表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
107/124

フィモーシスの人々【8】

 「うぉぉ………」


 魔王宮殿を見上げる。


 存在は知っていた。当然だ。フィモーシスのど真ん中に君臨しているのだから。ただこうしてまじまじと拝見する機会は無かった。


 デカい。その一言に尽きる。


 ヴェルサイユとファミリアが合体したような感じだろうか。コの字型で待ち構える威容はただただ恐ろしさを覚えさせ、途方もない高さを誇る塔は進む気力を無くさせる。まさに難攻不落と言ったところ。


 「………………」


 その建物を。


 今から登らなければいけない。


 最上階まで何段あるのだろうか。少なくとも1時間やそこらで踏破可能な高さではない。


 「………はぁ」


 だが登らねば。ヒルデさんと約束したのだから。


 軽いストレッチをこなし、パンと両頬を叩いた後、コの字の奥へ進んでいく。




 ☆☆




 「はぁ……はぁ………ぬぅ」


 恐らく数時間経過。


 階段の手すりに寄りかかりぜぇぜぇ喘ぐ男が1人。


 「転移が……はぁ………仇と、なったか」


 どこへ行くにも転移を利用していた。運動などほぼ皆無。行商で他都市へ赴く際にウォーキングする程度である。


 こんなことなら素振りを続けるべきだったか。いつの間にかやめていた。というかフィモーシスへ来てから1度もしていない。金髪女騎士から拝借した剣は自室に眠ったままだ。


 「ぬぅ…」


 素振り、再開するか。やっておいて損はないだろう。実戦で使用する機会は無いかもしれないが、運動不足解消にはもってこいだ。それに剣を扱える男って格好いいし。


 「おーけー……」


 そんなことを考えている間に呼吸が落ち着いた。


 先へ進もう。




 ☆☆




 「ぬぉぉぉぉ……!」


 踊り場に寝転がる。


 息は絶え絶え。両足パンパン。ついでに腰もイッちゃってる。


 だが、と踊り場の先を見上げる。階段は見当たらない。


 どうやら登り切ったようだ。


 「はぁ………はぁ……………辛い」


 久しぶりの重労働だった。ただ階段を登っただけなのにこれ程疲れる事があろうか。


 魔王宮殿。恐るべしだろう。


 頬を地べたにくっつける。あー冷たくて気持ちいい。


 「ククク………誰かと思えば、市長殿ではないか」


 ゆっくりと見上げる。


 そこには仁王立ちでこちらを見下ろす黒髪ロング最高おねーちゃんがおった。


 「フランチェスカ、さん………はぁ………ふぅー……どうも」


 「肺活量が脆弱よの。魔法だけではいざという時困るぞよ?」


 「ええ…………身に沁みました」


 やっぱ素振りやるっきゃない。剣振ろう。まずは50回からだ。


 軽く弾みをつけて立ち上がる。相変わらず下半身は使い物にならないが眩暈や頭痛は収まった。


 「見苦しい姿をお見せして申し訳ありません」


 「よい。見慣れておる」


 それはどうなのか。


 心当たりは……あるな。そもそも真面な姿をお見せした記憶がない。ヘラヘラ笑っているかニヤニヤ笑っているかだ。


 「ちなみにだが。昇降機もあったぞよ。もはや最上階まで転移可能となったお主には必要ないがな。カカカカカ」


 「………………」


 ちくしょう。


 探さなかった俺も悪いけど。まさか産業革命以前の世界でエレベーターが存在するとは思うまい。不可能を可能にする元魔王様を信じるべきだった。


 「ついてこい。ちょうど妾も話したいと思っていた」


 「私と、ですか」


 「ああ。色々と、な」


 何やら含みを持った言い方だ。


 それにしてもフランチェスカから話があるとは珍しい。彼女に従い1つのドアをくぐり抜ける。


 30畳程度の部屋にソファとテーブル、調度品がバランスよく配置されている。所謂応接室というやつだろう。華美でもなく質素でもない。このあたりはフランチェスカのセンスが伺える。


