私はハーレムに憧れて変態になった 55
私の名前は剣闘士ガール・ュ・ベラ、初代女勇者である。
私は、両親を戦争で亡くし残ったのは一人の弟だった。弟を食わせて行くために『強く!強く!』と言い聞かせ、若干14歳で無敗の剣闘士にまでのなった。
ある時、国のお偉いさん方が『そなたに、永遠の名誉と勇者の称号を与えよう!』と言ってきた。私は、将来!弟との安泰を求め『永遠の約束された道』へと手を伸ばした。
やはりそれには、条件があった。その条件とは、[魔王を討ち滅ぼす]事だった。
私は、一人旅に出た。そう、一人である。私と同等な奴は存在しない!且つ、条件を出した輩にも言われたことだが『すまんな。国の守りを緩めると一大事な時なのだ。』と言って援助を断わってきたのだ。
援助や支援は、私にとって魔王討伐の際は本当に一人気ままに暴れられて、良かった!と感じるところがあった。そんなこんなで、約1ヶ月で魔王を討伐する。
私は、意気揚々と弟との安泰と自分の名誉の為に急いで帰ったんだ。
しかし、非現実的な事を言われてしまった。『そんな早く魔王が討ち取れる訳がない!』
『私は、大神官じゃ!確かに一瞬魔王の気配は消えた。だが、魔王は魔王の首を燃やさないと新な魔王が出現するのだぞ!?よもや、安泰と名誉の為に嘘をついたのでは?』そう、言われてしまった。
私は、弟が心配で走った!……弟は、王族の兵士に囚われていた。私は、奇襲をかけて弟を救った。私の弟は、私の教えもあって良く出来た戦士で、その後の追手からも難無く追っ払うことは容易かった。
私は、失いかけた名誉と弟との安泰を求め、再度魔王の所へと乗り込んだ。そして、前の魔王と新しい魔王がいたので2体とも討ち倒した。そして、魔王2体の首を献上する。
するとどうだろう!街が拍手喝采し、皆が笑顔に……無かった!何も無い。
私が一人で魔王を討伐してから、街の連中も私に勇者の称号を出すと言った方々も私から目を反らすようになった。
私は、国を救った。首を持ち帰った瞬間、私は必要とされない人間になってしまった。一瞬でも私の忠誠をした私に、拳で打ち砕きたい想いがあった。だけど!私には弟が生きているって分かっていたので、傷心した私の心は弟へと向かっていった。
しかし……弟はいなかった。
弟を誘拐したのは、弟を捕らえようとした国!私の心が燃え上がり走り出していた。
そして、私は一つの城を潰した。しかし、弟は!弟の亡骸も存在しなかった。そして、私と弟が暮らしていた小さな家にたどり着くと弟のベッドへ潜り込んで理解した。
……書き置きがあった。
『お姉ちゃんへ、お姉ちゃんは一人生きてください。僕は、お姉ちゃんの教えもあって一人で生活出来ます。僕は、お姉ちゃんタイプの女性は苦手です。いつも、お姉ちゃんの容姿を見て『喋らなければ美人なのに』と日々思っていました。』『僕は僕のハーレムを作りたいと思います!では、さようなら。』
私は、発狂した。私の思い違いで国一つ落としてしまった。
それから私は、私のハーレムを作る為に世界を廻りエデン様と出会ってしまった。
……
(そう!私は何としても手に入れて見せる!)
『そこのお前!どけぇ!!』
『待ってくれ!俺を知っているだろう?俺の名はヨシ!勇者ヨシだ。』
ガーベラは『勇者なんぞ!糞食らえ!』と言い、突進しヨシをブッ飛ばす!
『ガーベラ速い!まだ、ホメタ様の話途中だった。抜け駆け、許されない!』
『ディア?ホメタ様の命令は『レイナの救出』よ。御褒美なんて、結果があってこその御褒美よ!御褒美は、ホメタ様との一夜にしてもらおーっと。』
『ガーベラ!アンタ、自分勝手に御褒美を想像しないでくださる?ホメタ様は私達の身体を求めてなんかいませんよ。ただ、私だったら御褒美は御主人様と御背中を洗い合いたい……』
『ガーベラもローラも却下!ホメタ様との間に子供作る!これが、ディアの願い。うん!コレ!』
妹キレイナを助ける30騎士団、母を助けるホメタ夫婦とで別れることにした。
ホメタは、30騎士団……今は31騎士団になっている。1は、ヘルである。30騎士団の後輩として、入れることにした。ホメタは、皆のモチベーションを上げる為に「妹をいち早く助け、ここに連れてきたら御褒美を」を言ってガーベラが駆け出すと、皆々様が『抜け駆けユルサナイ!』と言い追っかけて行きました。
……
『あらあら大変よぉ?あの子達、絶対勘違いして良からぬ物を要求してくるわよぉ。』
「だよな!アイツ等に伝える魔法とかないかな?」
エデンに相談すると、そういう魔法は存在することが分かった。早速して頂く!
