表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/23

4

「あり?今、我、PCの前にいた筈なんだが・・・?説明を早急に求めたい」

テンパる朱音を余所に、煙の中から出てきた男はそう答えた。 

背格好は、髪はボサボサ、中肉中背。愛羅武勇と書かれた趣味の悪いTシャツ

黒の短パンを履いた見るからに色の白いインドアな感じである。

「えっ・・・ちょ・・・待って!えーっと、うん、夢だ。こういう時は素数を数えるといいってなんかの本に書いてたっけ?」

「素数を数えなければならんのか? なら数えなくては・・・1,2,3,5,7・・・えっと、1って素数だったっけか?」

「だーっ、なんでアンタが素数数えてんのよ?!ちなみに1は素数じゃないわよ!!」

「初対面の人間に対してアンタ呼ばわりとは、どのような教育を受けてきたのか。これではこの国の将来を不安視されても仕方が無かろうな。三次の熟女にアンタとか呼ばれるとは。我は二次以外興味ないしな。」

「ハァ?三児の熟女ォ?心外ね!こちとらまだまだお肌ピチピチの女子高生なんですけどぉ?!」

「女子高生とかどんだけビッチなのだ?と常考させられる。見た目年齢十二歳以上なんて全てクソビッチに決まってるであろう。」

「ハァァァ?ちょ、話が見えないからちょっと整理しよ?ね?お茶飲む?緑茶で良い?」

「ふむ。緑茶は好きだ。玉露でな。」

戸惑いながらも、朱音はキッチンに向かった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