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Sora dog

作者: 人間詩人

五時

寒いなぁ

室温11℃

昨夜のエアコンも

効果は無い

寒いままの空間に居た


目覚めにトイレへと

思い出すことは

旅立った

わんこ君のことである

相当だが

深層心までダメージを

受けているんだよなぁ

悲しみは

いつまでも消えない

よほどの想いであるのだ


書いている最中に

涙が溢れて来だす

悲しみは心の根底まで

届いて

どうすることも

出来ない記憶に

怒りを感じる

旅立った

その時点から私は

涙ばかりの感覚に捕らわれている

何が楽しくて

暮らしているのだろうかと嘆く

全身全霊での想い出は

私そのものを

萎縮させてしまうほどの強烈な打撃でもある


わんこ君が

囓った毛布の穴を

見ながら

また蘇る思い出と言う

大切な時間

不可能ではあるが

時間移動が可能ならば

救いだしたい

過去の時へと移動して

現実の世界では無理なんだと分かっては

いるのだが

取り戻すことの出来ない連続体には

無力でもあるなぁと

生きる物たちの弱さを

心が

しっかりと焼き付けて

いるのだから

悲しみは延々と蘇る


これは私の史上最大の

悲しみの出来事でもあるなぁと

いつまでも切れない

記憶に付き合っている

良いか悪いかは別として

心に落とし穴が

なかなか塞がらないことも課題であるなぁと

私自身

深く感じているさまでもある

何年 経とうが

この身が滅びるまでは

この出来事は消せまい

人の心とは

記憶の中に存在していることを知らされたようでもあるなぁ

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