夢や希望の終着点
上手に誤魔化して
やり過ごせる人間が賢く
真面目に働く人間が
馬鹿を見る社会を創り出したのは
笑顔や平和などと宣う
理想論じゃないか
君はCPUの中身を知っているだろうか。複雑な動きを可能にするにも拘らず、0と1の集合体で出来ているのである。シンプルなのに、いや、単純な構造だからこそ、様々な組み合わせで多彩な機能を持たせる事が出来るのであろう。
0と1の集合体とは所謂、スイッチの集合体である。0と1はスイッチのonとoffに置き換える事が出来る。
スイッチは通電するかしないかで動作を制御する物である。つまり、スイッチに機能を付与する事は簡単であるのだ。電気で動く機械にスイッチを取り付ければ良い。シンプルな上に壊れ難い。正に、人類が誇れる偉大な発明と言えよう。
だが、スイッチ自体が機能を持っている訳ではない。だから、一般人は余りピンと来ないであろう。何でスイッチだけでパソコンが動くのか、疑問で仕方が無い筈である。
確かにスイッチ自体には汎用性は無い。しかし、ディスプレイを観察してみると理解出来る筈である。小さなブロックが色付く事で表示されるそれは、通電と色の種類によって制御されているのが理解出来る筈だ。色は赤と緑と青の組み合わせで構成されており、それぞれ256通りの数字で管理されている。0と1は1bit。1バイトは8bit。二進法で表すと、2の8乗という事だ。つまりは256通り。3バイトあれば、1677万色もの表現が可能になっているという訳である。
だから、25個のスイッチがあれば、一つのディスプレイのブロックを完成させる事が出来るという事になるであろう。それの集合体でパソコンは目視出来る様になっているのである。ディスプレイだけでもそんな具合であるのだから、全体的に見れば途方も無い数のスイッチが使用されている事は誰の目にも明らかだ。
単純な構造でも、様々な組み合わせで多種多様。正にクリエイティビティである。難しく考えるから駄目なのであって、難解な問題も本質はもっと単純な事象の集合体なのかもしれない。
だから、自分の芸術が完成すれば、それで良いではないか。要は他人を意識し過ぎているのだ。そら見た事か。注目されてちやほやされたいと、顔に書いてある。邪念が丸出しだぞ。「構ってちゃん」とは、お前の為にある言葉と言えよう。
底意地の悪い人間は「求める」から手に入らないと嘯くだろう。確かに、欲を掻くと陸な事が無い。欲を捨てる事も重要ではある。だが、果たしてそれは正しいのか。「求めよ。然らば与えられん」と宣っておいて、矛盾しているのではなかろうか。
欲に目が眩むと、現実を見誤り身を滅ぼす。言うまでもないギャンブルの鉄則だ。でも、「コストカット」と「リスクヘッジ」は経営学の基本であるので、やっぱり「金」の事を考えないと、「金」は手に入らないのである。
つまりは「求める」から手に入らないのではない。「共感」出来ないから手に入らないのである。予てより私は「共感」とは「愛」かもしれないと言っている。この世は「愛」だ。Love & Piece。
何故、貴方は「主役」なんぞになりたいのか。面倒臭いだけだとは思わないのか。まあ、取り敢えずは貴方が「主役」になったとしても、誰も得はしないだろう。だから、永遠に君は「主役」になれぬのだよ。