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これが我が家に伝わる勝負パンツだ 24

 アキは、従者である天使達の話を聞いて慌てていた。更に、天使の情報を聞いたアキはエデンに火の粉が飛び写らないトークを知らない!……しかし、話さなくてはいけない立場であり、おそるおそる話しかける。


『大変です!妹様は、この街にいません。更に、妹様はゴーザの街でサーカスに出演中しています。』


『それって、なに?……もしかして私達遅すぎたのかしら?』


『はい。それで、ホメタ様ですが人間界には確認されていません。』


 そう言うと、エデンは魔法を発動し目の前に黒い球体が出現する。その魔法は、知っている場所なら瞬時にいきたい場所に行ける魔法。

 行きたい場所へ行ける魔法は、とても小さい球体だった。その、小さな球体で全てを理解するアキとエデンの死神軍団。


『エデン様!私も行きます・エデン様!早まってはいけません!!我らはエデン様の剣!!エデン様の盾!!エデン……』


 エデンは、死神軍団の誓いというなの叫びを全て聞く前に黒の球体へ入る。

 黒の球体から出たエデンが見たものは、デスキングの土下座だった。


『この度の事は、私は決して関与していません。閣下様には、御迷惑なんて!滅相もありません。……いや!ホメタ様を拐う計画はしていましたが、私は忠実なバァァァァー!』


 エデンは、土下座しているキングに走って駆け寄り、足で顔をすくい上げるように蹴る。そして、仰向けになった奴の顔面を踏む。


『お前なんぞ、どうでも良いんだよぉ!頭蓋骨潰すぞぉ!?天和鳳来てんほうほうらいかますぞゴーラァァ』


『極聖魔法放たないでねっ!……あっ!?今日はノーパンなんだね?勝負服着ているね。』


『……』


 城に、デスキングの叫び声が鳴り響く!天和鳳来てんほうほうらいが発動した。

 天和鳳来てんほうほうらいとは、天でも魔でもない鳳凰がやって来て、聖なる炎でボコボコにしてしまう召喚魔法である。


『私!好きな人を見つけたわぁ。昔のよしなで聞くけど、最後に言いたいことあるぅ?』


 最後の言葉?で判明する。王は、ホメタを拐ってないと。しかし、王の側近の書記が勝手にホメタを先走って誘拐していると判明する。

 エデンは、王の最後の言葉を聞き出した。


『じゃあ、死ねや……『まっ!待って下さい』』


 エデンが王を殺そうとした時、邪魔が入る。間に入った人物、それは死神666の1人の隊長でありエデンの執事のアデスである。

 アデスは、ホメタの最初会った死神である。


『アデスか。そうか、お前がコイツを殺すんだな!?そうか!そうか!』


『エデン様落ち着いて下さい。こうしている間にでも、ホメタ様の居場所が分かりません。書記の城に行きましたが、書記のザンネ様は死んでしました。今!軍団を使用し悪魔界を探しています!暫しの間お待ちください。』


 それから一週間後、エデンはめぼしい城……エデンに恨みを持っている奴等の城を攻め落としていた。


『はぁー、ホメタと一緒にベッドで寝たいよぉ。うう!あんなに守るって言った側から、拐われるなんて。』


『エデン様!ホメタ様は、そんな簡単に死にません。きっと、何処かにいます!』


……

『コイツなんなのだ?この回復!どんな拷問にも屈しない精神!……おかしいコイツは異常だ!』


『アニキ、俺飽きたよ。こんな、拷問しがいが無い奴いたなんて。』


『うーん。あっ!この異常は多分スキルによるがしれん!オイ!スキル封じの手錠を付けろ!』


『え!?コイツに奴隷腕輪つけるんですか??』


 ホメタは、手錠を付けられある部屋へと入れられた。ある部屋は、サキュバスを拘束している部屋だった。

 サキュバスも、スキル封じの奴隷腕輪をしている。サキュバスは、自由に体を動かせていない。お尻を突き出した状態で、手足を拘束され動けないでいた。サキュバスは全員で5人いた。


