表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
43/77

イザ!尋常に勝負ぶぶずにぃぃちぃ! 43

『ねぇ?エデンさん、お兄ちゃんは何故必要に飛空挺に乗るのを拒否したのかなぁ?』

(綱渡りとか出来るから、高所恐怖症では無いと思うんだけどなぁ。)


『あれ?……あれはね、私と飛ぶ際に何故か不幸な事が起きてしまうのよ。』

『例えば、ホメタが私のエッチな壺を押してしまい。落ちた先は魔物の軍団の目の前だったり、落ちた先は巨大魚の口の中に落ちたり……落ちることが多々あるわね。』


(ああ。だから、あんなに拒否してたのかー。エッチな壺って!?って、お兄ちゃんのせいじゃないの!!)


 そんな感じで、レイナとエデンがホメタそっちのけで世間話に花がさいていた。

 ホメタはというと、いつ何時なんどきでも落ちても良いように飛空挺の側面から空を見れる所にいた。そこは、人気ひとけがなくそこにいるのはホメタのみいた。観光客や人が集まる場所は、甲板上部の展望台である。


(あー……。鳥が一匹も飛んでないよ。鳥と一緒に同じ高さと早さを飛ぶ事が面白いのに今日はなんにもいないなー。こんな、良い天気なのになー。)


 ホメタは、ボーと空を見ているとあることに気付く。それは、青い空に一点!一点のみ茶色の点が見えた。ホメタは、どうせ鳥だろう!と思って眺めていたのだが……


(うーん。なんか、あの点どんどん近付いてくるなー。)


 この茶色の点の大きさは、カーペットに醤油を一滴落とした感じだったのに、今ではホームベースくらいの大きさになっていた。

 そして、どんどん大きくなっていった。


(ああ!分かったぞこれ!!これ、ドラゴンが脱皮した残りだわ。)


 ホメタは、ドラゴンの習性とイシシの脱皮の残り皮で起きた事件を思い出す。


(そーいえばイシシ、一枚のみウロコが脱皮残してしまって暴れてたなぁー。ドラゴン辞典でも、脱皮の残った皮は野生では崖や森……要は固いところに擦り着けて取るんだよなぁー。)

(あの、残った脱皮はそうとう痒いらしいからなぁー。)


「…………」

「うん。普通のドラゴンは、岩や森に痒い部分を擦り脱皮の残った部分を落とす。……固いところに……」


 そう!どんどん近付いて来るのだ。

 そして、どう見てもホメタの30センチ前には半径2メートルのウロコがある。このウロコ、かなり大きい!大きさだけならレイナが契約したエンシェントドラゴンより大きいかもしれない。


 ホメタは、デスエクサバイトを発動する。このデスエクサバイト、最近では形状はホメタの想像通り変化するようになって行った。そして、ホメタが黒のナイフをイメージするだけでデスエクサバイトは起動するようになっていった。

 ホメタは黒のナイフを集結していき、大きな鎌を作り出す。その鎌は、普通の鎌ではなく湾曲しピアノ線の様に細く長い。


「ケンイチちょっと出てこい!」


 ケンイチに人間サイズになって貰う。そして、剣を外にドラゴンに当たらないギリギリに出して貰う。


「ケンイチ!今からお前の剣の上に乗る!下げたり揺らしたりするなよ!?……ま!見とけ、俺の鞭使いを!」


 そう言うと、ケンイチの剣の上に乗りデスエクサバイトで作った鎌形の鞭を構える。

 半径2メートルのウロコに鞭を引っ掛けて、細かいギザギザで擦り取る。それは、一瞬の出来事だった。


「オラァッ!取ったどー。」


 古いウロコを取ったついでに、ウロコもすくい上げて手中に収める。

 ウロコを取ると、空色のドラゴンは見えないように消えて行った。


(俺には分かるぞ!『私の痒いところを取ってくれてありがとー』と言っているに違いないぜ)

「ケンイチ!じゃあ、ウロコも取れたし乾かないうちにウロコ食おうぜ!」


 ケンイチはと言うと、御主人様ほめたがウロコを取るのを見て『流石です!もはや神です!』と言っていた。そして、ウロコを食おうと言うホメタにも絶賛の嵐だった。

 ホメタはスラスラとウロコを解体していく。固い方と、柔らかく湿っている方に分ける。


「うーん。このウロコいいにおいだー。これは、うまそうだー。」


『そのウロコそんなに、よいにおいがしますか?そんなに美味しそうですか??』


 ウロコを嗅いでいると声をかけて来る女性がいた。女性は、スラッとしていて所々ディアの様なウロコが見える。ウロコを見たホメタは、乗客の一人で竜人かな?と思い分け隔てなく接することにした。


「文献によれば竜のウロコ……脱皮にかぎり、滋養強壮がトンでもないし凄く美味と書いていたからなぁ。」

「ほれ、あんたも分けてやるからソコに座れや」


 ケンイチは食べないが、それでも御主人様が食べろ!と言うので従うことにする。結果、力がみなぎる!とはしゃいでいた。

 

