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必死なオッサンだべ 72

「使用人、早く歩かぬかレイナ様が待ってくださっているのだぞ。」


 結局レイナが、この団体を率いている御主人様となる。冒険者達は、レイナを自らの馬に乗せると先へ行こうと言うのだ。

 先へ駆け出すレイナと冒険者を見て、ホメタを含めた騎士団は馬を出して追いかける。


「エデンは馬無いよな?俺のところに乗れよ。」


 その時!それは綺麗な綺麗な姿勢をして手を挙げる初動さがありました。そして言うのです


「ディアも!」


「……ディアは自分の馬持ってるだろ?」


「皆には内緒ですが、昨日からエフィロットがお腹を下していて。エフィロットは馬の名前です」


「そうか、じゃあ乗れ……ポポに」


「ない!あのババアに乗るなんてない!」


「とりあえず、母の背中乗っとけって!もう乗れないかも知れないよ?俺も乗ったけど、結構良い感じだぞ?」


 渋々ディアは、竜化したポポの背中に乗り上昇していった。


「ホメタやりますねぇ。えい!」


 リザリィという馬に二人乗りするホメタとエデン。エデンは『えい!えい!』とホメタの背中をツンツンしている。端から見れば、比較的大きな馬に乗り男女がイチャイチャしながら進む……後ろにはディアを抜いた騎士団がゾロゾロと付いてくるという感じである。


 因みにリトルこと憑喪神の等身大妖精さんは、もとのサイズに戻って貰ってしまっている。


 ある程度進むと、テントがチラホラ見えてくる。


「なんだあれ?遊牧民かな?」


「あんた知らねぇのけ!?」


 ホメタは独り言を言ったつもりだったが、突然会話に入ってくる奴が。

 テントの事は、さほど掘り進める気は無かったのだが……話が始まった。


「ありゃ、ドベイが半壊された時にそこに在中していた魔法使いがいたんだなぁ。んでな、ドベイ魔法使いがな御主人様がいる帝国に知らせたんだわぁ。」


「そこからが泣ける話なんだぁ。」

「ドベイ魔法使いはぁ、そりゃもう必死に訴えたんだわなぁ。あの必死に皆は心うたれていたよぉ」


 そこから、どれだけ必死に伝えたか!『必死』ということばが37回で数えるのをめる位おっさんはホメタから近くにいる。

 

「おめぇ!ちゃんと聞いてるかぁ!?」

「そこのネエチャンとつつき合ってる場合ばやいじゃねぇぞ!?」


「んだば行くぞぉ!」

「その必死が届いたんだぁ……それから帝国で一揆がおこったんだぁ。」


 要は反旗をひるがえしたが、未知なる攻撃部隊に返り討ちになる。

 ホメタ達が見ているテントは、帝国に住んでいた街の人達が暮らしている。


「ほらほら!見えで来たど。あれが、帝国城で取り囲んでいるのが我等同盟軍だべ。」


 丘を登ると、帝国城と周りを取り囲む同盟軍がいた。もう、戦いは始まっていた。


 帝国が出していたのは、無機物の生命感が無い。簡単に言うとロボットである。ただ、ロボットなのにビーム系のライフル銃は見当たらない。

 ビーム系と言ったが、ホメタが思う明るい緑やピンク等の色が見えないので『無い』に至る。


 ロボット達は、剣等の武器を持って戦っているのを見たエデンは


「王国の物を壊したのですが、あることが分かりました。」


「何がわかったの?」


「私が隕石を召喚した時にも分かりますが、戦艦はマナで起動しているのです。」


「恐らく帝国の戦艦のマナ供給は、帝国地下のダンジョンから取り入れていると考えます。」 


「なので当然ですが、戦艦より……ダンジョン外に出て今暴れているロボットは制限があるかと。」


「つまり、ダンジョンから離れるとマナが供給出来ないということは、魔法使い系が出来ない戦い方しか出来ないというワケか。」


「そのとうりです。御褒美をあげましょう。」


 エデンの御褒美は、何が書かれた紙。


「なにこれ?」


「それは、召喚ですよ。召喚者は、キレイナよ。いいでしょ?」

「その魔方召喚陣は、キレイナが何をしてようが召喚されますから。」


(そうか、では!朝の着替え中に呼び出してみるか。)

「エデンありがとう。宝物にするよ。」


「ところで、召喚で思い出したけど俺が死神ランク2アップしたから御褒美で二つ魔法貰ったじゃん?」

「一つは、影魔法で夜に紛れて隠密に行動出来るんだよな?」


「ホメタのスキルで、スケスケになっても声を発していれば居所が分かってしまいます。ですが、その影魔法を併用すれは声を発しても、床が鳴りやすい場所でも静かに行動出来ますよ。」


 うんうんと頷くホメタ


「で、もうひとつのアノ召喚陣は何を呼び出すの?」


 エデンは『うふふ』と微笑んで『とても強い助っ人です』と楽しく言っている。ホメタが『エデンより強い訳ないだろ?』に対しても美人に微笑んでいた。

 そんな感じを話していると、人が集まっている所へ誘導される。


「これから誘導しますので、指揮者の指示に従って下さい!」

「これから我々は、軍団で戦うのだ!単体出はない!単独行動は混乱を招くのだ。」


 帝国城を中心に、五つの方向から攻めいっている現状。ホメタ達は誘導されるとナゼか20%の確率なのに、騎士団もエデンもポポもレイナも居ない場所へやられる。


(あのホイホイと誘導されるのは引っ掛かったぜ!あれが、誘導尋問だな。)



こんばんは。この作品を選び続けている人達!ありがとうございます。楽しく御覧ください。

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