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スケスケ。色々追加されました 73

……

 ホメタは新たなスキルをゲットすると、自動的に演出用グングニルが発動する。


 そこである衝撃的な出来事が連続して起こり始める!


 ある場所では、急に戦場が優位なる。ある場所では、急に激戦区になったりと戦場が別の意味で大荒れとなる。

 この経緯はというと


 ホメタが割り振られた戦場いくさばは、歩兵部隊で数で勝負というところへ飛ばされる。ホメタが、歩兵へ移された理由は単に馬に乗って無いし、只の戦士マスターぐらいではこの世界では別に珍しくもないらしい。

 馬に乗って無いとあるが、エデンと別れる時に一緒に別れた為である。


(まさか前線とは……どうしようか?普通に戦うか。ナイフの扱いしか得意の無いしなぁ。)


 ホメタは前線も前線!数百メートル先には、ロボット兵士が規則正しい音を出して行進している。ロボット兵士の装備は剣や槍が目立つが、奥に行けば行くほど腕が6本ある奴が殿しんがりをつとめている。


 殿しんがりをつとめていると言ったが、一匹では無く帝国城の周りを壁のように取り囲んでいる。スキは無い。


「いいか!お前らの後ろには、屈強な魔法戦士や魔法拳士がいる。後ろは気にするな!前だけを突き進めー!」


 そう言うと、ホメタを含めた一塊がホメタと思惑違いで弱々しい唸り声を発している。理由は分かっている。


 ホメタの目前には、ホメタの前に出立した二千人の一塊が散らばっており、一塊の特異性が全くない。そして騎士が発言していた『後ろは気にするな!』は、全然魔法戦士や魔法拳士などの出現は無い。

 現実的に、怪我をした者を魔法使いや僧侶やシスターなどの回復魔法使いが回収……というのを繰り返していた。


 それを皆が理解出来るからこそ!命は助かるかも知れないが、回復で痛みや死の恐怖が戦争終結するまで耐えられない感じが漂よっている。

 ホメタが並んでいる所からも愚痴がチョイチョイ聞こえて来るくらいに指揮が下がっていた。


(うわー。皆、信頼し会える仲間と別々だから一致団結感ねぇ。)


 目の前には馬に乗った騎士が指揮を上げている。正直、指揮を上げることは失敗しているが戦場は待ってはくれない。

 乾いた太鼓が鳴り響く。次第に間隔が狭くなって行くと周りの兵士達が皆戦闘モードになっていくのがホメタにもわかった。

 

 そして敵陣にファイアボールがゆっくりと投げ入れたとたん『ウオオォォォ!』と声を発したかと思ったら一気に皆走り出す。が、ホメタは走らなかった……


 ホメタの一番の強みは、接近戦では無いことは自分がよく知っているからだ。だから、一塊から一人置き去りするように只一人立っている。

 ホメタは、見える範囲でデスエクサバイトを使用し投げナイフを敵の脳天に百発百中していく。


(これで俺は百は破壊したなぁ。……)


 ホメタは考えていた。俺も皆と一緒に一塊として行ったほうが良いのでは?と。

 そこであることを閃く!


(そうだ!スケスケモードになって、影ながら皆の命を救えばいいのだ!)


 スケスケモードになってわかった事が……。

 スケスケモードでは、デスエクサバイトは敵から見えるのだ。黒のアーミーナイフが表沙汰になる。

 ホメタはここに居ますよ!って言っているみたいなものだ。


(どうにかして、この黒のナイフがスケスケにならないかなぁ。)


 ホメタは黒のナイフが『透けろ!透けろ!』と声に出して願う。

 [願]ったら当然の如く声がした。演出用グングニルが発動した瞬間だった。


……

「!!」

「あの方向にホメタ様がいる!」


 ホメタの演出用グングニルは、騎士団やエデン達がやる気が出た瞬間だった。


 『いち早く!ホメタ様の所へ行って独り占めする』と騎士団の考え方が一緒になる。

 しかしホメタは、デスエクサバイトがスケスケになったのを良いことに影魔法を併用しており、ホメタを探すのは至難の技である。


 ホメタはスケスケで、敵殿てきしんがりまで到達すると敵一体を破壊する。


「おー。おおおー!」


 敵の殿しんがりを一体倒した瞬間、一斉に戦艦から黒いハエが沢山出てくる。ハエというのは戦闘挺のことである。

 ホメタの頭上が真っ黒になる。そして、緑のレーザーが降り注いだ。


 影魔法とは、相手からの気配を消す事は出来ても実体はソコにいるので[緑のレーザー]が大地降り注いだ事から影魔法が一時中断される。


 [緑のレーザー]が大地に降り注いだお陰で、大地が吹き飛んだ。大地には大きな穴が空く。


(穴に落ちるか!スケスケデスエクサバイトで橋作るか!だったら、橋だな。)


「ん?あれは……」


 ホメタが、自力で見えない橋を作り出し歩いているとローラが見えた。

 影魔法を再び発動し、スケスケのままコッソリとローラの後ろに乗る。


(ニシッシッシ気付いてないなぁ。よし!目隠ししてやろう。)


 ローラは戦っているとき、体がギンギンに固いのが判明する。ホメタが触る度に『そこか!?ハエめ!』と言った事が少し心に刺さるが、俺が見えないのだから同然かと考えると妙に落ち着いた。

 そして、スケスケのまま目隠しをしてスケスケ解除する。


「だーれ……」


 本当は『だーれだ!?』と言いたかったのだが、言う直前に目を覆っていたホメタのてのひらが切り落とされる。ホメタの体には、ローラの細い剣が100回以上切られる。

 ローラが振り返ると


「……ホ……ご無礼を!!」


 それからローラから、ごめんなさい最上位の謝罪を言われる。ローラは馬から降りて平謝りをする。しまいには、剣で腹を突き刺そうとする場面があったのだがソレは止める。


「お前は可愛い!勿体無い事をするな。もっとやるべきことがあるだろ!?」


「それはなんでしょうか!」


(そりゃ……アレコレや。アレコレアレコレ……ズキューンズキューン!)

「とりあえず、落ち着いたらな!?教える。」


 ホメタが『ほら!手を繋ぐぞ』とローラと繋ぐとローラもスケスケになっていく。

 ホメタのニュースキル、ホメタの手に持った物・者もスケスケになる。


「ホメタ様と一緒になれるのですね!繋がる事で一緒にぃー。」


「そんな声を出さなくても、いつも一緒だろ?」


 目の前に巨大な砂ぼこりが見えて来くる、その砂ぼこりが近付くと同時に上にはびこっているハエが撃墜していく。

こんばんは。あと二~三話で終わるつもりです。どうか、よろしくどうぞです。

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