚さんは浮かない顔だ。まさか結婚が嫌なのだろうか。マリッジブルーとか。


 「どうした」


 「うむ。実はもう1つ伝えねばならない事がある」


 なんだよ。これ以上の事があると言うのか。


 いや、そんなはずはない。結婚以上の報告は訃報だけだ。軽く深呼吸をした後、さぁ来いと伝える。


 「実は………結婚しようと思っている」


 「それさっき聞いたけど」


 「相手は、カミーラさんだ」


 「…………」


 だれ?


 「えーと…」


 「ハーピー族の女性だ。勉強会で話すうちに親しくなってな。こんな男のどこを好きなったのか分からぬが、つい先日告白されたよ。非常に悩んだがこんな機会は2度と訪れぬかもしれん。承諾した」


 早速2度目が訪れているんですけど。 


 「つまり、2匹同時に結婚するということ?」


 「うむ。他国では重婚を認められない例もあるが、ダリヤは関係ない。法律的には問題ないはずだ」


 「いや…」


 そもそも魔物同士の結婚に法が適用されるのか疑わしい所であるが、その疑問はひとまず置いておいて。


 童貞がいきなりハーレム形成するとかどこのエロ漫画だよ。もしくはシーンの9割がセクロスのエロゲ。シナリオなんてあったもんじゃない。


 ハーピー族もお豚さんを囲う会のメンバーだったはず。ラミア族と同様に人間に近しい容姿をしている。率直に言って可愛い。


 これがコボルト族やキャタピラー族なら羨望することもなかった。あいつらは性別問わずザ・魔物だ。人類の要素はほぼ含まれていない。


 「……………」


 いや、待てよ。ここではたと気づく。


 「はっきりさせよう、ジーク君」


 「なにをだ」


 「結婚相手は、何匹だ?」


 そう、1匹、2匹ときてここで収まるはずがない。何故ならお豚さんを慕う魔物娘は他にもいたから。半分は優しさで出来ている彼が1と2の絶対境界線を越えてなお求婚相手を無下に扱うはずがない。


 「むぅ……これだ」


 右手を広げた。親指だけが折られている。


 「1匹?」


 そんなはずはない。


 「4だ」


 「よん」


 ああ。


 あかん。


 「……すまん。こういう時、どういう顔をすればいいか分からない」


 「笑えばいいと思うぞ」


 笑ってなどいられるか。


 この違いはなんだ。片や美女に囲まれながら何の進展もない童貞小僧。片や醜悪面ながら魔物娘のハートをガッチリキャッチ。差は歴然だ。


 「嘘じゃなくて?」


 「何がだ」


 「今までの話全て」


 「本当だ。紛れもなくな。後で彼女たちを紹介しよう」


 4という数字にお豚さんも思う所があるのだろう。後頭部を撫でながら苦笑いを浮かべている。


 「人間族の女性が好きと言ってなかったか?」


 「過去に恋をした女性がニンゲンだっただけだ。種族で区別はしない。そもそもあれ程見目麗しい女性陣に求婚されて断る男がいるだろうか。貴様はどうだ?」


 「分からん。いずれにしろ断言はできない」


 魔物姦を考えたのも1度や2度ではない。ただし、心の準備が出来たとしてどこの魔物が相手をして下さるだろうか。当てはない。フラグはもちろん0本。知人と呼べる存在さえいない。


 結局は人間相手と同じように仲良くなるところから始めなければいけない。それが下手くそだから未だ童を貫きし者というのに。


 難しすぎる。


 「ということで我はこの家を出て空き家に住もうと思う。異論ないな?」


 「あ、なるほど。そういうことになるのね。ちなみにだけど、全員で住む系?」


 「うむ。我含めて5名だ。初めは全員に断られると思っていたが、どの種族も多妻に寛容でな、皆で住むことにあっさり頷いてくれたよ」


 動物の中には強い者がハーレムを形成する種類がいるそうだ。魔物も同様だろう。


 「そうか。寂しくなるな」


 「借りる家はすぐ傍だ。会おうと思えばすぐ会える。それに仕事で顔を合わすことに変わりない。今までと同じだ」


 「まぁ、そうかもしれないが」


 「そもそも結婚のことが無くとも領主邸を出ようと思っていた。なにせあまりにもアウェー感が強いのでな。控えめに言って邪魔ものだった」


 「はい?」


 この豚は何を言っている。誰がお豚さんを敵視していたというのだ。セレス様もフランチェスカもヒルデさんも優しくしてくれただろう。


 「………………」

 