……

 今、そんなこんなで竜の腹の中にいた。


 あの後結局、女性は空に飛んでいた竜であり、ウロコを取ってくれた礼を込めての挨拶だったのだが、ケンイチが今回のエンシェントドラゴンを呼んだホメタの竜の赤ちゃんの声マネの自慢話が開始された辺りで、場の空気が少し変化したがケンイチの自慢話は続いた。


『へー……ホメタはさん凄いのですねぇ。噂によると、ホメタさんはアル仮面を着けてアノ暴君エンシェントドラゴンを手な付けたと聞き及んでますが?その仮面見せてもらえ無いでしょうか?』


 ホメタは、気にしてなかったがケンイチには分かった!『この話し方、全くホメタ様を凄いとは思って無い!……これは……怒り?なのか?』と思い込んだ時!ケンイチのテンションは落ち着いていった。


(コヤツ!何者!?……そういえばコヤツが現れた時の気配は無かった!これは、何か起きる!)

『ホメタ様!私は、ウロコを食べた者!飛空挺の人員に見つかればお金を請求されそうなので私は戻ります!』


 そう言うと、ケンイチはホメタの手袋へ戻っていった。


「ケンイチ頭いいなぁ!」

「仮面だね?ほれ、これがアノ時着けていた仮面だよ。格好いいだろう!」


『これが!?……これは、呪いの類いですか?』


 ホメタが「違うよ」の声を聞き、女性はホメタの仮面を被ろうとする。しかし、被ろうと思った瞬間!女性は仮面を持てなくなってしまった。

 そう!仮面が透けていた。ホメタは、そんな透けている仮面を見て


「おお!これってもしかして、透明になれるかも知れないなぁ。」

(ふふ!透明になったら、レイナが座ろうとす椅子に先に座ってやる。)

(久し振りに、[お兄ちゃんの膝の上に乗る!]って奴が出来るじゃないか!努力すれば透明になれるかも知れない!!……いや!出来る!さっそく特訓だ!!)


 ということで、尚も女性が取ろうとする仮面をヒョイと言う感じで取り被るホメタ。そんな、ホメタを見て


『その仮面なんなのだ!ホメタという者よ、我ら竜族はお前をもっと調査することを決めた!……だから、お前を連れて行く!!』


 そう言うと、女性は金色のドラゴンに変化する。そして、ホメタを丸飲みした。


……

「あー、魚の中の思い出が甦るなぁ。よし!オシッコしよっと。」


『ちょっ!ちょっと待てぇ!!』

『今から、お前を出す!だから、中でするなぁ』


 ホメタは外へ出される。ホメタは、ゴールドドラゴンに掴まれて飛んでいる。


『……あ!ホメタの気配が現れましたね。船内にはいません。このスピード、ドラゴン?……かなりのスピードだわぁ。エンシェントドラゴンと同等かもしれないわぁ。』

『アデス!追いかけて!』


 そう言うのはエデンだった。

 ホメタが竜に丸飲みされてから、気配が無くなり探して数分後、竜がホメタを出した時に再びホメタの気配……居場所を察するエデン。

 アデスの言うのは、エデンの執事さんだ。


『やけに暴れ無いなホメタよ。貴様は、高い所は苦手かえ?』


(違うってんだバーカ!ってか、俺は落ちねえからなぁ!絶対落ちない!!)


『実は言うと、我には任務があってな。ホメタなる者に、痒い脱皮後を取って貰ったお礼をしたいというのじゃ。だから、お前を連れていかねばならんのだ。』

(我らの竜の頂点に立つ、現星神様に!竜に楯突こうなどもっての他じゃ!)

(我が兄!ディデを虜にした、お前の呪いの仮面は我らの神によって裁かれるのじゃ!!)


「俺、礼は地上で貰いたいなぁ。」


 ホメタの意見は全くもってフル無視だった。そんな、ホメタは空を飛びながらオシッコをする。


(ううう!手に奴の生温かいのが、かかったではないか!?……任務なのだ!離さずぞ。)


 ゴールドドラゴンが飛んでいると、とても大きな積乱雲が見えてきた。それを見たホメタは、これ見逃しに叫ぶ!「竜の巣だー!」と。


『き!貴様!我らの巨城を知ってか!?……そうかそうか、ならば帰す道理は無くたったなぁ』


「何いってんの?俺は、ただ単に大きな積乱雲だなぁーって言っただけだよ?」


 これも無視される。

 こうなったら奥の手段!「俺、ウンコだっそお!」と言うと、『まて、もうすぐ着く!』と言い出した。それを聞いたホメタは「賭けをしよう!俺がお前のもうすぐ城へ着く早さと、俺のウンコどっちが早いか勝負だな。」と言い聞かせ超強引に勝負成立させる。


 ホメタの中で「ニヤリ」とキランと光る。


「では!尋常に勝負!」


 勝負!と言うと「ブリブリ」と快便が出た。

 もう、ホメタは巨城へ着いていた。隣では、ゴールドドラゴンが真っ白のドラゴンに成り果てていた。ゴールドドラゴンは完敗であった。


「じゃ!お前も俺と契約な!?」


 このゴールドドラゴンの名前はパクという女性だった。

汚い題名ですいません。これからもよろしくです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