 「座れ」


 入口側のソファに腰を下ろす。その様子を見届けたフランチェスカは奥の扉から出ていった。


 「…………」


 はて。どこへ向かったのだろうと思っている間に戻ってきた。右手にはトレーのようなものを持っている。


 「妾の好物を飲ませてやろう。ククク…美味過ぎて気絶するでないぞ」


 カップに注がれた謎の黒い飲み物を差し出してきた。湯気が立っている。どうやらホットなドリンクらしい。


 「わざわざありがとうございます」


 運動後なのでスポドリか炭酸が飲みたいところだが贅沢は言っていられない。むしろ元魔王様が直々に用意くださった飲み物などここでしか味わえないだろう。


 ありがたくいただこう。


 劇薬が入っていないことを祈りつつ、恐る恐る口をつける。


 「………………あ」


 これは。


 コーヒーではないか。この苦み、渋み、間違いない。


 この世界では見掛けたことがない。どうやって作ったのだろう。


 「美味しいです」


 「この飲み物の美味さが分かると言うのか?」


 「ええ、まぁ。食後に飲みたくなります」


 実際に毎日2杯は飲んでいた。正直に申して美味しいと感じた事は1度もないが、無ければ無いで落ち着かなくなるのが奴の凄い所。まさしく中毒性のある飲み物だろう。


 この世界でも飲めるなんて思わなかった。


 相変わらず美味しくはないけれど。


 「さて。まずはお主から用件を言え。妾の方は時間がかかりそう故の」


 本題に入るようだ。


 果たして了承いただけるとは思えないのだが誠心誠意お願いしよう。搦手は通用しない。交換条件も持ち合わせていない。


 ならば土下座交渉で押し切るのみ。


 「単刀直入に申し上げます。フィモーシスを護って頂けませんか」


 「何度か聞いた台詞だの。その心や如何に」


 「私1人では限界があります。あなたの力が必要なのです」


 「否。なぜ今なのだ?」


 大軍に攻め込まれそうな訳でもないのに助力を乞うのは何故か。中々に確信を突く質問だ。


 正直に答えるべきか否か。


 悩むまでもない。


 「まぁよい。大方帝国女の入れ知恵だの。他に何か言っておったか?」


 「え、あ」


 返答する前に正解を言い当てられた。


 ブリュンヒルデといいフランチェスカといい、洞察力が鋭すぎる。心の中を読まれているんじゃないかと思う程。


 「えー、他には何も」


 「そうか。奴に伝えておけ。貴様、かイケダが招き入れぬ限り"敵"の脅威に晒される事はあらん」


 どういうことだろうか。


 「と、言いますと」


 「帝国の切り札を完璧に防いだ壁門を誰が攻略できようか。妾と同等の力を有しておれば可能だが、少なくともダリヤには1人しかおらん。それも内側にの。都市が破壊されることは無く、また内部の助力が得られなければ侵入することさえ困難よの。ゆえに妾の力は必要ない。お主と帝国女が余計な輩を受け入れなければフィモーシスは安全よ。カカカカカ!」


 たしかに。言われてみればそうだ。


 集団魔法をぶつけられて尚、門も壁も無傷だった。上空にも無色透明バリアが張られていた記憶がある。つまりこの都市を物量で落とすことは不可能。


 怪しそうな奴を都市に入れなければよい。ただそれだけだった。


 うーむ。


 改めてすごい都市だ。改めてすごい女だ。


 未だになぜこいつがここに留まっているのか、理解できない。セレス様の飯だけでは弱いだろう。


 「話はそれだけか?ならば妾のターンといこう」


 「ええ、どうぞ」


 コーヒーを啜る。


 相変わらずマズイ。だがそれが良い。この苦さが癖になるのだ。


 「どうだ。美味いだろう」


 「はい。懐かしささえ覚えます」


 「ほう。口にした事があるのか?」


 「えー、まぁ。似たようなものを以前に」


 まさか前世で飲んだ事があるという訳にもいくまい。フランチェスカが持っているという事はこの世界のどこかで栽培されているはずだ。そこで口にしたことにしよう。


 「こいつはコーヒーと言ってな。黒魔族領の一部で栽培された豆を使用している」


 意気揚々と説明を始めた。


 名称は同じらしい。珍しい事ではない。何故かこの世界と前世で単語がリンクしているパターンが存在する。今回も同様のケースだろう。


 「コーヒーは他国に輸出しておらん。つまり黒魔族領でしか口に出来ない。妾はツテがある故の、譲ってもらったのだ」


 「なるほど」


 ボボン王国やダリヤ商業国ではお目にかかれないと言う事か。いま初めて遭遇した理由としては充分だ。


 「更に言えば、コーヒー豆は異世界から訪れし者が生み出した」


 「……………はい」


 はい?