 優しくはされていなかったかもしれないが。少なくとも無視はなかった。話は聞いていた。少々邪険な扱いだった可能性はあるけれども。少々だ。


 「男、おれ1人になるんだけど」


 「良かったな。ハーレムではないか」


 「それ本気で言ってる?」


 「…………5%くらいは」


 思ったより高いな。


 嫌われてはいないと思う。だが好かれているかと言われたら難しい。特にヒルデさん。初期セレス様を彷彿とさせる感情の読めなさだ。俺の事をどう思っているか全く分からない。


 フランチェスカなら知っているだろうか。後で聞いてみよ。


 「ちなみにだけど、アレはもう終わった?」


 2人しかいないのでこそあど言葉を使う必要はない。ただ今は直接的な表現を控えたい。そんな気分。


 「今日だ。初夜というやつだな。5人全員で行う」


 「え」


 こいつ本気か。


 初めてが5Pとか狂ってるだろ。らんこう都市の名に恥じぬ行動だわ。


 もはや運が良いだけでは片づけられない事態が発生していると思うのは気のせい?


 「あー、そうか。頑張れ。経験者のリードには逆らうなよ」


 「うむ。そうしたいところだが、我以外も全員未経験らしい」


 「……………………」


 魔物たちの方が貞操観念強いのね。




 ☆☆



 

 「魔王様!魔王様!池田ですぞ」


 転移魔法で魔王宮殿の最上階へ飛び、勢いそのまま扉を開ける。


 「貴様……」


 ソファに座りティータイムを楽しんでいたご様子。しかしその顔には若干の怒りが浮かんでいる。2人の間では公然の事実になったとはいえ、魔王呼ばわりが気に障ったようだ。


 いつものように愛想笑いを浮かべる。


 へへ、へへへ。


 「魔王ではない。"元"魔王だ。間違えるでない」


 いやそっちかい。


 「それと今度からはノックをしろ。よいな」


 「ははぁ~」


 お代官様よろしく頭を下げる。逆らわぬが吉よ。


 「で、何の用かの?」


 話は聞いてくれるようだ。


 それでこそフランチェスカ。トツした甲斐があった。


 「実はですね。私の知り合いが近々結婚することになりまして」


 「ああ。あの豚男か。たしか5、6の魔物を虜にしたようだの。カカカカカ、先を越されたな」


 さすがフラン様。既にご存知のようだ。


 しかし聞いていた数字と違う。少々気になるところだが一先ず話を進める。


 「ええ、そうです。もちろんのことですが、夫婦となるからには男女の営みが発生します。ですが彼は未経験でして、相手方も全員初めてだそうです。そこで経験豊富なフランチェスカさんに男と女の交わりをご教授願えないかと参った次第です」


 お節介かと思った。余計なお世話だと一度は足を止めた。だが親友として、そして同じ童の者として何か出来ることはないかと考えた。


 前世のようにセクロス雑誌やセクロス動画が氾濫しているわけではない。経験者が導くもしくは口伝が一般的だろう。


 そこでフランチェスカにセクロス指南をお願いしたというわけだ。お豚さんの脱童貞が成功するように。


 果たして彼女の答えは。


 「知らん」


 「え?」


 知らない?どういう返答?


