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伝説の魔王陛下になるために。  作者: ALFA
第一章 世界は一つじゃない
13/14

魔王に似ているだけ

もう意味がさっぱりです。


少しずつ修正していきたいと思いますので


どうか今回は…


 静かな中に、人影が二つ。帝とレオ。互いに口を開くことを躊躇っている。そんな中、最初に話しかけたのは帝だった。


「さっきの声、何?」

「さぁ、俺にも分からない」


 またしばらくの沈黙が続く。空気が重い。帝はまた話しかける。


「彼らの意識を取り戻すには、どうすれば良い?」

「お前が触れれば良い。お前の治癒能力が勝手に反応する」


 帝は言われた通りに赤髪の青年に触ってみた。そうすると、彼は少し顔をしかめて目を開いた。


「ん、何があった?」


 彼は起き上がりながらそう言った。片言の日本語ではなくて、きちんとした言葉で。


「な、お前どうした?」


 彼は帝を見て、そう言った。きっと髪と瞳のことを言っているのだろう。そう思った帝は、彼に言った。


「ちょっと変な青年に…」

「お前、何故言葉が!?」


 驚きを隠せないらしい赤髪の彼は、しかし逆に驚いている帝に更に驚く。


「な、ボクの言葉が変わったの?日本語ではなくなった?」

「自分じゃ、分からないのか?一体何があった?」


 彼は驚いている帝の様子や、倒れている兵士たちを見て言った。それについては帝も説明できないので、さっきの琥珀色の青年、レオに聞こうと思った。が、既に姿を消していた。仕方なく帝は言った。


「良く分からない。へんな青年がいたけど、今はいなくなってしまった」

「そうか。どんな男だった?」

「琥珀色の髪をした、綺麗な顔した人だった」

「琥珀色…」


 とにかく兵士たちを起こそうと、帝は動いた。彼らに触っていくと、次々と目を覚ましていった。




「お前…」


 そんな帝を驚きながら赤髪の青年は言った。


「何者だ?本当に人間なのか?」


 全員を起こした帝は、その質問に答える。


「ボクは、人間じゃないってさっきの青年が言ってた。でもボク自身はそんなこと知らない」

「黒い髪、黒い瞳。闇色に包まれた者。闇に魅入られし、魔王になるべき者」


 不意に彼はそう呟いた。そして帝に目を向けて、言葉を続ける。




「お前が、魔王…」



「それは、無いよ。ボクは何も知らないんだから」


 青年の言葉に驚きながらもそう答える帝。その言葉に嘘偽りはないのに、何故か心が痛む。


 ―――――――――ボクが魔王なんて、そんなのあるわけないのに…





「あのう、アレクサンドル卿…」


 一人の兵士が話しかけてきた。不安そうに帝を見ながら。


「あぁ、とりあえず城に戻る」


 赤髪の青年がそう答えてまた視線を帝に向ける。




「お前も、来い」


 そうして帝は城に連れていかれた。




また意味不な駄文でしたが読んでいただいて

ありがとうございます


次回もよろしくお願いします。

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