(うぐっ!……久し振りだなぁ、この痛み!……スキルに頼り過ぎているなぁ。たるんでるわぁ。)


『おにぃさん大丈夫?あんた、私を覗き見してたよね?』


「大丈夫です!慣れてますので。俺、あなた達を助けに来ました!ここから逃げましょう。」


『ぷっ!アハハハハ。あんたが一番の怪我人なのに、あたい達を助けるって!?笑えるわぁ。って!奴隷腕輪でスキル使えないでしょ?!』


 1人のサキュバスが笑うと、他の4人も吊られて笑い出す。その様子を見て、ホメタはニヤリと微笑む。


「俺は、サキュバスの血筋を持った家系です。あなた方を見て、家族がやられてるみたいで……むかつくんです!絶対抜け出します!」


 それから6日経過した。ホメタは、奴隷腕輪を外そうと試みた。しかし、腕の手の関節を外しても外れなかった。

 ホメタは、焦っていた。何故かって?それは、6日間男が決まった時間に、ホメタに声を掛けてきたサキュバスに粗暴行為のSEXをするのだ!耐えられない。正直、苛立っていた。


 そして、7日目に入った。最初はホメタは、頑張って奴隷腕輪を外そうとしていた。だが、取れない!その取れないのは全てスキルが封じているからというのがホメタには許されない事だった。


(俺のサーカスでの努力と情熱は、全てスキルに注ぐ為じゃないだろ!!なのに!分かっているのに)

「そんなの、分かっているのに取れないなんて……クラウン失格だぁ。」


 涙を流し、ボーと地面に伏せる。

 また、あの時間が来た!あの男が来たのだ。ホメタは、ボーと男とサキュバスとの会話を聞き流す。


『おおー!おー!やはりサキュバスの中は最高だぜぇ。オラッ今日も叩いてやるから、中を変化させろ!……おっ!?それだ!その形でキープだ!』


(……これ、何処かで聞いた事があるなあ。どこだっけ?)


 ホメタは、聞き流していたがやはり聞こえて来るものだし聞き捨てはしてはいけないと心の何処かにあったので、そのやり取りを一部聞き入れていた。


(そうだ、団長おやじに言われたなぁ。あれは、ナイフを初めて体に受ける時に言われたっけ……たしか『ナイフに痛み部分が刺さるから痛いんだ!』って言っていたなぁ、いま考えても意味がわからん!って!あ!!こうも言っていたなぁ。)


 団長おやじは、サキュバスの中は形を変える。それにより、全ての男性器を受けとめることなんて出来ないと言っていた。

 そこで、ホメタは閃く!


(そうだ!サキュバスのアソコ部分が変化できるんだ。だったら、サキュバスの血が流れている俺でも変化したい所を集中すれば出来るハズだ!!)


 出来た!!手の一部の形を変える事に成功した。奴隷腕輪を外したホメタは、一気に超回復をする。

 男は、ホメタが解除したことを全く見ていない。それもそうだ、男の背中側にホメタがいるのだから。


「やあ。どうも!」


 そう言って、デスエクサバイトで男の首に刺しまくる。死んだのを確認後、拘束具を全て解除して言った。


「さあ!皆さん逃げて下さい。」


『なんて言ったら分からないけど、ありがとう。ありがとうで済ますのはダメね。』


 サキュバス達は『ありがとう』と各それぞれ言っていた。そして『ありがとーじゃあねぇー!』と言い黒の球体を出したかと思うとその中に入って行った。

 気付いたことなんだが、黒の球体は1人のみ使用出来るみたいだ。黒の球体が、5個だったので行けるのは1人と判明する。

 

 ホメタ、その場に残される。


(あれ?俺助け出したよなぁ。あれっ!?俺はココニイル。……俺、ピンチ?)



次回も、この時間帯に投稿します。

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