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負のマンツーマン対応 61

 ポポは、言うなれば遠くからの参加である。あの場で座って無いが、見えない所から覗いていた。だから、神々達が虐殺していった事とホメタが標的になった時は


「ポポ様お止めください!ここでは空間を切り裂く魔法を準備しないでください。」


「いいえ!私が今アソコに存在しないのは確実です。空間斬りをしてホメタの側に、側にぃぃぃ」


 そんな感じで、ひと悶着あった。結局、空間斬りを総出で邪魔をして阻止したという。

 『阻止』とあるが、ホメタが攻撃を防いだことで空間斬りはキャンセルとなり阻止とは言いがたい。ちなみにポポのそばには、星神の側近がいるらしく流石!他の神とは少し違う立場みたいだ。


……

「ホメタの前世の名前の由来は、平成の二月生まれで‘成二せいじ’かぁ。」


「何回言ってんだよ。もう良いって!俺の前世はそんなに楽しく無かったから……やめよう。」


 ホメタ達は、どうやって下界に目指しているのか分からないがワイワイと話ながら当ての無い道をゆく。所々でエデンが『ここ!コッチ』など言って、白い床白い壁を進んで行く。

 

「ところで、SFってなに?」


 そう質問するのはエデンだった。


(SFもファンタジーもほぼ一緒だろ?どう言えば良いのかな?)

「SFってのは、なんでもアリ!って世界なんだよ。」


「どうゆう風に、なんでもアリなの?」


「例えば、見たことも無い機械を使って火を出したり空を飛んだり。あとは、あとは巨大ロボットかな……合体するヤツな!」


 フワッと、やんわりとホメタは答えていたが的を得てない事が分かるのか、エデン達は他者に答えを求めるべく話を変える。

 後日、エデンはキレイナにSFについて聞くことになる。


「ホメタ!あのスターが言っていた神の話だけど私も感じたわ。で!!一緒に探しましょうよぉ」


 あまり見ないエデンの甘え。

 ホメタは、安い餌で釣り上げられるように返事をして了承する。


 宿に帰ったホメタ達は、レイナと合流し神会議の出来事を全て伝える。エデンは、レイナと話があるとかでホメタはフリーになったのでかわやにて一人籠ることにする。

 厠へ籠るというのは、ホメタのステータス画面の確認の為だ。


 クラウンのランクアップ、クラウンが関わると演出用グングニルが発動する。しかし、他の戦士・戦神・死神・魔法使いのランクは目立たなかった。

 

(この前エデンが、寝ている時に「小さな光が小さな輪をかいてましたよ」って言ってたしな。)



【現在職・ランク】


クラウン    ☆クラウン☆

戦士      戦士マスター

死神      死神暗部

戦神      園芸常務

魔法使い    やや並魔法使い


「……おー!?戦士マスターしてるぅ」


 厠から、大声の笑い声が聞こえてくる。そして、その笑い声は次第に気合いが入った掛け声に代わる。

 気合いが入ってノリノリのホメタは【師匠・職】欄に目を向ける。


 久し振り……いや、初めてというべきか、自分で☆をポチることにした。

 そして


 現れる……目の前に。

 一人用の厠に、戦神が『よいしょっと』って上から降ってきた。


「あのー。しゃべん無いんっスか!?」

「いつもの、マシンガントークをこの厠でマンツーマン対応するんっスか!?」


 戦神はいつもと雰囲気が


「アロハー!ホメタ」

「ホメタ達は、スターの言う神探すよね?今さっきエデンちゃんと言ってたもんね!?」

「僕は調べたよ。僕は神々の代表だからね。調べて分かったけど、スターが探している神は本当にこの世界に存在するよ。」


(ちかい……)


「しかも、本当に一定の神が減少すると出現するみたい。知らなかったなぁ、本当に知らなかったなぁ。」

「その神は『意思を持ちながら自由奔放を大事にする。1度定着すると、そこに留まり暮らし始める』だってさ。本にそう書いてたよ」


(なんだ?なんかの小動物か?)

(というか、こんな狭い所で手振り素振りで説明せんでもエエがな。)

(ってか、俺に当たってんだよ!その大学の教授みたいに、狭い所で手を振り回すな!何気に攻撃力強いし)


 戦神は、ホメタに手を伸ばして『よろしくね』と握手をしようと差し伸べている。


 もう一度言う!一人用のかわやで、大の大人が二人おって且つ手を伸ばし握手を求めている。声が子供っぽいわりに、体は筋肉ムキムキでホメタより150%背がでかい男性がニコッと笑っている。


 ホメタは、逃げ出したかった。だけど、戦神のデカイ声のせいで回りから声が聞こえてくる。それは『男同士でヤリ合っているのか?』とか『あんなに壁を叩いて、さぞ気持ち良いんだろうなぁ』とか聞こえてくる。


(ここで逃げたら、絶対ヤバイぜ。)

(どうせ『気持ち良すぎて我慢できず出て来たんだろう?』とか思われたら大変だ。)


「とりあえず、握手したら厠の出入口を使用しないで消えてくれるかな?……消えろ!って言ってないよ。現れたから、消えることも同じでしょ?だから」


「え!?これから、アキと喋りたいんだけど」


 丁寧に戦神様に説明するが『娘に会っちゃいけないの?』と大の大人がウルウルしている。

 戦神もといムキムキ男は、一人用厠でジタバタする。


「うわーー!ホメタが!?ホメタが、いじめるぅ。」


 周りから声が……


 仕方なく了承する。大の大人二人が、厠から出でくる。

こんばんわ。読んで下さる人がいるかぎり、楽しく読んで頂くようにがんばります。では、どうぞ。

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