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努力の結晶を見せてやるぜ! ⑲

おはようございます。お仕事、頑張って下さい。いってらっしゃいです。

 ホメタとエデンは再び、襲撃した魔王城へ行くこととなった。

 あの後『凶悪な悪魔め!』と言われたが、ホメタが自分の祖先の話をして、強引に納得して頂いた。しかし、彼女は気になる事を言っていた。


『恐らく、バレますよ。』


 因みに、あの世紀末風の人は名前は[ビー]と言うらしい。

 ビーは、魔王城がもぬけの殻であること。モンスター発生装置が既に壊れていたことに終始不満がっていた。さぞや、自分が壊したかったのだろうとホメタは思った。


『ふぅーむ。やはり!と言うべきか?!……失礼ですが、アナタは悪魔ですね。それも、国を落とす位の実力者とお見受けしますが。』


「俺!?俺かっ!?俺、すげぇなぁ凄い誉められてるなぁ。」


『アンタじゃ無い!アンタの後ろにいる奥さんですよ。』


 ホメタは、彼女の前に立つ!


「別に俺の嫁が悪魔だろうが!凄い実力者であろうが!お前に関係あるんか!?」


『関係……大有りですよ。私は、こう見えて[剣神]を名乗っているのでね。大悪魔!隠してもお前の力の匂いが、この場所からプンプン匂っておるわ!尋常に勝負しろ。』


『……ふふ!だから言ったでしょ?バレるって。アナタが剣神?ずいぶん若いのねぇ。……せっかくだけど、今はる気無いのよ。他あたってちょうだい。』


「そうだ!俺のエデンは、見た目悪い悪魔だけどいい悪魔なんだぜ!?しかも、おっぱいがお前よりデカイんだぜ!?」


 ホメタは、この一触即発の雰囲気を脱出するために未だ性別が分からないビーに振ってみた。

 もし、ビーが男なら!ゲスな事を言いまくるだろう。しかし、女なら嫉妬系を言うに違いないと踏んだ。


『旦那に言い残すことは、無いかな?まあ、昨晩沢山したんだろ?だったら良いだろう?』


 全くノッてくれなかった。しかし、諦めないホメタは無茶ブリを言う。


「おいおい!忘れちゃ困るぜ。剣神だか剣神だか剣神だか、本当に聞いたこと無いけどなぁ。俺とエデンは、二体で一体の化け物なんだぜ!もしもエデンを殺るつもりなら、俺も加わるぜ!」


『くっ!はははへははへはは。あーあ、笑わせるな!……まあ恨み妬みを付けられても困るからなぁ。加わってもいいぜ。』


 とても驚いているエデンは『なぜ?』と聞き返した。ホメタは、「そんなの決まっている!お前が好きだー!」と叫ぶ男に見とれたエデンは『今夜は、私のベッドへ来てほしい。』とホメタを誘う。ホメタは「ああ!もし負けそうならエデンの世界に行ってやらぁ!」と叫ぶのだった。

 そう!端から見て、とても臭い!臭すぎる男女だ。

 更に続く。


『まあ!私の世界に来るの?でも、暇よ?』


「大丈夫さ!エデン!君がいるじゃないか!!」


『ゴガァアアーン……その辺で茶番はいいだろう!』


 突然、ビーから斬撃が放たれた。


『我は剣神!キングオブソードマスターの位を持つ者。お前らがどんなに頑張っても到達出来ない位なのだ!』


「え?!剣神なのに、ゴッドじゃないの!?」


『ホメタ!笑ってはいけないわ。剣神なのにゴッドじゃないなんてぇぇフフフ!』


 別にホメタは笑ってはない!しかし、エデンが最高に笑っていた。エデンが、笑をこらえて笑う所をビー怒りが混み上がっているようにプルプルと震えていた。


『早く、早く殺りに来い!!ひねり潰してやるわ!』


 エデンが笑ってくれたからか、ホメタは冷静になれた。そして、オカシイ事に気付いた。


「ちょっと聞くけど、そっちの願いが叶えているのに俺達は殺られ損じゃないか!?それっておかしくね?……もし、俺らが勝ったら俺の命令何でも聞くこと!」


 エデンも『それが良い!』と賛成してくれた。


「じゃあ!三本勝負をしようか。」


『は?何言ってる!これから、私と命のやり取りをするんだ!そうだろ!?』


「あんたこそ、何言ってんだ。俺らはアンタの申し出を受け取ったんだぜ?だったら、勝負内容や判定は俺らが決める!そうだろ?野良喧嘩は、いたって普通だろ?」


 野良喧嘩というのは、ホメタがサーカス時代の時に学んだものだ。喧嘩は売ったから買うが、野良喧嘩は自分の得意分野で勝負をする。それでもしも、相手が死んだ場合生き残った者が勝つのは普通だが、野良喧嘩の面白い所は複数になればなる程に、勝負の数が増えて行くし結局最後まで生き残った者の勝ちになるのだから、初っぱなから殺し合いは皆避けて通るのだ。


『何を考えているか、不明だがいいだろう。私も、普通に弱い奴を意図も簡単に切りたくは無いのでな。』


「じゃあ、ハンデとして俺から勝負方法をいうぜ!勝負内容はナイフ投げだ。ルールは、簡単だいかに多くのナイフが刺さっていれば勝ち!……シンプルだろ?」


 ビーは『そんな簡単なもので良いのか?』と言っていた。ホメタは、ビーに先行を譲った。


『なるほど、ココにある武器何でも使っていいのか?そして、投げる回数は合計五回だな。』


「本当に、本気で来た方がいいぞ!?俺はプロだからなぁ。ナイフ投げに関しては、トップクラスだぜ。」


 ビーの第1投!ビーは、大きな剣で中心から左側にずれた位置にビーはブッ刺す!

 続いてのホメタは、ため無しでスパッと真ん中に刺す。ビーは少し関心し『ほぅ』と呟いていた。続くビーさんは、難無く大きな剣で再びブッ刺した。


「ビーさん凄いですね。ですが、俺の方が圧倒的に強いですよ。なんならハンデで、後の三本続けて刺しても構いませんよ。」


『圧倒的という発言の重さは、ホメタさんの命より重い物になったな。私は、遠慮なぞしない!』


 ビーさんは、遠慮無しに計五本のナイフでは無いデカイ剣でブッ刺している。もう、ほとんど刺す場所が無い。刺したとしても、枠外で判定になると負け確定だ。

 ホメタは、そんな状況下でも心が燃えたぎっていた。


「じゃあ、俺の自己紹介をしようじゃないか!俺の生まれはサーカス。生まれた時から、クラウンとして生きてきた。クラウンなら誰にも負ない自信がある!いくぜ!これが俺の最強クラウンの技よ!」


 ホメタは、ナイフを掴み取る!それを見てビーさんは『勝負を諦めたか』とほざいていた。

 ナイフを上に投げる……クルクルと回るナイフ。ナイフが上に頂点に達した時!ホメタは後ろに下がっていた。クルクルと降りてくるナイフに合わせるかのように、ホメタも側転や後転と体操選手のように華麗にナイフとの距離を縮める。

 ナイフの柄に、カカトがぶつかった時火花が出た!次の瞬間、的に刺さっていたデカイ剣を的の一部もろとも粉砕していた。


「へっ!どうよ?!」



 



本日の分は終りです。また、明日です。

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