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重い奴がふるいにかけられるのだ。そうやって仕分けされるのだ 63

「あ。ホメタ様、宝物庫に転げ落ちてるよ」


「は?なに言ってんのヨヨヨ。さ、早く前へ進みましょ」


「この先に罠があるよ。私は進みませんよ。」


「良いじゃない!なら落ちましょう。」


「ダメ。押さないで」


 ガーベラは、必至にホメタの命令を執行しようとしていた。ヨヨヨが動く度に、占いをしてないのに占いが発動するみたいだ。

 そんな感じで、やいやいしているとエデンが


「ホメタ?……どこにいるの?」


 やっと、気付いてくれたのはエデンだった。

 そこからの対応と動きが早かった。


 エデン達は、ホメタが落ちて行った場所からホメタ同様に転げ落ちいく選択をとる。

 

……

「あれ?ホメタ様いないじゃないの!」


「お兄ちゃんどこ?」


「そういえば、私たちが入る時……」


 周囲には、エデンとキレイナ・ポポ・ガーベラがいた。エデンがあの時、ヨヨヨに言われた事を思い返す。


「確かヨヨヨが言ってたわねぇ。」

「確か、個体が重いとホメタと同じ道へ進むことは出来ない……と。」


「……」


「ああ、私の胸が大きいから重いと判断されたのね。更に言えば、私のスレンダーでホメタより身長が高いってのも引っ掛かる点だわね。」


 エデンの『重いのは私のせいでは無い!』という風な言い回しの発言は、キレイナとポポ等共に頷くのであった。

 一方ホメタはというと、一足先に地面が平で所々ゴツゴツしている所へ出た。


(暗いなぁ怖いなぁ。よし!こういうときは、召喚だな。)


 ということで、ディアとローラを呼び出す。ディアとローラが出ると、いつもより何処か違う雰囲気が漂っていた。

 それは、ホメタの召喚強化が自動で発動している。


 見た目ディアは、もっと重量騎士になり馬も重量級な鎧を付けていた。ぶっちゃけ格好がよい。

 ローラは、見た目変化無しだった。


「ホメタ様、このローラを呼んで下さりありがとうございます。・ディアを呼んでくれて、ありがとう。で?ホメタ様今から何するの?」


 ローラとディアは、片膝を着いてそれはそれは綺麗な姿勢を保っている。そこへ、ヨヨヨが後からドロップキックをくらわす。

 『ドロップキックをくらわす』とあるが、ゴロゴロと転げ落ちて来て出たら、そこには綺麗な背中があった。綺麗な背中へ、勢いが止まる事なくキックがかまされた瞬間であった。


 ドロップキックは、ローラへ突き刺さる。さも滑り台からのキックである。


 ローラは、見事に綺麗な姿勢のまま顔から地面へ突き刺さる。


「あ。ごめん。」


 そう言うのはヨヨヨ。


「あっ。ヨヨヨ!会いたかったぞー。すまんな、お前の返事へのムカツクのは無しにしとくぞ。」


 そう言ってヨヨヨに、きつくハグをする。そのきついハグを、ディアはハグをした瞬間引き剥がしていた。


「ディアは知らないけど、ヨヨヨは俺の後を追ってきてくれたんだぞ。普通嬉しいだろ?」


「ちがう。コイツ頭良い、先読む!卑怯。どう考えても、ホメタとハグするために落ちて来た。見え見え!」


「あ。あった!神いた。」


「え!?どこ!?」


「……どけぇぇぇぇ!!」


 ローラが、上に乗ってたヨヨヨをぶん投げ退かす。ローラの怒りはホメタの両手が、二つの小山を摘まんだときに噴火直前の小山が綺麗サッパリ収まった。まさに、神の所業である。


 ヨヨヨが、神がいるであろう場所へと指を指し示している。


……

 その頃エデン達は、転がり落ちた筒のような坂道を登っていた。途中の分岐点で


「ああぁ、これが私達が落ちた所かぁ。ガーベラ!!あんた最後なんだから、ソノ穴にフレアテンペストを叩きこんどいて。」


「エデン様は御主人様ではありませんが、その意見……乗りましょう!!」


「私も、フレアテンペストをぶち込むわ!」


 よほど、重い人はふるいに落とされる装置を恨んでいるのを感じる。縦穴を登っている順は、先頭エデン・キレイナ・ポポ・ガーベラである。


……

「フッ!見よ俺の魔法を……ファイア」


「おおホメタ様!明るいです・あっ、明るいな・暖かい光です。」


 順を追ってローラ・ヨヨヨ・ディアの発言。


 ホメタが、ファイアを唱えると目の前には金銀財宝が!色々な宝石もそこらじゅうに落ちている。ぶっちゃけ、ホメタ達は宝石を踏んでいる……それくらい大量にある。

 そんな財宝を目の当たりした一行は、はしゃいでいた……特にホメタが。


「ホメタ様?そんなに嬉しいものなんでしょうか?いつもは、お金に疎いのに。」


「ローラはバカだなぁ。こんなに金が有ったら、サーカスを建て直せるしレイナへのプレゼントが出来るだろ!?」

「何だったら、ローラ達にもプレゼントが出来たりするんだぞ!?」


 それからローラが『そっスね!』と言い、一行はガンガン入れれる所に宝石類を詰め込んでいく。


「ホメタ!もう入らない。というか動けない。」


 ディアの重量鎧の中に、宝石をギュウギュウに詰め込んだ結果、間接の隙間さえも宝石を詰め込んだ為に固まってしまい動けないでいた。


「大丈夫だ!俺がここから出で、ここではない所でお前を召喚するとぉ。大大大丈夫だ。」


「でもホメタもソレ大丈夫なの?」


 ホメタは、ホテルのパジャマを借りパク(借りている風な感じで、パジャマを盗っている。返せ!と言われれば返すつもりの意味)している。

 パジャマをズボンの中に入れている。上の服の中にパンパンに宝石を入れている。パンツの中にもパンパンに入れている。


 そんなにパンパンだと、あの細い道を戻れるの?って感じで聞いてくるディア。


 そうこうしていると、突然地鳴りが二連発来た。それは、エデン達の仕業であることが分かる。

 そのあと、直ぐにエデン達が参上するのだが……あるヤツも突然参上する!


「ハッハッハァァァ。ぁぁ。みんないるねぇ?」

「エデンに、ポポ!?……ああ君がキレイナ君か。」


 突然現れたのは古代神スターである。



こんばんは。いつもありがとうございます。よろしくどうぞです。

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