……
31騎士団は、既に最後の扉へと差し掛かっていた。
『ちょっとヘル!あんた後輩なんでしょ!?早く戻ってホメタ様に御褒美が何なのか聞いてって言ってるでしょ?・違う!ヘルは同じシスターである私の後輩よ!?勝手に命令しないで!・ヘル!アンタの胸形良すぎだから!・ヘル!アンタの馬遅いって!・ヘル!それでも神なのかい?!・ヘル!……ヘル!?聞いてる!?』
そんな中、写し出される。
「やあ!皆何処までいったのかな?」
『あと、1枚!1枚です!!』
この魔法は、過去よくエデンが使っていた魔法。主に、パシリとして。だから、生中継だと皆さん知っていた。
ホメタは、急かすつもりなど無かった。だけど、ホメタの言った事に拍車がかかる。要は、ニトロのターボが入った。
ホメタの生中継が続く
「お前ら速いぞー。御褒美だけどな?なんと!」
『一夜!?・洗いっこ!?・子作り!?』
「なんと、俺の……」
突然!ホメタから先、途方もない先に高く炎が柱になっていた。そして、轟音が鳴りホメタの近場が爆発する。
『このローラ!一番乗りでございます!そして、御覧の通りキレイナ様も無事です。』
『ちょっ!ちょっと待ったー!・待て!ローラせこい!!』
ガーベラとディア、そしてローラが言い争っていた。話を聞くと、ガーベラいわく一番乗りで助けたのは私!ガーベラと言っていた。だが、ホメタが言ったのは[連れて来た者!]だったので、ガーベラが帰る途中ディアに襲われる。
ディアは、オーガフレアを一点に集め爆発させた!しかし、ローラはソレを見越して大爆発する火炎を剣神秘奥技千斬りで縦に斬りさく。しかも、千斬りをした後に炎の軌道を操り全ての爆風と爆熱は上下にいたガーベラとディアに向ける。
そう!縦に火柱に見えたのは、上下に邪魔な者がいたから、そんな形になっただけであった。
そんな3人の事情を、全て見ていたかのようにエデンがスラスラとホメタに解説する。
(たしか、ローラは一緒に風呂に入る!だったな!?楽勝だな!)
「では、ローラに御褒美として俺の複製品で性能は落ちるが御面をサイン入りであげよう!」
「それと、ローラには特別にもう一つの願いを聞き入れよう!近いうちに一緒に風呂に入ろう!」
『えーー!!??ホメタ様の仮面を貰えるのぉ!!??私!!欲しいです!!』
叫んだのはポポだった。続いて、エデンも珍しく『どんな性能か、ちょっと貸してください』と激しく懇願される。
「コレはローラの!だからな」と念推ししてエデンに渡す。
『まあ!コレは凄い!!熟練度関係無しで、一つのスキルのみ強強化できますわ。』
「そうなのだ!そして、仮面が取られる事が無いようにローラ専用にも出来るのだ!そして、ローラはクラウンでは無いのでローラが思う形へと変化が可能なのだ。ただ、この仮面以上の大きさには変化出来ないけどな!」
「……ほれ!御面を返せ!」
『えー。これ、私にも欲しいですぅ。』
『あ!そうだ!私ランクアップしたんです。だから、御褒美で下さいよぉ。私も、色々ホメタに上げたじゃないですかぁ。ねっ?』
『私もあげた』とか『ランクアップの御褒美』等言われると、言い返せないホメタがそこにいたのは確かなので仕方無く御面をあげる事にした。
そんなやり取りを、ローラは『目をウルウル』して何かを訴えていた。しかし、ホメタの一言で改善される。
「ローラには、特別にサイン入り2ヵ所をしてやろう!」
「俺はな、来るべき時の為にサインを99パターン用意してたのだ!今!役に立つとはな!!」
「……よし!サイン2ヵ所もした!ローラへっと。ローラだけってのも、なんかローラが虐められそうだから特別にローラだけ二個で、後は一個にしとこう!」
御面をローラに渡す。ローラにいくつか忠告をする。①この御面は、騎士団の物であるがローラが御面をしたいときは優先的に使用出来る!②混乱が生じるときは、当番制にすること。③とりあえず仲良く使用すること!を約束させた。
ローラは、御面を被り非常に衝撃を受けていた。それを見てホメタは理解した。
(ローラは、御面の形状を変えることが出来ないんだな!……!!良いことを思い付いた!)
「ローラ来い!……ホラッ!可愛いだろぅ。」
ローラが御面を使う時だけ、髪止めに変化するよう細工する。そして、ローラから暑苦しい宣誓を言われた。
そんなローラとのやり取りを、エデンは見つめていた。エデンの御面にも、可愛いイヤリングへと変化させる。
こんばんは。皆様、まいど読んでいただきありがとうございます。では、どうぞです。