 無理でもない。駄目でもない。知らんて。豚の交尾なんぞ知らんということだろうか。


 それとも。


 「……………」


 いやまさかね。


 でも一応聞いとくか。


 「あの~、付かぬことをお聞きしますが、いえ大変失礼だとは思いますがその、そういう系のアレはそういう感じでアレですか?」


 遠回しに尋ねようとして結局何が言いたいのか分からなくなってしまった。テンパり過ぎである。


 もう1度、今度は具体的に質問しようと思ったところでフラン様が先に口を開いた。


 「ふむ。少々理解に苦しむが所謂男女の――――――――む」


 突然、フランチェスカが虚空を見上げた。


 俺も同じ方向を見つめる。天井だ。それ以外には何もない。


 ニヤッと笑いを見せた後スタスタと壁側に歩き出し、テラスへ続く巨大窓を開け放った。


 「フランチェスカさん?」


 「来い」


 素直に従う。窓を通り抜けテラスに出る。


 そして目前に広がるはフィモーシスの街並み。魔王宮殿が巨大すぎる影響か、ヒトはおろか建物さえハッキリ見えない。高層マンションに住んでいる気分。


 「見えるか?」


 「見えません」


 「北門付近にヒトが集まりだしておる。何やら起きたようだの」


 相変わらずのニヤニヤフェイスでとんでもない事を言い放った。


 「北門……つまり、誰かがこの地を訪れたという事でしょうか」


 「さてな。自分の目で確かめよ。ではの」


 そう言うと室内へ戻り、あろうことかテラス窓を閉めた。


 「え、ちょっと」


 呆然とした表情でフランチェスカの背中を見つめる。


 完全に閉じ込められた。テラスに監禁状態である。


 自分の目で確かめよとかほざきながらこの仕打ちは………


 「……あ、そうか」


 唐突に閃く。というかポンコツ状態から回復する。


 転移魔法で直行しろということね。なるほど、なるほど。


 もう1度背後を振り返る。誰もいない。フランチェスカは奥へ引きこもったようだ。


 とりあえず北門へ向かおう。フランチェスカの経験談はそれからだ。



 

 ☆☆




 「グァァァァァァ!!!!」

 「タイチョー!」

 「シッカリ!シッカリ!」

 「ドウシテコンナンナッチャッタノ?ドウシテコンナンナノ!?」


 門壁の上へとワープした俺を待ち構えていたのは、てんやわんや状態のリザードマン族だった。


 どうやら1匹が傷を負って倒れ込み、その周囲を他のリザードマン族が囲んでいるようだ。


 一体全体何が起きたのだろう。


 「あの~」


 恐る恐る声を発する。色々と経験して成長したはずだが人見知りは継続中だ。


 「ン?ア、コレハシチョーサマ!オヒサシブリデス!!」


 「お、おひさ?」


 若干言葉選びを間違えている気はするがニュアンスは伝わった。


 「何がどうしてこうなったのでしょう」


 「ソレガ……」


 「……池田」


 振り返る。そこには大体の主要人物が勢ぞろいしていた。セレス様にヒルデさん、そして新婚のお豚さん。


 「皆さんもいらしたのですね」


 「………なんか、起きたみたいだけど」


 「ええ。今から聴収するところです。続きをお願いします」


 リザードマンAを促す。


 「ソレガ、ツイサッキ、イッパイヒトガキテ。モンヲアケロトイッテキマシタ。タイチョウハウエノモノニキカナイトワカラントイイマシタ。デモアイテハハヤクアケロノイッテンバリ。アマリニシツコイノデ『ダレガオークゾクノオンナナゾイレルカ!コノバカラタチサレ!』トワメキチラシタトコロ、ゴランノアリサマデス、ハイ」


 「……………なるほど」


 つまり、どういうことだろうか。


 「どこぞの集団が開門を迫った。だがリザードンは突っぱねた。その結果、襲撃を受けたということですね。まず初めに確認させてください。リザードンはどこから攻撃されたのですか?」


