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ガーベラが格好良いのは今日だけです 75

 そんなワイワイと話してたのは、つかの間のひとときだった……


……

「お前の弱点を盾にしてやるぞぉ!ハハハハ」


 スターは笑い飛び立つ。


 今ホメタの目の前には、数万の魂が飛んでいる。ホメタは必死にスターの魂を探す……大切でかけがえのない妹を助ける為に。

 この経緯を順を追って話していく。



 ローラに任したホメタ達は、次の階へと突き進む。次の階は、ロボット軍団が光の剣を構えていた。スーパーSFの世界、真っ只中である。

 敵の相手をするために、一人また一人と階を登るごとに騎士団のメンバーを置いて行く。


「みんな大丈夫かな。」


「大丈夫ですよ。現にローラはもう勝負はついて上がって来てますよ。」


「そうなの?!」


「って、ほら。次ですよ。」


 そこに待ち構えていたのは、獣人+機械……ぶっちゃけ自立歩行が出来るキマイラである。今までとは違う雰囲気がある。

 それもそうだ!この大きな部屋で、たったの二体の直立不動のキマイラが待ち構えている。


 今までは、数で勝負なのがミエミエだったからか今回はヤバイ雰囲気が漂っている。


 ホメタの残りのカードは、エデンにディア……終わり。


「……よし!一緒に戦おう。行くぞ!」


 そう言うと天より知らせが来る。この声良く聞いた事がある。


「やあ!ホメタ、見ていて参加したくてねっ」


 そのあと戦神から、ぶっちゃけ話をされる。


「あのねホメタ、うちのアキがね呼ばれるのズーと待っているんだよ。『今度こそ呼んでくれるもん!』って、涙と花水を流しているんだ。頼むよ。……ね!?」


 なので呼び出す第二の嫁、アキ・ュ・ベレーを。


「ホメタ、僕に任せてよ!パパと一緒に、あの獣をズタズタにしてやるからね!」


……

(なかなか、やるじゃないか。アキ……もう少し僕と同等の力があれば良いんだけど。)

(少しずつ、均等が崩れて行っている。二対一になれば僕も危ういぞ!それでも娘だけでも。)


「パパ!そんな負ける顔しないで!僕がいけないんだよね!?僕が弱いから」


 二匹の自立歩行するキマイラは、相手の動きを読んでインプット・修正する。よって、戦いが長引けば不利になるのは戦神も分かっていた。

 しかし、あと一歩と言う所でアキが戦いとのクセを出す事をインプットされてしまい。戦神のあと一歩が次第に遠くなって行く。


 そして、来てしまった。


 アキが全力が出せない体になってしまう。


(回復魔法を出すタイミングもない!今アキが前に行けば確実に死んでしまう。どうする?……どうする???!!!)


「おー?久しいなぁ……女たらしの愚弟よ。」


「!!」

「オネェ、お姉様!」


「おーい。言い直さなくて良いぞ。」


 下から上がって来たのは、ホメタ騎士団のガーベラである。


「だから途中で私のシゴキを抜け出すから、こんな所で[死]という文字がチラホラ見えてしまうのだ。」

「私はなぁ!?お前の為に金を稼いで魔王を三度倒したんだぞ。分かっているのか……」


(ネェちゃん、ぶつぶつ五月蝿い!そんなんだから、モテないんだよぉ。あ!ネェちゃん!?)

「ネェちゃん、後ろ!」


「わーってるよ!行くぞ愚弟!」


……

 その頃、ホメタ達はアキと戦神を置いて先へ進む。結構、階を進んだのだが未だ頂上ではない。


「ホメタ様、ここに残るから御褒美欲しいな。」


 そう言うのはディア。最後の騎士団である。


「うーん。そうだな、あきらかにうえがれば敵が強くなるからな。」

「いいよ!何する?」


 案外すんなりと受け入れてくれた御主人ホメタ様に対して意外と思ったのか少し驚いた表情をしていた。そして


「では御褒美ですが、ホメタ様と繋がってみたいなー……」


「はいダメー!」


「エデン様には言って無いもん!ホメタ様に言ってるもん!」


 エデンとディアが言い合いしている。

 目の前には、一言でいえば[牛の化け物]である。雰囲気、ミノタウロス+デコトラ?カラフルである。やはりコイツも、半機械半生物である。


 こんなにも、ディアとエデンが話し合っている時間があるのはアルお陰である。[アル]お陰とは、ガラス張りの自動ドアを開けないでいれば安全であることが分かったからだ。

 最初は曇りガラスだが、階を上るにつれてスターの自慢したい気持ちが出ているのか、透明のガラスになったりスポットライトが次の敵を照らし出されたりしていた。


「分かったぁ。だったら、アレして。」


 エデンに何を言われたのか分からないが、ディアは半べそをかいている。

 [アレ]とは、高い高いとハグである。


「ほーれ。高い高い!高い高い……大丈夫だディアは必ず帰ってくる。怖くないぞ、俺の元へ帰って来いよ……」


「ホメタ様、もう一つ約束。」

「僕が引き受けるから、だからもう……決して後ろを振り返らないで。約束して。」



……

「なんで、振り返らったらダメなんだろ?」


「豪傑モードに成るからじゃない?」

「今でこそ重量級鎧を着てますが、一度ひとたびそのモードになれば、馬と一体型の化け物になりますから。」

「ディアの鎧は、特殊ですからね。」


 ディアと別れ、上るホメタとエデンはやっとスターと出くわした。

こんばんは。遅くなりました。ではどうぞです。

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