出来ん!もんは出来ん!!
『招待状、拝見します……ああ!坊っちゃんの妹様ですね。坊っちゃんは??』
『兄は後で来ます。私の後ろにいるのが、兄の奥方のエデンさんとポポさんです。』
『坊っちゃんに二人も付き添う人が!?』
『本当はもう一人いるのですが……』
もう一人の事は『実家に帰ってる』と答えると話は終わる。
兄ホメタは後で来る!とあるが、本当はレイナに『来るな!』と言われてしまう。
そんな『来るな!』訳を今から説明する。
レイナ達が買い物を買いに行っている間、ホメタは宿でゴロゴロ過ごしていたわけではない!ホメタは[あるスキル]の習得で修行とイメージトレーニングをしていた。
[あるスキル]とは、ホメタがレイナにしたいと思い続けている、その①の膝の上にレイナを乗せたい!をさせるためには!?ってヤツのきっかけとなったのは、パクが俺の仮面を取って調べようとした時だ!……あの時、仮面はパクに取られまいとスケスケになったのだ!!それを、俺もしたい!ということで修練をしている。
仮面の事で昔を思い出していた。昔仮面は、口の部分は開いたり閉まったり無かった。だけど、今は仮面をしたままで食事を摂れる。
そのきっかけは、幼少時代に仮面を着けたまま食事をしてたのだ。仮面は、着けたまま寝たり風呂入ったり……と生活の一部としてきた。そしたら、分からない内に食事を食べる時に勝手に鼻から下の部分が開くようになったのだ。
その経験を思い出し、且つ他者に触らせないという点とホメタの攻撃を避けようとするスキルの究極を目指し、研究することにした。
「よし!じゃあ、ディアとローラは俺を絞め殺す感じで抱いてくれ!」
(俺の考えが正解なら、絞め殺す技を避ける事が出来れば!)
ディア達は了承すると裸になる。別に鎧着てて良いよ!っと答えたが
『鎧を着けて、ご主人様を抱くのは騎士道に反します!』
「そうなの??でも、裸にならなくても良いだろ?下着とか服くらい有るだろ!」
ということで始まる。ギュウギュウと絞めていく。
(眼前のローラ、胸がプリンプリンだなぁ。対して背中のディアはツルツルだけど、耳にディアの吐息が掛かってなんか良い!良いぞ)
『ホメタ様、今エロい事を考えましたね?やはり!体が反応してますのよ。』
『ローラ!もう充分!前後交換!!』
「いや!夜になるまでに完成したいんだ。だから、そのままイッてくれ!あと、もっと強くしてくれ!!」
『だってさ!?ご主人様の命令ですもの。命令は守らなきゃね?ホホホ』
『ホメタ様、次はディアが一番に呼んで!約束して!じゃないと緩める!!』
ディアが駄々をコネ出した。ホメタは、禁じ手を発動するしか無かった。
「ガーベラ!俺を絞め殺すせ。」
『ガッテンしょうち!!』
ガーベラのエロい手つきもあったが、ホメタの命令の絞め殺すほどにギュッ!と絞めていたので良しとしよう。
そして、レベルが上がる。ランク?レベルが上がって[アレ]が発動する。
[アレ]というのは、演出用グングニルが勝手に発動した。そして、宿は大破した。
宿の主人は『魔王の攻撃かっ!?』とか、同じ宿に泊まっている人は『おのれ王国軍め!俺を帝国の指揮官と知っての……』等々聞こえる。
『やっべえ!!ガーベラッ!もう終わり!終わりだから!!離れろって。』
(いや、あの技を発動しよう。行けるはず!)
そう思うと、みるみるとホメタは透けていく。そして、抱き締めるガーベラの体をスルリと抜ける。
ガーベラは、ホメタの身体が透明になって行きすり抜けたのを感じ取るが見えない御主人様を必死に探すのだった。
(フッフッフ!ガーベラ探してるなぁ……悪戯しようっと。)
『ひゃあっ!……ディア!!私の胸を触らないでって言ってるでしょ。』
『昔とは違う。多分、ホメタ様が触った。せこい!ずるい!』
(よし、もう姿を表してやろうか。)
『また、お兄ちゃんがやったんでしょ!?あの光の柱はお兄ちゃんだもん。』
『お兄ちゃん!!隠れてるの?!出て来て!!』
(やべぇ!全裸だよ。どうしようか??)
「お兄ちゃんは、少し旅に出る!大丈夫だパーティには間に合ってみせるから」
「みせるから!」をエコーで遠ざかって行くように仕向ける。
……
今に至る。
『残念です。坊っちゃんの成長ぶりを見てみたかったです。』
『大丈夫ですよ。夫は来てますから。』
(……ダメだ!出て行っては駄目だ。我慢だ!レイナに俺の膝の上に乗せる!これこそ俺の夢!)
……
『犯人は貴女!レイナ様ですね?残念ですよ、どうです?私の妃となれば無罪放免にして差し上げますよ。』
「……それはできません。できませんなぁ。」
そう発すると、レイナの座っている椅子にムクムクと立体的に出てくるホメタ。開場全体に衝撃が走る!一番の大衝撃は、モチのロンでレイナである。
ホメタは、感無量という感じで座っていた。レイナは驚いて、ホメタの膝から即座に立ち上がる。
『お!?おおお!?お兄ぃ??』
「そうだよ?お兄ちゃんだよぉ。」
『ほぉ!?貴女の兄上か??変人か変態の類いか?』
事件の一旦はこうだ。まず、停電とは行かずエデンとポポのダンスの取り合いとなった。もちろん、レイナ様も取り合いになっていた。だけどレイナの我慢が噴火して、ある貴族を断ったのがキッカケだ。
そして、事件というのはぶっっっっちゃけどうでも良いと思っているのだが。
『私が、何故貴女の第一妃の御髪を盗るに至るの??』
『私見ていました!あなた私の旦那を陥れようとして何気無く、私の無くした御髪を届けようとしたのね!』
そんな感じで、言い争っていた。そんな、醜態はレイナも入っているなんて考えたくないのであしらうことにした。
「その御髪なら、あそこに落ちてましたよ。……ホラッ!落ちてます。」
本当は、レイナのポケットに入れられた御髪を抜きとり投げる!ただそれだけの事をした。
『まあ!!坊っちゃん!!』
(坊っちゃん!あんなに小さかったホメタ坊っちゃんが、こんなにも凛々しく成っちゃって。)
ペコッとお辞儀をするホメタ。サーカスでは、先輩は下手だろうが何だろうが先輩に礼儀を尽くすのは普通だ。
現メイドのパンナさんは、ホメタにナイフ投げの極意を教えて貰った人だ。しかも、可憐でお母ちゃんとツートップの美人スターなのだ。そんな、パンナさんを見てホメタはテンションが高くなる。
「あの時、パンナさんが貴族にメイドで引き取られたのはガガンボ師匠の所だったんですね!?」
『そうなのよ。でも、メイド目的だけだったら良かったんだけどね。……って、その現御主人様のランボー様登場よ。』
今晩は。毎回ありがとうございます。では、どうぞです。




