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「え、何それ。」

「要するにだ、相手の勘違いやミスを必ず引き起こす能力だ。つり銭は必ず間違うし、野球で審判に使えば、ストライクをボールと間違える。ただ、朱音の場合、まだレベルた初心者クラスだから、どう間違えるか指定できないし、回数も1日何回かだけ、そして1度使ったら1時間のインターバルが要る。」

「なんか、使えるのか使えないのかわかんない能力ね。」

「そうじゃろ、そうじゃろ?やっぱり『饂飩創世ビギニングザサヌキ』・・・」

「却下。で、どうやってやるの?」

「そりゃ、能力を使いたい相手を指差して、リリカルコンパクトを開いて『ピピルママヤコンパムポップン』と大声で叫べば」


ゲコツン。


朱音のコブシが赤穂寺に炸裂する。

「そんなことしたら、あたしが社会的に抹殺されるよね?真面目に言え!コラ!」

「アタタタ。じ、ジョークじゃないか。相手の目を見て心で『愚者の謁見』と言えば発動だ。後は、使って慣れてくれ。」

「また、ザックリした説明ね、なんかリスクとかあるの?」

「1番のリスクは、他人に対して使うってことでの良心の呵責かな?だからよっぽどの事がない限り、使うべきじゃない。後、もう一つ。能力を使ったという事が赤シックレコードに載る。と言う事は、もう二度とその事象は変えられない。時間渡航での過去改竄でもし、記憶操作能力を使っても変わらない。不変事象になってしまう。ま、そんなとこか。ということで、捕獲よろしく。」

「ちょっと待った。これでどうやって捕まえるのよ。」

「そんなの、自分の出来るやり方で捕まえてくれたらいいから。」

「あたし、そんなの捕まえ事ないよ!」

「よく言ってるじゃないか。始めはみんな素人だったってさ。要は、出来るか出来ないかじゃなくてやるかやらないかだって。気にするな。」

「そういう精神論的なの聞いてるんじゃないって」

「『アンタがやれば?』って言いたいのじゃろ?さっきも言ったように、そりゃ無理なご相談なのだのう。本当は我も動きたいのじゃ。じゃがの、本音を言うと単純にこ我が動くと被害がでかいのよの。詳しくは言えんのじゃが、だからの、スマンが、ここは頼まれてくれんか?」

「でも、そのターゲットも解らないんじゃ・・・」

「あぁ。言うの忘れとった。黒ブチの猫じゃが」


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