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復讐の朱(完)

 怪異は愁斗たちの目の前で起きた。

 捕獲ネットに絡まっていたメルフィーナが枯れていく。

 水分が抜かれ、老婆のように骨と皮になり、やがてひびが入り灰と化した。

「まさか偽者のはずが……」

 静かな驚きを口にした愁斗が窓に向かって走り出した。

 2階の窓から正面に見える巨木。

 無言で立ち尽くす愁斗の横に亜季菜が駆け寄ってきた。

「なにアレ?」

 紅い蕾が花開こうとしていた。

 淡く輝き艶やかに濡れる花弁が開かれる。

 甘い甘い匂いは閉まった窓のこちら側にまで香立ち、愁斗の横で伊瀬と亜季菜が微かな立ちくらみを覚えた。

 亜季菜の肩を支える伊瀬に向かって愁斗が託す。

「亜季菜さんを頼みます」

 あの木がいったいなんのかわからないが、蕾が開いて良いこと起きそうもない。現に窓越し魔気を浴びた二人が、微かな影響を受けてしまった。

 玄関を飛び出した愁斗は巨木を見上げた。

 蕾の先から白い息が這い出される。

 立ち込める甘い香りは胸焼けしそうだ。

 蕾を落とすか、それとも木を倒すか。

 愁斗の手が滑るように動くと、木の根元に紅い線が走った。血だ、木がどろりとした血を流した。

 血が流れた痕は瘤のように硬くなり、再生を遂げてしまっている。

 放った妖糸は向こう側まで達することはできなかった。

 射抜くような殺気が愁斗に向けられた。

 木の表面に空いた3つの穴がまるで目と口のように動き出した。

「蘭魔……蘭魔……」

 女の怨めしい声が愁斗の耳に張り付いた。

「僕は蘭魔じゃないと言っただろ。耄碌しているのか……」

 愁斗の目が蕾を見定めた。

 元を絶てなくとも、蕾ならば絶てるか!

 愁斗が妖糸を放とうとした刹那、枝が串刺しにしようと襲い掛かってきた。

「くっ……」

 已む無く愁斗は防御に徹する。

 襲い来る枝を斬りながら避ける。

 だが、しょせん愁斗の肉体には限界がある。傀儡と違い、生身では運動能力に限界があり、肉体で躱わし、妖糸で攻に徹することができない。攻は防と一体となり、敵の攻撃を防ぐので精一杯だった。

 雨のように降り注ぐ敵の攻撃に愁斗は苦戦を強いられた。

 二本の手で複数の攻撃を相手にするには、敵の攻撃以上に素早く身をこなす必然がある。もしもその片手でも攻撃の手を緩めれば、愁斗の命は危険に晒される。

 しかし、このままでは愁斗の体力が先に尽きる。

 愁斗の放った輝線が敵を外れた。

 躰を掠めた枝に愁斗のわき腹が血を噴いた。

 ついに愁斗が集中力を切らしたのか?

