銭湯での出来事 ⑭
こんばんわ。どうぞです。
今ホメタは、街の病院で拘束されている。なぜこうなったかというと順を追って話す。
ホメタ達は、魔王軍団を退けた英雄として街に歓迎される。宿代と銭湯代もタダになった。
だがしかし、皆が皆英雄と称えることは無かった。その一人、ワインドという男は防衛に先頭切って守っていた者だ。ワインドは、ほぼ関係無いのでまたの後日話すことにする。
さっそくホメタは銭湯へ駆ける。なお、英雄のなったホメタは銭湯を独占というかたちになった。男湯を入ろうとすると、嫁も入ろうとした為
「エデンは女湯だ!また、男湯に入ろうとしたら今後一週間は話聞かないからなっ!?無視してやる。」
そう言うと、残念そうに女湯に戻って行った。
(あああ。魚臭さと疲れが落ちて行くわぁ。はあぁぁぁ。)
男湯を独占しているからこそ!やりたいことだってある。ということで、ホメタはランクアップした自分の確めをすることにした。
(まずは、どれだけ息を止めれるか!だな。)
風呂の中で、ホメタは息を止める。やはり、どんな体勢をしても体の中に空気があるので浮いてしまう。
ある閃きをする!ホメタは一番体の力を入れず息を止める体勢へとたどり着く。ぶっちゃけ、土左衛門だ。土左衛門で、数時間が経過する。
『アナタ!先に宿に帰っとくよ!?いい?』
エデンの問いに対して、ホメタはデスエクサバイトの黒のナイフで文字絵を作り女湯に投げ入れる。
『うん。わかったわぁ。先行っとくね。』
(よし!成功だ!……俺は天才だな。)
……
それから、分からない位時間が経過した。
そして、来る!当然の結末。
『英雄さーん!もう掃除の時間だよ。……返事が無いから入るよぉ。お!お客さん!?』
一瞬驚いた銭湯のおじさんは、『またまた、英雄さんは遊びますねぇ』となごませる。
おじさんは、こんな所で英雄が溺死するわけ無い!という考えから銭湯で死んだフリをして遊んでいると思われたらしい。
……しかし、一行に動かない過去の英雄を見定めて駆け寄ってくる。
駆け寄ってくるおじさんの気配を感じたホメタは、手でジェスチャーする。ジェスチャーする手の形は、鶴の形で利き手の右手だ。
(俺は大丈夫。だから寄るな!)
鶴の動きは、大丈夫でコクコクと頷いている。寄るな!で親指を開けて鶴の口を開けるように威嚇する。
『お!お客さん!?死にそうなのかい!?苦しいのかい!?』
(違うよこのバカヤロウ!!なに言ってんだこのバカヤロウ!!威嚇してんだろうがバカヤロウ!!全然苦しくねぇよバカヤロウ!!)
鶴の動きは、クワー!クワー!としている。特に、ヤロウ!!の部分がクワーのワーだ。ああ!かなりこだわっている。
『こうしちゃおれねぇ!直ぐに回復出来るギルドに連絡だ!』
(お前バカか?苦しく無いって言ってんだろが?!呼ぶなー!)
もう鶴は辞めて、バシャバシャしている。
……
『どこ?重傷者は何処だ!……?』
(お前!来るんじゃねぇぞ。近寄るなよ?分かってるよな?)
ホメタの手は、風呂のフチを掴んで「来たら許さん!」と言わんばかり強く握りしめている。
『おい銭湯のオッサン!こいつ何時からここにいる?』
『かれこれ、12時間だよ。この、状態でも軽く1時間は経過しているよ。』
『いや!それ!危ないだろ!?』
「ビシィッ!」駆けつける救護班を、風呂のフチを握りしめ割ることで威嚇する。尚も近づいてきているのが分かったので、デスエクサバイトと発動!威嚇をする。
『こいつ!悪魔に体を乗っ取られているぞ!おい!?魔法戦士のベンを呼ぶんだ!アイツのカミナリ技で痺れさして動きを止めるんだ!』
……
『こいつに俺の得意技をブチ込むんだな。』
(おお。夢にまで見たカミナリ斬が見れるんだなぁ!やったぞぉ。)
『くらえ!俺の必殺‘しびれ切り’!』
『なにぃ!?ベンのお得意技が効かないだと?』
ホメタは、我慢が出来なかった。苦しくて……ではない!訂正しておきたかった!そして、言った!!
「おい!‘しびれ切り’は辞めよう!せめて、カミナリ切りにしないか?お願いだよぉ。」
ホメタのお願いのポーズを見た皆さんは、これを機に『取り押さえろぉ!』と言いホメタは拘束される。
……
そう!こうやって拘束されたのだ。
明日は、遅番なので書き上がる時間帯が遅くになります。どうか、よろしくです。




