三番勝負 ⑳
こんにちは。いつも読んでいただきありがとうございます。
「これで驚くなよ?これからが驚くところなんだぜ?」
意気揚々と次のナイフと再び上に投げカカトで蹴る瞬間!技スキル[ツインスラッシュ]を発動した。
ビーさんの刺さった剣は、ホメタのナイフで相殺する形となった。最終結果、最初のホメタが投げたナイフのみ残っていたので勝者はホメタになった。
ホメタの身体能力とクラウンの経験スキルを目の当たりにしたビーさんは何度も『凄い!』と呟いていた。
でも、最初は『卑怯だ!』と言っていたがホメタの「僕はただ単に的に当てる為に、強く蹴っているだけですから」と答えるとそれ以上の反論は無かった。
…………
そして、俺は寝る……目の前にはエデンが!背中側にはアキさんがスヤスヤと寝ている。エデンは、俺が少し覚醒したのを感じ取って、目を開けてニコッと笑っていた。エデンは、スヤスヤ寝ているアキを確認して、ホメタに足を掛けて来て自分側に引き込もうとしていた。まるで、蜘蛛が餌を巣穴に引きずり込むような感じだ。
宿屋のツインベッドで寝ているホメタ夫妻とアキ。このアキさんは、ビーさんだ!ビーさんの本名はアキ・ュ・ベレーと言う。更に凄い?のか、女神様何だってさ。
そんな、女神さんがホメタ夫婦と一緒に寝ている過程を説明する。
…………
まず、三番勝負でホメタが圧勝した。その時既に、ビーさん曰く心の変化があったらしい。
そして、次の勝負はエデン得意勝負だったのだが
『どうせ勝つのなら、アナタの得意な‘殺し合い’で勝負しない?』
『それは、貴様とて同じことだろう?大悪魔!』
「おーい。おれ、どれくらい離れたら安全だ?」
エデンの指示で、エデンが出した魔法障壁の中へと誘導される。魔法障壁の場所は、エデン達から三十メートル位離れた感じだ。
内心ホメタは、シメシメと思っている。なぜなら、プライベートな時間が無いからだ!だから今発動する
「強さ出ろ」
ステータス確認をしだす。
【名前】
ホメタ・ラ・ワラタ 男
【現在職】
カイザーゴッド・オブ・クラウンマスター
☆上戦士
死神兵士
【スキル】
[クラウン]
攻撃投げ(想像した標的に当たる)・全自動攻撃避け(当たりたい意識があれば当たる)・健康な体・笑いと涙の魔神仮面(痛み97%カット)・デビルハート・デビルオーバー・ゴッドハート・ゴッドオーバー・右手にモノマネ左手にモノマネ・デスピエロ
[戦士]
縦斬り・横斬り・三段突き・ツインスラッシュ・魔法斬り落とし(剣の強度による)・セブンスラッシュ(週1回・発動率3割)
[死神]
マナドレイン・デスファイヤ・デスエクサバイト
[指揮者]
【称号】
悪魔と人間の間に生まれ続けた家系・衰退したクラウンの生き残り・カイザーゴッドの位まで行った男・女帝死神が嫁・過去豊穣の女神が嫁・この世の神とのやり取りを可能にした男
……
ホメタは、あまり称号を見ない奴だ。どうせ過去の悲惨なことしか書いて無いと分かっているからだ。
(へー、色々かわっているんだなぁ。そうだ!消えているはずの[上戦士]が現在もあるなんておかしい!ってこの星なんだ!?)
ホメタは、ステータス画面の☆にタップする。ステータス画面に、タップすることで説明が出てくるのだ!
☆にタップすると『メッセージが来ています』と書かれていた。更にメッセージをタップすると
『………………………………?』
『ああ!やっと開いたんだね!?普通、ランクアップしたら開くものでしょ?ああ、どうしようか。最初に言いたい事と今の言いたい事は違うけど、今の伝えたい事と言うね。』
『なんと!僕の権限で戦士の職を辞めなくてよくなったから!凄いでしょ?!代わりに……娘を貰ってくれないか?』
(何言ってんのコイツ?空気読め!?ってか、娘って何処にいるの?ワケわからん!)