 ヒルデさんが要約してくれた。ありがたい。


 傷を負った彼はリザードンというらしい。何やら聞き覚えのある名前だ。たしか以前顔を合わせた。それも2回。更に言えばいずれも包帯姿だった気がする。


 ヒマさえあれば怪我してるな。そういうキャラなのだろうか。


 チラッと見た限りでは、重傷のようだが重体まではいかない。回復魔法は後回しでいいだろう。


 「ソトカラデス。モンノシタアタリカラ、ケンガトンデキテ、タイチョーヲオソイマシタ」


 「門の外、ですか。それはおかしいですね」


 門下から門上まではかなりの距離がある。だのに剣を投擲してピンポイントに突き刺すとは異次元のコントロールだ。かなりのやり手と見える。


 しかしそういうことではないらしい。


 「この都市は門壁が全てではありません。その上にも見えない壁が存在するはずです。それなのにリザードンへ剣が届くのは矛盾しています。イケダさんはどう思われますか?」


 確かにおかしな話だと適当に相槌を打っていたら当てられた。まるで難問を前に黒板で固まる受験生の心持である。


 「えー、そうですね。たしかに不思議な事象です。ただ、えー、そうだ、1つだけ例外があったはずです。覚えていますか?」


 「………フィモーシスに害意を抱く者の攻撃を遮断する、でしたか。つまりリザードンを襲った剣には害心が無かったと?」


 「そういうこと……になりますね」


 まずい。真相へ近付こうと的確な意見を出したつもりが更に遠ざかってしまった。


 「壁の構築者である領主様が嘘をつく理由はありませんし………まぁいいでしょう。今は他に優先すべき事があります」


 確かにそうだ。


 物騒な来訪者どもの相手をしなければならない。

 

 「全部で何人ほどいるのだ?」


 「ジッサイニミタホウガハヤイデス。アソコデス」


 リザードマンAの指す方向にぞろぞろと向かう。


 万が一無色透明の壁が機能しなかった時のために何時でも氷壁を出せるよう心の準備をしつつ、恐る恐る眼下を見つめる。


 するとそこには。


 「………………あの、すみません」


 「人間族が数名、獣人族が50名弱といったところでしょうか。……どうしました?」


 おずおずと手を上げる。自然と皆の視線が集まった。

 

 「あれらは恐らく、私の知り合いです。端的に説明するならボボン王国で起きた戦争で共に戦った者達です」


 人間族が数名、獣人族が50名弱。まさしくマーガレット御一行である。


 遠めなのではっきりとは見えないが、先頭の2人は金髪女騎士とデブス、ともう1人金髪がいる。女性のようだが誰だろう。ビックマラ先輩が女装しているのだろうか。


 その背後には数名の騎士と50を超える熊人族の集団。ベア・グリルス隊長が率いるクマキャラバンだ。


 馬鹿でかい平原でレニウス軍と衝突した際に行動を共にした面々だ。少々の懐かしさを覚えつつも、なぜここに?という疑問がわいてくる。


 というかリザードンに剣をぶん投げたのデブスだろ。オーク族の雌と勘違いされて思わず投げちゃったに違いない。


 「………………」


 なるほど。害意か。


 確かに、俺の知る彼らならばフィモーシスを害する可能性は限りなく低いだろう。ゆえに剣が通ったのは間違いではない、か?微妙だな。基準が分からん。


 後でフランチェスカに確認しよう。


 「この場は私に任せてくださいませんか?」


 「そうですね………」


 ここですんなりと頷かないヒルデさん。未だ信用されていないのだろうか。対してセレス様とお豚さんは彼女の背後でオッケーサインを出している。


 「一任すること自体は構いません。ですが、もしも彼らをフィモーシスへ入れるつもりなら1つ確認を取ってください。ガッポ・エンマーク、もしくはダリヤ国の市長と繋がりがあるかどうか。彼らの手先であれば、おいそれと入都を許可するわけにはいきません」


 「なるほど。承知です」


 それは考えていなかった。大丈夫だとは思うが、つい先日もクーデタ未遂があったばかりだ。注意するに越したことはない。


 「ふぅ」


 よし。


 いこう。


 1度大きく深呼吸した後、持てる限りの声量で眼下へ声を放った。



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