 違った。

 愁斗の斬った空間が唸り声をあげる。

 裂かれた空間の傷は轟々と咽喉を鳴らしながら、周りの空気を吸い込み広がっていく。

 どこを斬ってもよいというわけではない。正しい場所を斬られなくては、空間は断ち切れず、たとえ切れたとしても間違った場所に繋がれば己の命も危ない。

 闇色の裂け目から悲鳴が聴こえる。泣き声が聴こえる。呻き声が聴こえる。どれも苦痛に満ちている。

 見分けに時間がかかったが、愁斗は正しい場所を切り繋いだ。

「行け!」

 裂かれた空間から〈闇〉が狂い叫びながら飛び出した。

 〈闇〉は夜闇に忍び、声だけが耳に届いた。

 巨木の姿が消えていく。蛇のような〈闇〉に巻きつかれ、景色の夜に溶けていく。けれど目を凝らせば、やはりそこだけ没している。

 夜の中にあって、なお暗い闇色。

 愁斗は見た。

 紅い花が激しく輝いている。

「……しまった」

 〈闇〉が取り込まれる。木の表皮から〈闇〉が吸収されていく。

 花が咲く。

 早送りのように急速に花が開かれる。

 〈闇〉は糧となり、その成長を促進させてしまったのだ。

 紅い花の雌しべはヒトの形をしていた。

 華の中から生まれ出たものは、艶やかな裸体を晒す魔性の女――メルフィーナだった。

 今までの偽者とは各が違う。

 本物が生まれてしまった。


「ちょっとキミたち、助けてくれるとありがたいんだけど?」

 木の根に腹を刺され、天に突き上げられながら瑠流斗は平然としていた。

 瑠流斗が見下ろす先にいるのは、ユウカを追ってきたバトラーとメイドだった。

「申し訳ございませんが、貴方様はご無事なようですので、主人を助けに参ります」

 バトラーは無事と判断したが、腹を刺された姿は無事には見えない。

 会釈をして先を急ごうとするバトラーたちを瑠流斗が呼び止める。

「キミたちの主人なら、門の向こう側に無事脱出したよ、ボクは目が良くてね。ただね、彼女が持っていった銀のケースは門のこちら側に落ちている」

「ならば回収に急がねばなりません」

 やはりバトラーたちは瑠流斗を置いて行ってしまった。

「薄情な人たちだ」

 瑠流斗は腹を刺されているだけではない。手首足首も根に絡められている。

 しかし、根はすでに動きを止めていた。

「養分を吸い上げる必用がなくなったというわけかな……それは不味い」

 メルフィーナの心臓が入ったケースはどうなった?