 「つまりコーヒーを口にしたことのある者は黒魔族領出身者、もしくは異世界の者でしか有り得ん。分かるな、イケダ?」


 「………………………」


 スリットから覗くおみ足を見つめる。相変わらずシミ一つない綺麗な足だ。まるで白魚のよう。吸い込まれそうになる。


 ああ、綺麗だなぁ。


 「お主はこの世界の出身ではない。異なる世界から召還された。間違いないの?」


 「………………」


 いま俺はどんな表情を浮かべているだろうか。


 恐らく引きつった顔でフランチェスカの視線に晒されているに違いない。肝心な時にポーカフェイスを維持できない。弛んだ精神である。


 なぜ異世界人とバレた。


 コーヒーの件など後付けに過ぎない。その前に確信へ至ったはず。


 いつ、どこで露呈したのだ。分からない。セレス様やお豚さんが気づいていない以上、フランチェスカだけが発見した何かが存在するのだろう。


 どうする。


 しらばっくれるか。まったく誤魔化せるとは思えんが1つの手だ。


 それとも認めるか。彼女の表情に疑心や疑惑はない。こちらが否定したとしても向こうは納得しないはず。だとすれば必死に異世界人じゃないと喚いたところでその行為に意味は無い。


 仕方がない。


 1度両眼を閉じて心を落ち着かせる。大丈夫、もし別世界の人間と言う理由で殺すつもりなら既に死んでいる。俺がここに立っている以上、今すぐ如何こうするつもりは無いだろう。


 大丈夫だ。


 「………え、ええ。そうです」


 「そうか…………ククククク……カカカカカカカカ!!!!」


 突然の笑い声に身体がビクッとする。見た目に反してかなりの声量である。


 なんだ。この笑いはどういう意味なのだ。


 相手の心を読みとる魔法とかないのかよ。全く以って俺の周囲には心情が見えない輩が多い。セレス様もヒルデさんもフランチェスカもついでに金髪女騎士も。


 それとも俺のスキル不足だろうか。いくらなんでも相手の気持ちを理解できな過ぎと。まるで中高生が好む鈍感系主人公のようだと。


 最悪かよ。


 「そうか、そうか。ならばその力は神より授かりしモノよの」


 「そーーーーですかね」


 どこまで伝えて良いのだろうか。


 何を考えているか分からない女だ。余計な情報は与えぬ方がいいかもしれない。


 とはいえ元魔王の肩書にも関わらず性根は腐っていない。むしろ善性と言える。今までの行動を見る限り信用に値すると思う。たぶん。


 それに俺自身彼女の事は嫌いじゃない。むしろ好きだ。顔も良いが性格も割と好み。今のところ嫌う要素は1つもない。


 うーん。


 いいや。おっけ。正直に話そう。


 まさか元魔王ともあろう者が矮小な存在を陥れることはしないだろう。


 「神を見たか?」

 「いえ」

 「移ったのは精神のみか。それとも身体ごとかの?」

 「身体ごとです」

 「どの地から始まった?」

 「紅魔族領。セレス様の家の傍です」

 「力を得る過程は?」

 「魔物を倒すことにより種のようなものが配られます。その種を使用することで自分の望む方向に成長することが出来ます」

 「ならば近接戦闘に特化したお主も有り得たという事か?」

 「可能性としては」


 「なるほどの。面白い仕組みよの」


 2人同時にコーヒーを口に運ぶ。


 漠然と、俺が異世界人だと伝えるのはセレス様が最初と思っていたが、まさかフランチェスカとは。


 セレス様にも話したほうが良いだろうか。フランチェスカと同様に何だかんだ受け入れてくれそうだが、一抹の不安は残る。


 そもそもこの世界における異世界人はどのような扱いを受けるのだろうか。


 「1つ確認させてください。異世界からの転移転生は頻繁に行われているのでしょうか」


 「ふむ。貴様の言う頻繁がどの程度か定かでないためハッキリとした事は言えんが、決して多くはないぞよ。異世界人を生み出す方法は知っておるかの?」


 「いえ、存じ上げません」


 「基本的な手法として確立されているのは"喚ぶ"ことだ。召喚と言った方が分かりやすいかの。数人の魔法使いが何年も祈ることにより魔力溜まりを発生させ、そこから異世界との接触を果たす。異世界から死が間近の者、死後一定時間内の魂もしくは肉体を喚び、この世界で命を吹き込む。そして先述の方法が現存しているのは教会と魔王家のみよ」


 どこかで聞いた事があるような方法だ。アニメや漫画も捨てたものではない。


 俺もアパート炎上により死んだ、もしくは死ぬ寸前だったため条件を満たしたのだろう。そして今の話だと俺を召喚したのは教会か魔王ということになる。


 「教会は既に1人召喚しておる。以前にフィモーシスを訪れた勇者の因子を持つ者よの。1カ所から複数の異世界人が喚ばれた過去が存在しない以上、お主が教会から召還されたとは思いにくい」


