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こんなこともあろうかとぉ! 36

『はじめまして……ではないですねぇ?覚えてますか?あなた、仲間の皆さんをほって一目散に逃げていきましたねぇ。無責任ですねぇ』


 ガイタンの闇の過去が暴かた。更にエデンの話は続く。


『私!悪魔ですが、ホメタさんと出会って本当に毎日が幸せです。なので、もし!もしも私達を邪魔する者が表れるのなら……潰します!』


 確固たる発言であった。

 ホメタは、サラッと流す為に話題をかえる。


「レイナ?勇者のヨシは?」


『ああ。今回は本当にヤバかったから、また祖母に連絡しているんじゃないかな?前もそんな感じだったし』


 「前って?」と聞くと、『お兄ちゃんと出会う10日前に……』と言っていた。

 要約すると、レイナ達が休もうとして立ち寄った街が火事に遭遇してしまう。聖騎士エリナが、ジェットセイバーをかまして燃え移る火の道を消し去ることが出来た。その後、街の歓迎でかなり出発が遅れ大変だったみたいだ。

 ジェットセイバーというのは、騎士クラスの隊長クラスになると使えるみたいだ。

 そんな感じで、お開きとなる。


 ホメタは、宿屋の空きが無かったので街で英雄化している騎士団のローラを呼ぶ。ローラを呼んだことにより、難無く宿泊することが出来た。 

 ローラとホメタそしてエデンで寝ている状態だ。


「ローラ?ジェットセイバーってどんな技?」


 ジェットセイバーなるスキルを聞いた所、ホメタも見たことがある見たいでディアが大軍団に放ったアレだと知る。

 ちなみに、ベッドは一つである。


「なぁエデン?唐突に聞くけど……魔王って倒す必要あるのかなぁ?魔王って、悪い奴なの?魔王ってどんな奴なの?魔王って……」


 もし、ホメタにできる事なら手伝いたい!代わりに魔王を討伐したい!けど、ホメタは魔王は全く興味が無い。討伐しようとも思えない!けど、レイナの為なら!レイナとお母ちゃんの為なら何だって出来る!感じがした。

 エデンは、ホメタの魔王への思いを聞いて深いため息を吐いたあと


『ねぇホメタ?魔王、気になる?……先に会いに行ってみる??』


「……行く!」


 『じゃあ、おいで!』と言って、ホメタの身体を抱え宿屋の窓から飛び出す。

 あっ……という間に、魔王城へ着いた。


 魔王城は、静まり返っていた。ホメタは、ビクビクして魔王へ入ろうとする。そんなホメタの様子を見て


『うふふ。そんなビクつかなくても何もいませんよ。』


 そんなことを言い出すエデン。しかしホメタは「いや!いる!俺の直感がそう言っている」と言い、抜き差し差し足で魔王城内歩く。


 しかし、本当に歩けど歩けど魔物一匹も見あたらない。ホメタは、魔王城の魔王が座ってそうな玉座についた。……いない


「本当になんもいないなぁ。」


『でしょ?魔王は、約200年前に討伐されましたので次の魔王はあと19年後に誕生します。こう見えて、私!死神ですから。』


「……死神って職じゃなくて、本当に死の神なの?」


 頷くエデン。その後『嫌ですか?』と聞く


「うーん。嫌とかではないな。でも、神様えでんって普通の人間と付き合っていいの?」


『いいんですよ。ホメタは、既にゴットクラスでしょ?だから良いでしょ。あと、あの【高い高い】で最終ランクアップしてましたよ。全く目立ちませんでしたが。』


「そうかー。クラウンオールマスターしたのか。じゃあ、早く魔法使い見つけたら早めに熟練度上げれるな!」

「早く魔法戦士になれるぜぃ!」


「で?なんで、帝国の王様は魔王討伐なんていうのかな?知らないのかな?……ま!会ってみればいいな!」


 帰りの際は、エデンにイチャイチャして帰ろうと言われたのだが断固普通に帰ったら。行きは気が付かなかったが、帰りは空を飛ぶと気付いてギュッと抱き付いた。


『ああーん。ホメタ苦しいわぁ!チョッとだけ緩めてくれないかしらぁ。』


 そういうので、ホメタはギュッ!と締めている腕を緩める。しかし、現在ものすごいスピードで飛んでいる為、風の抵抗が半端ないので再びギュー!と抱き付いた。


『そ!そんなぁ。ホメタの腕で私の乳首をイジらないでぇ。そんな!腕の腹で上下しぃないでぇ!ぇ。……さすがホメタです!私の壺を更に発見するなんて!』


 ホメタは、クネックネッするエデンに本気でしがみつく。両手はもちろん両足もカニバサミでがっしりしがみつく。


『あーん。そんなにホメタの陰部をくっ付けないで!……そう、じゃあ私は全裸になるわねぇ。ホメタは全裸にならないの?じゃあ手伝ってあげるわね』


 そう言うと、ホメタに水をかける。水を掛けると向かい風でバッサバッサ飛んで行った。そして、エデンの身体も水に濡れて滑って落ちた。そう!落ちていった。

 

「そんなこともあろうかと!リザリィ来い!」


 馬を召喚する。リザリィは、全裸のホメタを見て驚いていたが同じく全裸のエデンを見た時全て理解する。そして、宿屋に帰った。


……

 宿屋に帰ったホメタ達は、その後の一日をゆっくり過ごす。そして、出発当日朝


『ホメタ様!起きてください・ホメタ?早く起きた方がいいわよぉ。』


 ローラとエデンに起こされた。「なんだよ?……あ?!もしかしてレイナ出発したんか!?」と叫んだが違った。

 しばらくして


『大変だー!大変だー!空がー!』


 街の住人達が騒いでいた。ホメタは、空を見上げると空が真っ黒に染まっていた。


「なっ!?なんだあれ??……気持ち悪いなぁ」


 ホメタは下を見ると、街のギルドが!街の住民が!戦闘準備に取り掛かっていた。更に、勇者御一行が慌てて出て来ているのが見えた。


『魔王だー!魔王が責めて来たぞー。』


 街中で魔物の軍勢を見て【魔王だ!魔王だ!】って叫んでいる。誰が最初に叫んだのか分からない。だけど、なぜ?存在しない魔王なのか分からない。

 

「エデン?魔物って、誰でも召喚できるのか?」


『いいえ。魔物は、魔王しか召喚できませんよ。あの軍勢、かなりの魔力が必要になりますね。もし、私の知らない魔王がいたのなら……大事件ですねぇ。』


「そうか。もう少し、レイナと付き合って行こう!」


 ホメタは呑気にエデンと話している内に、空の大軍勢が街に到着したみたいだ。あちこちで、戦闘が始まっている。

 ホメタは、レイナのもとへ行く。

こんばんは。この作品を選んで読んで頂きありがとうございます。本当に、うれしいです。次回もこの時間帯に投稿します。よろしくです

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