夫婦揃って悪魔になりました 45
ホメタは、エデンで夫婦会議を行おうと思っていた矢先
『じゃあ!私からいくね!』
『エデンが先手だな?……場所をかえるぞ』
そういうと、指パッチンで瞬時に何もない空間へ移動する。そこは、一面真っ白で新築した病院の床が永遠に続いている感じである。その真っ白に一つ、マザードラゴンが玉座に座っているのがわかる。
エデンは、魔法を唱え出すと黒の渦が出現したかと思えば、マザードラゴンを黒の渦の中へ入れていた。
マザードラゴンが黒の渦へ入れてとあるが、見た感じ吸い込まれたと言うのが正しいのか?次元が歪んで吸引されたのか……とにかにホメタにそう見えた。
一時の時間が経過すると、突如どっかから怒濤の衝撃音が鳴り響く!そこには、マザードラゴンが五体満足一応はあるが、手や足が有らぬ方向へ曲がっていたり、肌がプスプスと煮え爛れているのが分かる。
『いやー。驚いたぞ!?死ぬかと思った!』
エデンは『これで7割ね』と言っていた。それを聞いたポポは、大爆笑していた。何が面白いのか分からないが。ポポが、エデンに言い渡される『よし!エデンは合格だ』……と。
その言葉にエデンは驚愕していた。隣にいるホメタを抱き上げ、小さな子供が別れたく無い!と言わんばかりに大きいヌイグルミを抱いている。
「大丈夫だよ。最後じゃないから。大丈夫!」
「ちょっと今からスキル発動するけど、これは演出用で攻撃では無いから!爆風が嫌なら離れてて欲しいね。」
(ああ!アレか!?戦神があげたと言われている[演出用グングニル]か。アレが来るのか?……つまらん!私の身体にあの矢が刺されば粉砕確定だな。)
ポポが、玉座から立ち後ろを下がるのを確認したホメタは「爆風が攻撃じゃ無い!ってのが伝わって良かった。」と内心思う。
ホメタは、数回グングニルを発動している。グングニルの発動が続いている。更に、続く……
『ホメタよ!早く攻撃せぬか!?』
「いやー。そんな注目されると緊張しますので、スイマセンが向こう向いててくれませんか?」
ポポが向こうを向いた!……
……
「え!?逃げるの!?……別に良いよ!恥ずかしくないよ!」
『別に、それを後ろから突かなくていいだろう!』
「だって攻撃してもいいんでしょ!?それに、あんたが気に入らなかったら俺はゴミのように殺されんだろ?……だったら、だったら本気で行くしかないさぁ。」
「そうだよねぇ?」とエデンと顔を見合わす。
「あと、攻撃は前から限定となって無いだろ!?それは、エデンの攻撃だってそうじゃ無いか!」
「早く!!後ろ向けよ!!!」
ポポは、非常に慌てているのが分かる。
更にホメタは、非情な事を言い出す。それは、沸騰し続ける水に面白そうだから!という理由だけでドライアイスをポンッと入れるみたいだ。
「あと10秒で、後ろ向かないのならお前の負けな!分かってんだろなぁ?お前俺を殺す発言してたよなぁ??だったら、俺が勝ったらお前の命は俺の物になるんだよなぁ?」
10秒が経過してしまう。ポポは、結局ホメタの正面を向いたままで立ち尽くしていた。
ホメタは極悪人の顔をして
「ハッハッハ!俺の勝ち!俺の勝ち!俺の勝ち!俺の勝ち!!俺の勝ち!!俺の……」
ホメタは、30人騎士団を呼ぶ!更にリザリィとディデとパクを出して今、ホメタ祭りが開催中である。
ホメタの出した者達は、御主人様がお祭り気分で騒ぎ楽しそうに動き回るのを見て参加していく。
今!!ホメタの[俺の勝ち!マジ勝っちまったよ!?祭り]が白の空間で開催されている。
(どうだ!?どうだ!どうだー!!……早く堕ちろマザードラゴンよ。)
『私の負けだ』
『だがしかし!命まで取られるのは理不尽だ!!だってそうだろ?お前は只の人だ。私は星神!神なのだ!神の命と人の命は対等ではない!』
駄々をこねるマザードラゴンのポポを眺める内に、ホメタの中で怒りが込み上げてくる。
「そうかー。別に、許してやろうと思ったのだけどなぁー。……召喚!戦神!!」
『アロハー。ポポちゃん!』
『ポポちゃん駄目だよー!?神同士の約束は絶対だよー。僕も、見てて笑ってしまったよぉー。だから、出て来ちゃった。』
『そうそう、このホメタさんは神でーす。遊戯神って言うんだよー。』
「戦神さん!これを、コイツに入れるんで逃げないように押さえて欲しいんだ!」
『なるほど!ポポちゃんに、痛い躾をするんだね!』
(面白そうだ!!ポポちゃん星神になってから偉そうなんだよ!気に入らないんだよなぁ!)
