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俺の眼力にかかれば、鎧してようがボディラインが分かるのだ 49

 ホメタは、多重魔法結界内にいる二匹のカマカマを見る。エデンとポポが、雄カマカマは昨日の門番であるというのなら、本当にそうなんだろうとは思い眺めているとドアがノックされる。


『お兄ちゃん。朝御飯は宿の一階だから!早く服を来てね。私、先に行くから!』


 レイナの声に反応しようとしたとき


『ホメタ見てー!凄い!!ピクピクしているわ!?』


『ああぁん。痛すぎてイッているのよ……ねぇ?ホメタ。』


 その時!レイナがドアをブチ破る。今、ドアからレイナの拳のみ見えていた。


『朝から元気ですねぇ。私!朝食終えたら、一人で町を散策しますからっ!』


 そういうと去って行こうとした。ホメタは、レイナの勘違いを正す為に去り行く手を繋ぐ。


「待てぇ!違うから。まず、部屋入ってから言えよ!」


『はなして!どうせ、全員全裸なんでしょ?!』


 全員全裸だった。寝るときは、普通全裸で寝る。エデンがウチに来てから、一人寝では無いので二人で寝るのなら裸で引っ付いて寝る方が温いから!そんな理由で、全裸で寝るようになった。別にエロい意味では無い!断じて無い!!


(はい!その通りです!!)

「そんな分けあるかい!って言いたいが、レイナには嘘は言いたく無い!この全裸は、ちょっとした野暮用が有った!ただソレだけだ!信じてくれぇ」


 ホメタは、心の底から訴える。訴え続けていると、伝わったみたいで待ってくれた。さすが俺の妹!できた妹だ!

 ホメタ達は、急いで服を着た。


『入るよ!?ちょっと船の事で話たいの。服着たよね?』


「もう起きたから服は着てるよ!寝る時は全裸だけどな。」


 もう一度、寝るときは全裸!ということを念押しする。

 レイナは、部屋に入ると部屋の中央に魔法結界があることに気付く。結界の中をマジマジと見ると


『あっ!懐かしい。サーカス団でも、暇さえあれば娯楽としてやってたね。』


『そう!そこで食べている雌のカマカマは私が端正込めた猛将です。そして、食べられているのがあのやらしい門番です。』


『え?』


「レイナ!船のことだが、俺には考えがある。まず、貴族に頼み込む!そして……」


 レイナが『それよりも!このカマカマが門番って!?何!!??』と言い『安心してください。再びエデンが精神を取り除き、私が門番に入れれば元通りです』とポポが説明する。

 その後、レイナは深いため息を付いて『一応ありがとう……と言っとくわ』と言っていた。


『大貴族!ランボー・ガ・ガンボー様のお通りだ!道を開けろー!!』


 大貴族の行列は凄まじい!いわば大名行列だ。

皆が、大貴族の行列を避けようと人混みが割れている。ホメタは、貴族っていうのに疎いので朝食を食べていると宿の主人が『すまんが、貴族様に挨拶……手を降るだけでも良いから顔を見せてくれんか?』と頼んでくる。

 なんでも、過去あった話で貴族そっちのけで朝食をしていた冒険者が他人からの通報で次の日罰金を取られたとあった。罰金で終わっていればまだマシらしく、あるいわ命の代償だってあるかもしれないと宿の主人が言う。


 聞く限り色々と面倒なので、ホメタ達はしゃーなしで見に行く。ホメタはボヘーと眺めていると……


(ん?あの体つき!どっかで見たよな??)

「レイナ?あの貴族、鎧で顔を隠しているけど見たことないか?」


『顔隠している時点でわかりません!』

『顔隠しているから、OFFの時は素顔で出歩くんだろうけど。お兄ちゃん分かるの??』


「鎧をしていても、ボディラインや足の大きさ!更に、顎や目の位置は早々他者と同じではないよ。レイナも、見ただけで勇者と同行していた時よりウエストが少しプニッと感が出て来ているのは分かってる!それに、昨日の夜腹筋しただろう?俺はプニッとしている方が可愛いし好きだ!だからといってブヨンブヨンはちょっと……けど!!俺の妹なのは確実だから!それでも好きだけどな。あと、そんなにスタイル良いのになんで大きめのマントを羽織っているのか分からないな。お母ちゃんみたいな衣装を着てほしいなぁ。それと……」


 話でいる最中、レイナに殴られる。吹っ飛ぶ!!綺麗な弧を描いて。

 この吹っ飛ぶ後継は、大貴族が当たらないようにホメタは虹が掛かったように弧を描いた。


 吹っ飛ぶながら、考えているとホメタは分かったのか、向こう側まで吹っ飛ぶと壁を蹴ってクルクルと華麗に貴族の馬車……つまり貴族が座っていた椅子の背もたれの上にストンと立つ。


「ああ。やっぱり師匠ですね。」


 ホメタが鉄兜の貴族を覗き込むと、再びクルクルと華麗に背もたれから飛び降りた。


「お久しぶりですです。ガガンボ師匠……って、クラウンはほとんどやって無いですけどね。」


 そう言い、ホメタはニカッと笑顔を見せる。

 

 が!?


『その無法者を捕らえろぉぉ!!』


 大名行列が、一匹の無法者を攻撃しようと取り囲む。ホメタは、馬車の上に乗っかっていても危険な状態なのでデスエクサバイトを二本出し近くの壁へ刺しナイフの上に立つ。

 場は騒然と成りつつあった。しかし、鎧を着た貴族が立ち上がると


『私の昔の恩人に無礼な振る舞いは許さん!……引けぇ!!』


 騒然となっていたが、ガガンボさんの一声で静まりかえる。そして、ガガンボさんのメイドさんがホメタにメモを渡しにくる。


(この動き!!もしや、先代綱渡りと空中ブランコを得意とした!)

「もしかして、パンナさんか!?」


『こらこら、昔の呼び名を出してはいけませんよ。坊っちゃんこそ、華麗なる動き……感動してしまいました。』

『つきまして、今晩パーティが有ります。お連れのかたを連れて来てはどうでしょうか?』


 そう言い、一通の手紙を受けとる。裏には、招待状と書いてある。

 ホメタが手紙を受け取ると、何も無かったように大名行列は去って行った。


……

 夜になるまで、レイナとエデン・ポポはパーティに出る為の衣装を買いに行っている。ホメタの分の衣装は、ホメタが「レイナとお買い物!一緒ぉぉ!!」とか言ったら即効『お兄ちゃんはここで待ってて!』つまり、ハウス!!ってやつだ。

因みに、ホメタのサイズはエデンが知っている。

今晩は、遅くなりました。では、どうぞです

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