『そう言わないで欲しいな。っと!そんなに驚かないでほしい!……そう、今君と通信しているんだ!メッセージでは無いねっ。』
ホメタと話している奴は、誰かは分からないのを察して相手が自分はこの世の頂点の神!言わば代表と言っていた。更に話は続く。
『それでね、そこにいるビーだけど本当の名前はアキ・ュ・ベレーって言うんだ。その娘は、私の娘で豊穣の女神なんだけど、どうやら刈る方好みで神世界を追放したんだ。追放したら、僕の嫁さんが怒ってね離婚してしまったんだよ。だけど僕はモテるからね!直ぐ再婚さ。それで、話なんだけどね。』
要約すると、再婚したが昔の娘が帰って来ると混乱が起きてしまうのは明白!あと一週間もすれば、神世界に帰って来られる!それを、阻止して欲しい!
『それにさ、娘のアキは処女だよ?処女を奪ってほしいんだ。処女では無いアキは、真の豊穣の女神では無い!イコール神世界へ戻れ無い!ってなるだろ?だから、お願いだよ。娘のアキをどうか幸せにしてやって下さい。』
『あと、アキは昔の嫁と一緒で感度がとても良いから!もて遊んでもいいよ。胸は、エデンさんより小さいけどね。』
更に、神の小言が続く。
『本当!ホメタのカイザーゴッドへの昇格を他の皆さんにも注目して貰おうと、はりきって天をも貫くランクアップにしたのにさ!誰も気付いてくれなかったね。次は、もっと凄いヤツにするね。』
『カイザーゴッドは、神クラスだから。だから、ご褒美で全く新しい職を付けといたから!その名も[デスピエロ]どう?格好いいでしょ!?』『悪魔社会に溶け込む事が出来るし、悪魔社会に必要な階級もフリーにしたから!王だろうが女帝だろが関係ないからね。』
『もっと、話たいのは山々なんだが……集中するのは良いことだ!しかし後ろも見た方が良いぞ?』
後ろを振り返るホメタ!
『あらぁ?そういうことでしたか、神も自由奔放ですねぇ。』
「エデン!?闘ってないのか!?……いつからいた!」
ホメタは、超集中してステータス・メッセージを読んでいた。何故集中できたのか!?それは、向こうから闘っている音が聞こえて来るからだ。今も聞こえる……。
ホメタは、今も闘っている音のする方向へ目をやると、何やら黒の塊がごった返しであった。
「なんだぁアレ?」
『アレは私の従者……言わば召喚した者達。ただの、烏合の衆ですよ。』
『でも、アレを新な嫁に入れなければ行けないのですか?……戦士をお求めならば私の従者の中からでも。』
エデンがそう言うと、メッセージが進んだ。前半読めたのだが、エデンが『これは私の問題なのでは?』と少しキレ気味で言うと、突然何か書いているが読めない文字に代わる。どうやら、悪魔語で書いていた。
その後、エデンはどっからそんな声出してんの?という声を発した後に、再び悪魔語のメッセージが流れる……繰り返していた。
そのやり取りを、ホメタはボーと見守るだけだった。
『まあ、それなら良いでしょう。』
『ごめんねホメタ君、でね話の続きなんだけど分かっているとは思うけど君に拒否権は無いよ。だってそうだろ?今僕の権限でガガンボの指揮者を戦士に代えているんだ!だから、アキを手放すのなら戦士職は消えて指揮者になるだろう。もし次、どこかで戦士を見つけてタップしても職がとても多くなり、とてもじゃないが魔法戦士には届かないだろう。だから、デスピエロも職という欄ではなくクラウンの一部としてあるから!良かったね魔法戦士の夢に近付けて。』
心から嬉しくなれないホメタがそこにいた。ホメタは、ステータス画面を切る。
『では、アノ神の娘を生け捕る……ということですね。』
そうエデンが発すると、烏合の衆辺りの大地がいきなり沼に変化させた。
明日は、用事がありますので夜に書きます。よろしくです。




