生徒会役員たちの日常~私立繚蘭高校議事録~
……私立繚蘭高校。
それは北海道のどこかに存在する普通な高校である。
この度、この高校に転校してきた俺こと2年風間裕也17歳である。
校舎も校風も先生方もいたって普通。
学力偏差値もかなり上位に位置していて悪くない。
入学して早1ヶ月経とうとしている。
そして俺は……生徒会に入ってる。
転校して早々生徒会長から副会長を任命され、無理やり生徒会に入れさせられてしまった。
だか、ここの生徒会は普通と違っていた。
チャラチャラして停学に何度もなっている総務や
全国模試で全国順位5位以内に入るけどちょっとヤンデレ気味な会計がいたり
勉強以外なんでも出来るドジっ娘でお姉さんキャラの書記がいたり
自分勝手でうるさいツンツン会長がいたり
驚くことに皆とクラスが同じ……。
なんでこんな奴らが生徒を仕切る立場にいるんだよ……、と思えるメンバーがいるのである。
俺は自分の過去も未来も、この学校で変えるために来たのに
早々こんなことになるなんて
裕也「Hey you!Hey you!Come on!!」
『・・・・・』
生徒会に響き渡る声。
強気に満ちていたその声は次の瞬間力を無くす。
裕也「こうなるから俺は言いたくなかったんだぁぁぁぁぁ!!!」
生徒会副会長である俺は机に突っ伏した。
淳樹「ないな!」
桐野「ないわね!」
総務の2年浅野淳樹と、会計の2年音無桐野は声を合わせて言った。
裕也「お前らが暇だから言ったんだろ!」
淳樹「いや、まさかこれほど英語が似合わないとはねw」
裕也「わ、悪かったな!」
桐野「裕也が英語言ってるとこ・・マジ笑えるww」
裕也「どういうことだ!?」
俺が桐野に言い迫ったとき、
唯華「うるさぁぁぁい!」
ちょうど生徒会室の真ん中に位置に座る生徒会長、2年の朝比奈唯華は机を思い切り叩いて叫んだ。
唯華「ちょっとは静かにしてよね!!」
裕也&桐野『あんたが一番うるさいよ!!』
俺と桐野は声を合わせて言った。
唯華「ふぇぇ!?うっ・・うるさいうるさい!黙りなさいよ!!」
淳樹「生徒会長とは思えない発言だね・・はぁ」
淳樹は嘆息しながら席に着いた。
俺たちも渋々席に着いた。
淳樹「で?今日の議題はなんだ?」
唯華「そんなのないわよ。」
『……はい?』
会長を除く俺たちは声を合わせて言った。
唯華「何よ?今日はなにもないわよ」
淳樹「じゃあ何で集まらせたの?」
唯華「暇だったから」
裕也「俺は帰りま~す」
俺は急いでこの場から逃げようとした。
唯華&桐野『帰っちゃだめよ!』
裕也「……はい。」
素直に座る俺。
唯華「私の相手をしなさい!これは会長命令よ!」
桐野「私を残して帰るの……?」
裕也「え!?相手をしろって命令されても・・・。おい桐野!ヤンデレ口調になるな!怖いわ!」
女子二人に迫られる俺を見て淳樹は
淳樹「ふっ、まだまだガキだなw」
『お前が言うな!!!』
俺と桐野、唯華が声を合わせて言った。
でもこの生徒会は・・・
桐野「淳樹が一番ガキだよ!」
淳樹「はぁ!?唯華がガキなのはわかるが俺はガキじゃないぞ!」
唯華「なんで私がガキなのよ!!裕也のほうがガキに決まってるでしょ!」
裕也「なんで俺がガキになるんだよ!唯華のほうがわがままでガキだろうが!!」
唯華「わ、私はガキじゃないもん!生徒会長なのよ!」
『うーーーーーーーー!!!!』
皆が睨み合っているなか扉が開き
春香「ごめ~ん!プリント頼まれて遅れちゃった、…って何してるの…?」
『戦争!!』
春香「え?……子供の遊びじゃないんだからさ…」
『(この人に言われるともの凄く落ち込む……)』
この生徒会は…
淳樹「なら!第一回生徒会のガキは誰だ大会の始まりだぁぁぁぁ!!!」
皆『上等だぁ!!』
面白い。
短編なのでこれで終わりですww




