主要人物紹介
前に書いた短編をプロローグとした人物紹介です。
主要人物紹介
青雷 進斗
16歳 男 探偵部所属 一人称 僕 特技 家事、女性の機嫌取り 好きなこと 読書 自己探索
世界的な英雄であった叔父の遺言で県立蔵縄学園の探偵部を存続させ続けるために入部。だが、もちろん事件など起きず、入部から1年たった今でも何もない。はずだったのだが…。
ちょっとマイナス思考だが優しく、歩道橋でオレンジをこぼしたおばあさんを素で手伝えるような性格。
また、「完全であるものは不完全でなくてはならない」という謎の信念を持っており、この点についてだけは非常にこだわる。
本人いわく、その英雄だった叔父の家系は「早死にする」とのことであり、実際に叔父の妹であった母も34歳で死んでいるため、今は従兄の支援を受けて一人暮らしをしている(叔父の功績で血縁全体に国から補助金が支給されていることもあり、大してあてにしていないが)。
ナイアラルトテップ
歪神 ナイア(現実世界で名乗る名前)
17歳(人間換算) 女(人格のみ) 一人称 私 我(自分の名と肩書き、異名をいうときだけ)
特技 千の姿に変われること(実際には9945種類しかないらしいが) 好きなこと 人の手助け
進斗が『夢の国』に迷い込んだ際に出会った名状しがたき美しさを持った邪神の名を持つ少女。墨のような漆黒に見えながらも雪のような白銀にも見える髪を持ち、透き通るような白さを持ちながらも大地のような褐色をしている肌を持ち、女神のような神々しさを纏いながらにして悪魔のような邪悪さを漂わせる容姿をしている。
もっとも、そんな人外の化身のような美貌を持っていても人の手助けを無償でしてくれるような優しい人(?)なので、怒らせなければ何の問題もない。
ちなみに、なぜか現実世界の服(女子の制服)がお気に入りで、進斗と初めて出会った時、蔵縄学園の制服を着ていた。
中途半端に現実世界の情勢に詳しく、オタク文化について詳細に語れるような偏り方。