 目の良い瑠流斗にも、地面に落ちた小さなケースまでは見えなかった。

「……うっ」

 腹の中でなにかが蠢いた。

 再び動き出す木の根。

 手も足も動かない状況で、瑠流斗は口を使った。

 高音で吹かれる口笛の音色。

 月光に照らされた瑠流斗の影が獣を模った。長い毛を揺らす四つ足の影。瑠流斗が自らの影に飼っている闇獣あんじゅうだった。

 低く咽喉を鳴らす闇獣が地面を蹴り上げ、瑠流斗を拘束する根を噛み切った。

 黒血が根から飛び散る。

 唇に跳ねた血を舐め取る瑠流斗。

「毒気が多い……飲めたもんじゃないね」

 闇獣の活躍で解放された瑠流斗は地面に降り立ったが、崩れるようにして膝をついてしまった。

「血が足りない……」

 瑠流斗の腹に空いた穴からはまだ血が流れている。それでも普通の人間に比べれば、すでに血の流れは治まりつつある。

 貧血に視界を掠められながら、瑠流斗は襲い来る根を手で切り裂いていった。

 瑠流斗に手に宿る闇の爪と、闇獣の牙が根を爆砕していく。

 巨大な花が開いてしまったことを、瑠流斗は直感的に感じていた。けれど、向かっているのは別の場所。巨木に背を向けてメルフィーナの心臓を目指していた。

 瑠流斗がバトラーたちに追いつくと、彼等は背を丸めて地面を隈なく探していた。

 頑丈そうな門の向こう側からはユウカの喚き声が聞こえる。

「まだ見つからないの!」

 どうやら銀色のケースが紛失したらしい。

 車椅子は横倒しになってすぐ近くに転がっている。

 木の根もここまでは追ってきていないらしいが、ここは用済みだと考えたほうがいいかもしれない。心臓の在り処をもっとも感知できるのは持ち主だろう。

 懐中電灯も持たないで、暗がりで物を探すのは大変だ。

 それを見つけたのは瑠流斗だった。

「穴が空いてるね。残念ながら心臓は持ち主の元へ」

 地面には穴が空いていた。人が潜るには小さすぎ、ここから追うのは得策ではない。けれど2次元であれば追える。

「無理をしてはいけないよ」

 闇獣が瑠流斗の影を離れ穴の中に潜っていった。

 瑠流斗もそれを追う、地上から。

 行き着くところはわかっている。分岐して伸びる根は一つのところで結びつく。巨大な木の種子が地の底で艶笑している。

 腹の血は治まった。メルフィーナには及ばないが、ホモサピエンスに比べれば遥かに早い傷の治りだ。

 夜道を飛翔するように駆けながら瑠流斗はボソボソ呟いていた。

「……血が足りない……血が足りない……」

 視界が徐々に閉ざされていく。見えるのはそらに浮かぶ紅い輝き。

 木に近づくと踊る影が見えた。

 紅い花から伸びたメルフィーナが愁斗と戦っている。

 まだ熟していないのか、メルフィーナの脚は1本で繋がり、その脚は花の中心と繋がれたままだ。まるでへその緒に見える。

 愁斗の妖糸が花とメルフィーナの繋がりを断った。

 地面に落ちたメルフィーナは1本だった脚が2本に分かれ、地面の上に凛として立った。

 愁斗も瑠流斗も気がついた。

 本体からの供給を失ったメルフィーナは老いている。皺一つなかった肌が枯れていく。

 放たれる瑠流斗の怨霊呪弾。

 メルフィーナの頭部を吹き飛ばした。

 残された下半身は空気が抜けたように干からび、老い朽ち果てた。

 まだ生まれたばかりのメルフィーナは完全体ではないのだ。

 メルフィーナは今の1体だけではない。

 次々と襲い来る『雌しべ』を愁斗が落とす。そして、瑠流斗が狩る。

 花咲き乱れ、赤黒く染まる大地。

 香り立つ鉄の臭いに瑠流斗は頭が眩んだ。

「ちょっとキミ、ボク限界……」

 貧血で瑠流斗は前のめりになって地面に伏した。

 残された愁斗もわき腹を押さえる指の間から血を滲ませている。表情は鋼のように無機質だが、奥歯には力が込められている。

 花は全て落とした。それを確認してから瑠流斗も気を失ったのだろう。

 しかし、木はまだ生きている。

 新たな蕾が生まれようとしていた。

 元を断たなければ意味がない。

 愁斗の通信機にユウカから連絡が入った。

《愁斗クン、屋敷の中に非難してMフィールドを発動させて》

 上空を見上げると戦闘ヘリがこちらに向かってきていた。

 同じチャンネルに伊瀬の声が割り込んでくる。

《私がMフィールドを発動させます、愁斗さんは早く屋敷の中に非難をしてください》

「わかりました」

 愁斗の視界に瑠流斗の姿が入った。

 また枝が雨のように襲い来る中、瑠流斗を背負い愁斗は屋敷の中に避難した。


 両サイドにミサイルを装備したヘリは旋回しながら巨木を見下ろした。

「ぶっ飛ばしてあげなさぁーい!」

 操縦者に向かってユウカが合図した瞬間、1撃目のミサイルが巨木に向かって発射された。

 爆発に巻き込まれ木片と黒血が飛び散り、科学の炎によって巨木が燃え上がった。

 怨念の声が木霊する。

「許さぬぞ……許さぬぞ……」

 炎は黒く染まり、女の声がプロペラを回転させるヘリの中にまで響いた。

 燃え揺れる炎を屋敷の窓から見ながら、愁斗は屋敷に残ったメイドに応急処置をしてもらっていた。

 床には瑠流斗も寝かされているが、こちらの処置はどうしていいかわからない。腹に穴が空いているのだ。普通ならば手術が必要である。

 朦朧とした意識で瑠流斗は愁斗に手を伸ばしていた。

「血をくれないか……傷から流れている分だけでいい……垂れ流すのはもったいない……」

 疑念に眉を顰める愁斗の顔を見て、瑠流斗は言葉を続ける。

「血を吸ったガーゼでいい……」

 紅く輝く瑠流斗の眼は狂気を孕んでいた。

 外では2撃目のミサイルが発射されていた。愁斗の目はすでに外に向けられていた。

 焼きついて崩れ易くなっていた巨木は消し飛ばし、地面には巨大な穴が空いた。

 吹き飛ばされた地面の底で眠っていた種子が目を覚ます。

 そこに立つメルフィーナは、いつにも増して艶然と、愁斗の瞳と合わせて嗤った。

 まだ終わっていない。

