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ヘイヘイ!兄貴って凄いんだぜぇ 42

 ホメタ達は、野原で寝ている。寝ている形状は……30人の女性が円を画く様に並べて、中心部分にレイナとホメタとエデンで寝ていた。

 ホメタは、今後のレイナの行動も気になっているがやはり一番はお母ちゃんの様子等が知りたかった。


 そして、レイナと家族話に入る事は必然だった。


「なぁレイナ!起きてるよな。お前!国王に言われて旅をしていた理由は、お母ちゃんを解放して貰う為だよね?でも、今回の事件でリセットになったけど?どうする??」

「国王、ぶっ潰すか!?」


『出来ればそうしたいわね。だけど、兵力もそうだけど力関係も断然違うわ。あと、国王じゃ無くて帝国王!』

『でも、私達に帝国王は何をさせたかったのかしら?』


「さぁ?……そういうのは、案外エデンに聞きゃ分かるんじゃないのかな?」

「エデン!起きてるんだろ!?……寝ているのか。じゃあ、ローラとコト起きてぇ。」


 ローラ達の名を呼ばれた時点で『起きてます!起きてますよぉ』と出てきた。

 今始まる!帝国王の目的、そしてお母ちゃんを助けるにあたって話し出す。


 と思ってましたが、あっさりと帝国王の目的が判明する。エデンが解決しました。そして、敵の名も分かりました。エデンが……


「エデンって物知りなんだねぇー。でも、驚いたねぇ。帝国の目的!よく考えているねー。」


 帝国の目的を聞いてレイナも『そういえば!あの時もそうだったわ!』と悔しがっていた。


 帝国の目的とは、簡潔に言うと領土拡大である。今帝国及び王国は戦争をしていない。帝国が勝手に、領土を広げようとすると王国や他の国から総攻撃をされてしまう。克つ!帝国の敷居が低くなるので【魔王によって襲われて、帝国の勇者が救った】って事にすればオールオッケーというふうになる!とエデンに説明される。

 そして、敵の名前はスター・ア・オールにして元星神で現在古代神として受け持っていた。


 エデンの説明を聞いて、ホメタとレイナは黙っていた。特にレイナは、どうしたって!どう足掻いたって何も出来ないと地に伏せていた。

 そんな、妹の姿を見てホメタはいきり立つ!


「大丈夫だよ!俺だって神なんだぜ。なんとかなるっしょ!?……大丈夫。」


(全然大丈夫じゃ無い!って感じだけど。そりゃそうね元星神は驚くわぁ……全ての神が干渉しない神!私達、転生者を送り込める神!……なのよねぇ。どうしよう……。)

『……諦めようか』


「え?!諦めんの!?……とりあえず、一度ぶつかって見て考えよう!」


 ホメタの歓楽的な話のトーンには、レイナも驚きを隠せない。レイナは、思った『星神って何か知らないのでは?』と。レイナは、あえて星神の説明をするのを辞める。

 その後、ホメタからトンでも発言を頂く。


「とりあえず、レイナはもっと強いドラゴンと契約しようぜ。契約するのは黒竜ことエンシェントドラゴンだ!」


 ホメタのエンシェント発言を聞いたレイナは驚いていた。何に驚いていたかというと、何故?兄が?クラウンごときが?竜を!?竜の最上位を知っているのか?!

 

「サーカス全く出て無かった時に暇で暇でな……竜って食ってみたいなー。って思い初めて、読み漁ってなぁ。まあ!そんな感じだ!」

「大丈夫だって!俺がドラゴン呼ぶから。」


『?なに言ってんの?』


「え!?だってドラゴンソウルって、ほぼドラゴンを呼ぶ為にマナを使うんだろ!?だったら、俺も呼ぶだけなら出来るから。」


 とりあえず!とりあえず、レイナはホメタにどうやってドラゴンを呼ぶか確める。ホメタの答えは「ドラゴンの赤ちゃんの声マネをする」だった。

 ホメタの考えはこうだ!ドラゴンは、産卵は数百年に一度らしい。なので、人間や魔物もドラゴンの卵を狙うのが多々あるみたいだ。だから!だからこそ、赤ちゃんの声マネをすると歴代のドラゴンが集結すると考える。


『わかった!わかったけど、何故お兄ちゃんがドラゴンの赤ちゃんの声知ってるの?』


「これもな、暇で暇でなドラゴンの習性を学ぶと分かった事なんだ。今だから言えるけど、……これナイショな?お母ちゃんに言うなよ?」


……

 ホメタの話は、移動サーカス時代に休憩場所で小さな村を選んでいたのだが、その時は偶然小さな村が魔物に襲撃されて立ち寄る予定の村が無かった時があった。

 その時、立ち寄って休憩出来ないサーカス団を見て、ライゴって貴族が城を用意して寝泊まりや食事を提供してくれた事があった。

 だけど父アルベールは言っていた。……つまり愚痴ってやつだ。なんでも、少量の食事なのに!休む場所もギュウギュウなのに!普通の10倍はお金が飛んだことを言っていた。

 出発の朝、ホメタは夜アルベールが言っていた事を思い出す『こんな屋敷!魔物に襲われてしまえばいい!どうせ、取り立ても厳しかったんだろよ』と言っていたのを!……そして、立ち去るほんの30秒間程ドラゴンの赤ちゃんの声マネをした。