「おい!エデンも手伝え!」
「お前ら!コイツを押さえろ!」
「そんなに嫌なら、ドラゴンになったらいい!只し!これはドラゴンサイズになるがなぁ……」
『あ!悪魔めー!』
「ありがとう。エデンと結婚しているから、少し気になっていたんだ!だけど、あんたが悪魔と言ってくれるのなら本当の意味で悪魔夫婦に成れるよ!……じゃあ、御褒美に特別に中で形状変化をさせよう!」
「大丈夫だろ!?あのエデンの攻撃をも耐えたんだ!俺の攻撃なんざ……なぁ??所詮人間だよなぁ。」
ホメタは入れる。入れた瞬間ポポは硬直したのが分かると「おい!もう押さえなくても大丈夫そうだぞ!」といい皆に力を緩めて貰う。
入れてから、ポポは無抵抗である。ポポよりおかしい奴等が、チラホラ出て来たので30騎士団を納す。おかしい大元は、当然エデンである。
『ねぇ!ホメタ??それ、あとで私も入れてくれない??』
『ホメタ様!それ!僕にも欲しいなぁー。妻が喜ぶと思うんだ!いや絶対!喜ぶ!!妻は二人なので二本欲しいんだなっ!!』
『いや!その案、譲ってくれないかな!?うん!ホメタ様は優しいから良いよね!?ね!?』
二人の神がおかしな発言をしている。
これ以上、やり続けると危険と察知したホメタは形状変化したデスエクサバイトを抜いて解除する。
ホメタ達は、身支度をしていると
『私をもて遊んで、何処かへ行かれるのですか!?私はもう終わりですか!?』
少しうっとり顔になっているポポ。それは正しく、堕ちたドラゴンだった。そんな星神を見て戦神は
『そうだねぇ……ポポちゃんは星神だね!?だから神同士の関わりを持ってはいけないんだ!』
『だけど大丈夫!ホメタ君は、遊戯神!遊戯神は、どんな神でも分け隔てなく関わって良い神なんだ!どんな事をしても許される神……良かったねポポちゃん!』
そのあと、戦神と星神でナイショ話をしていた。そのナイショ話は、戦神は普段大きい声なので普通に聞こえてくるナイショ話だった。
『どう!?これで一個貸しだからね!?この一個大きいから!』
『分かりました!今目の前に関わっても良い遊戯神がいるから、神の掟には罪には成らないでしょうから!』
『うん!そうだね。そう考えると、遊戯神って便利だね!こうやって少しつづ派閥が出来そうだし、飲み会もホメタ君がいれば出来ちゃうよ。』
『あ!それ、やってみたいです。楽しそうですわぁ』
ホメタは聞きたく無かったので、そそくさと何処かへ行きたかったのだが……白の空間から出れない。
結局、このまま帰してはドラゴンの名が廃る!みたいで食事と寝る所を頂く。
こんばんわ。遅くなりました。では、どうぞです。