 「では魔王様が私を喚んだと?」


 マジかよ。フランチェスカの後継者が俺を召喚したのか。


 それにしては黒魔族領からの接触がほぼ皆無なのだが。フランチェスカも"元"魔王だ。現世の魔王陣営からは何のアクションもない。


 何故だ。


 「その答えを伝える前に1つハッキリさせておく事がある。よいか、嘘は許さぬぞ。正直に答えよ」


 「え、ええ。分かりました」


 急に威圧感出してきたぞ。一体どんな質問をするつもりなのだ。


 若干の恐怖を飲み込みつつフランチェスカの言葉を待つ。


 「よし。では問う。お主は………妾を識っておるの?」


 「………ん?」


 しる?知る?フランチェスカを知っているかという質問?


 どういうことだ。


 「どこまでかは定かでないが、少なくとも数値化した妾の強さ、そして妾が以前魔王を務めていた事は既知だろうて」


 「…………………」


 分かった。


 はい理解した。


 フラン様は何でも知っている。そういうことにしよう。


 いちいち驚いてられんよ。今日からこやつはエスパーフランだ。


 もうどんなことを言われても驚かん。ここからはいつものポーカーフェイサーに戻るぜ。


 「否定はしません」


 「無駄足掻きを。肯定しろ」


 「ならば肯定します。その通りです」


 「ふん。この世界の住人は魔王などという言葉を連呼できん。恐れ多くての。だのに貴様は我が魔王やら魔王壁など容易く妾を愚弄するよの。終いには周囲も同調する始末よ。妾の元肩書を知る余地が無ければ絶対に出て来ぬ単語だぞよ」


 なるほど。


 どうやらはしゃぎ過ぎたようだ。どうせ気づかぬだろうと魔王魔王言い続けたらこの始末。我ながら考慮不足だった。


 ただし。心の奥底で元魔王だと知っていることを知られたところで、と思っていたことも事実。むしろ俺が知っていることを気付いてほしいと言う謎の願望さえあった。この気持ちは何だろうか。未だに分からない。


 「話を戻そう。お主が識るとおり妾は元魔王よの。ゆえに現魔王とも面識がある。魔王周辺の動きも耳に入ってくるぞよ。そのうえで断言しよう、魔王は召喚術を使用しておらぬ」


 「え?」


 目の前が真っ暗になる、その表現に近い現象が自分の身に起きた。


 全く以って分からない。


 どういうことだ。


 異世界人の召喚術が現存しているのは教会と魔王家のみ。だが教会は桐生さんを召喚済みで、魔王家に至っては誰も召喚していないと。


 ならば俺は、どこのだれから喚ばれたのだ。


 「お主は召喚主に心当たりはないのかの?」


 「……ありません。気づいたらセレス様の家にいました。彼女曰く、自宅近くの森で倒れていたと」


 「ふむ。教会は転生、魔王家は転移が主流よ。そういう意味では黒魔族がお主を召喚した可能性が高い」


 ん?引っかかったぞ。


 「召喚術を扱えるのは教会と魔王家だけではないのですか?」


 「言葉が悪かったかの。ある程度周囲が認知しておるのが先述の二家よ。個人で召喚術を研究した者や教会や魔王家から召喚術のノウハウを持ち逃げした存在はどの時代もおった。その中で実際に召喚出来た者は極わずかだがの」


 「つまり私は研究者か盗人に召喚されたと?」


 「その可能性は高い、が断言はできぬ。もしもそうなら彼、もしくは彼女から接触があるはずよの。わざわざ泳がせる必要はない。だが良かったのイケダよ、妾が識らぬ事などそうそうないぞ。妾の探求心を引き出した。光栄に思うがよい。カカカカカ」


 「はぁ」


 結局どうなんだ。


 俺は誰に求められたんだ。


 「ククク……暇つぶしにはもってこいの男よ。飽きが来ぬことは素晴らしい」


 「え、あの、もしやフィモーシスを離れない理由って……」


 「お主も識っておろう。黒魔族の寿命は長い。魔力が高い者は特にの。統治も征服も殺しもやり尽くした。それらに興味は沸かん。ゆえにお主は光栄に思うべきなのよ。カカカカカ!」


 「…………………」


 なるほど。


 やはりセレス様の料理だけではなかったらしい。とはいえここまで突き止められているとは思わなんだ。


 というか今の時間て只々俺のシークレットな部分をお披露目しただけよね。都市防衛の件も華麗に躱されたしさ。


 「…………」


 まぁ。


 いいか。


 フランチェスカが当分の間、共に行動を取ってくれることは理解した。


 それを聞けただけで御の字だ。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