 声マネをして、半時!トンでもない事が起きた。これも偶然だが、ライゴが食事の買い出しをしに行って帰ってくると!大量のドラゴンが屋敷を踏み潰していた。

……


「って、世紀の大災害!って見出しを見たことないか?」


『ああ、分かった。お母さん助けたら言っとく。』


「へえ!?!?いやっ!違うって、俺は人殺ししてないもん。ドラゴンが勝手に人の家潰しただけだから!俺のせいじゃないもん!」

「ってお母さん助けたら……か。じゃあ、エンシェントドラゴンは賛成ってことだな?」


『でも、ドラゴン集まるのに半時って私はどうすればいいの?』


「俺は、ドラゴンの赤ちゃんの声マネをしまくる!そして、黒竜が現れたらレイナを呼び出す。レイナはエデン達と一緒に俺の影の中に入っててくれ。」


 ということで、ホメタの影に入るレイナ達。

 さっそくホメタは赤ちゃんの声マネをする。そして、半時を経たないままエンシェントドラゴンが登場する。

 こんなにも早く黒竜が登場したのは、これもホメタの暇のお陰である。ホメタは、デスエクサバイトで卵形に変形している。色は真っ黒!真っ黒は、黒竜という名前となった由来なのだ。


 黒竜が現れると他の竜達は去って行った。やはり、この黒の卵が決定打みたいだ。デスエクサバイトで作った黒の卵を散らすホメタ。

 ホメタの目の前には、過去の赤竜が煙草一箱大とすれば、目の前の黒竜は煙草ワンカートンくらい程の違いの大きさである。

 ホメタは、直ぐにはレイナ達を呼び出すことはしなかった。少しでも、黒竜を弱らせるために正々堂々とバトルを申し込む事にした。


「やあ!ドでかいドラゴンさん。あなたは竜の国王なのかな?私も、一国一城の主なんですよ。……だからあなたを!あなたを手に入れたい。」


『貴様一人か!?……違うな。お前の影から悪魔の臭いがするぞ!私を騙し討ちするのか!?そうでなくとも、我が子の無念を思い出させるとは良い度胸だ。滅っしてくれるわぁ!』


「それは、とてもありがとうございます。私は、決して騙し討ちなぞしません。もし、あなたを打ち負かしたあかつきには貴方を私の従属になって頂きたいのです。」


 黒竜の『滅っしてくれる!』から猛攻撃が始まるのだが、全てホメタは避けまくる。ホメタが言い終わると、黒竜本人から『良いだろう!打ち負かすことが出来ればなぁ』と言い猛攻撃が続く。


『くっ!スキルか!?ならばこれはどうだぁ!極のヲワリ!』


 放たれたのは、デスファイアの大きいヴァージョン。逃げる隙間も無いってやつだ。

 ホメタは、黒い炎まともに受ける。


『……なに?!私のヲワリを食らって尚も歩いて来るだと!?……なんだ!その仮面は!その!そ……お!お!おお!』


 ホメタは、仮面を被って炎の中を優雅に歩いただけだった。ただそれだけの事をした!それだけだった。だけど、黒竜から見たホメタは超巨大で超圧的な畏怖いふを感じとってしまった。

 何故格下の人間に、畏怖を感じとったかは分からない。だけど、心の底からこれは逆らってはならない!かといって攻撃されたかとなれば全く攻撃すらしてない状況は、黒竜にとってそれは心の底から負けてしまい、負けなければ終わりが無いと思い感じ取ってしまった。

 

 黒竜は、ホメタの目の前に平伏している。


「よし!お前は俺の竜だ!……いまから俺の妹を出す。お前は妹と契約しろよ。拒否は許さないからな!」


 そう言うと、ホメタはレイナ達を出した。


「これが、俺の妹のレイナだ!」

「レイナ!コイツが、どうしてもレイナと契約したいってよ。だから、早く契約しとけって。お兄ちゃん凄いだろう!……うん!お兄ちゃんは凄いん!」


(えっ?えっ?えー!??本当にこのとてつもなく大きな竜をお兄ちゃん一人で契約したの!?)


 レイナは一つ間を置いて、契約し出す。その契約は、エデンから30の騎士団を貰った時に使用したモノに似ていた。ホメタは、その契約内容を見届けているとアル心配事が浮上してくる。

 心配事をエデンに相談してみたところ『竜は、元々強い生物なのでマナを必要としません。それに関して、ホメタのマナが激減するってことはありませんから。』と言われホッとする。

 ちなみにこの黒竜は、ホメタもレイナも呼び出せる仕組みになっている。黒龍の名前は、ディデと言うらしい。


……

 今ホメタは、空の旅を漫喫している。ホメタ達とレイナを含む勇者御一行は、早く帝国に帰る為に短縮で飛空廷へ乗ることにした。

 本当はもっと早い手段があるのだが。その手段とは、ホメタの騎士団に乗っけて貰う!それが一番早かった。しかし、ホメタとレイナは乗せてOKだが勇者その他モロモロは断固嫌がっていた。なので、仕方無く飛空挺で行くことになった。

はい!遅くなりました。すいませんでした。

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