 戦いに向かおうとした愁斗の視界に瑠流斗は入らなかった。いつの間にか瑠流斗は消えていた。

 玄関を出た愁斗の前に立ちはだかるMフィールド。

「伊瀬さん、フィールドの解除をお願いします」

 Mフィールドの消えた先で、妖女メルフィーナは愁斗を待ち構えていた。

「許さぬぞ……許さぬぞ……蘭魔!」

「……あなたは僕に倒されることによって、あの人の幻影に倒されるんだ」

「掛かって来い蘭魔、血祭りにあげてやるわ!」

 全速力で駆ける愁斗の手から閃光が奔った。

 伸ばされた妖女の手首が飛んだ。

 しかし、手首など飛んでいないように、そこにある手でメルフィーナは妖糸を掴み取ったのだ。

 以前よりも再生のスピードが早くなっている。

 メルフィーナに不可視に近い妖糸を引っ張られ、愁斗は思わず足のバランスを崩した。

 愁斗は地面に片手を付きながらも、残った手から妖糸を繰り出す。

 妖女の脚が飛ばされた。

 しかし、脚は最初から2本のままだったように、そこには脚があった。

 愁斗の目はメルフィーナの不完全な美を見ていた。片方だけない腕。あれを斬ったのは愁斗の父。それも25年ほど前のことだ。

「僕の業は中学生のあの人すら超えられないのか……」

 地の底から音がした。

 竹やりの罠のごとく地面から突き出た根が愁斗を襲う。

 地面を横に転がりかろうじて攻撃を躱す愁斗。地面に付いたメルフィーナの足から根が伸びていたのだ。

 襲い来る根を断ち切り、捨て身の覚悟で愁斗は妖糸を放つ。

 先の尖った根が愁斗の太腿を貫いた。

 それと同時にメルフィーナの胴体は、肩から腰にかけて斜めに落とされていた。

 血の線を走らせながら、メルフィーナの上半身がずるりと滑り落ちた。

 しかし、やはり愁斗の業はまだ及ばぬ。

 傷口から伸びた触手のような襞紐が二つの体を繋ぎ合わせた。

 奥歯を噛みながら愁斗は太腿を刺した根を切り、根を抜かぬまま後ろに後退りをした。

 傷付き脚を封じられた愁斗の耳に通信が入った。

《愁斗クン、どうして召喚を使わないの!》

 カメラアイ越しに愁斗の戦いを見守る亜季菜の声だった。

 召喚――それは傀儡士の最高奥義。

 傀儡召喚はそこにいながらにして、時間と空間を超越し、超常的な力を持つ異界の住人をこの世に呼び寄せること。そして、〈それ〉を使役することができれば、あらゆる望みが叶えられると云われている。

「召喚は時と場所、僕の気持ちにも左右されます。今はできません」

 愁斗はそう告げた。

 たしかに召喚はいつでも自由にできるものではない。時と場所、地形や術者のフィーリングにも左右される。けれど、それは口実にすぎなかった。

 愁斗は斬る気でいた。

 なんとしても立ち塞がる壁を断ち斬らねばならなかった。

「もう逃げることもできぬか?」

 メルフィーナは瑞々しい脚を伸ばしながら、一歩一歩と愁斗に近づいてくる。

「血を啜り、骨の髄まで喰らってくれる」

 自由の利かない片足で逃げるのは不可能に思える。逃げる気もなかった。

 愁斗に漲る魔性の気。

 闇に属する魔性のもの。

 この一撃に愁斗は全神経を集中させた。

「――視得みえたッ!」

 渦巻く闇色を纏った妖糸が世界を断つ。

 渾身の一撃はメルフィーナの脳天から股間まで奔った。

「妾は何度斬られようと……ッ!?」

 異変を直ちに察したのは斬られたメルフィーナだった。

 血を噴出し躰は左右対称に崩れ落ちた。

 口も咽喉も半分にも関わらず、メルフィーナは魂の底から叫び声をあげた。

「妾は死なぬ!」

 メルフィーナの躰が枯れていく。

 その光景は止まっていた時間が突如流れたように、美しさの欠片もなく、干からび老婆のように、そして散り逝く。

 灰と化したメルフィーナだったものは、塵と化して夜風に吹かれて消えた。

 愁斗は地面に仰向けに倒れた。その瞳に星の輝きは映らない。汚れたそらは星の輝きを隠し、代わりに地上では文化の光が煌々と輝いている。

 屋敷の中から駆け出してくる足音は愁斗のすぐ傍で止まった。

「愁斗クン大丈夫!」

 心配そうな顔をして自分を覗き込む亜季菜に愁斗は、

「これでまた引きこもり生活に戻りそうです」

 と、皮肉を言った。

 太腿からは血が滲み出している。当分の間、まともに歩くことができないだろう。

 地上に降りたヘリから、普通の車椅子に乗ったユウカが愁斗の元にやってきた。

「早く愁斗クンをヘリに乗せなさい、病院に運ぶわよ」

 愁斗から視線を上げたユウカの瞳に映る十字の刺青。

「アナタが持ってるのは……!」

「箱だけさ」

 そこには銀色のケースを持った瑠流斗が立っていた。開かれたシャツからは十字の刺青が覗いている。穴はなかった。

 瑠流斗はケースを開けると、中に入っていた空のガラスケースを皆に見せ付けた。

 メルフィーナの心臓は消えていた。

 いったいどこに消えたのか?

 ユウカの視線に気付いたのか、瑠流斗は口元に付いていた血を舐め取って、この世のものとは思えない艶やかな笑みを浮かべた。

 それが消えた心臓の真相なのだろう。

 心臓を失ったメルフィーナは……。

 では、果たして愁斗の業は父の幻影を断ち切ったのか?

 それを語るものは誰もない。

 いつしか瑠流斗の姿も消えていた。


 END

 このお話に登場した瑠流斗は「エデン〜ルナティック ハイ」という作品の主人公です。

 さらにアリスも「ルナティック ハイ」の登場人物です。さらにアリスは「エデン〜アリス零式」の主人公であり、「帝都エデン(旧説)」などにも登場しています。

 ただし、こちらに登場しているアリスは壱式、ほかの作品エデンシリーズでのアリスは零式になっています。

 そして、紅葉と〈般若面〉もこの話には登場しています。

 紅葉は少しあとの時系列の「ダークネス-紅-」という作品主人公です。

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