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とはいっても、そう事態が簡単に進展するなんていう事はありえない。推理小説のようにホイホイ事件が進んでいくなんていうご都合主義は現実ではありえないのだ。どこぞの少年探偵が羨ましい。

我も床を提供して貰っているのだから、こんなにも真剣にこの件に関して行動しておる。

 それなのに現在、我は不条理にも朱音に絞られているところである。

朝顔とあった後、紅坂家の門限を遥かに過ぎてしまい、女将さんに晩は食べさせてもらっているのに、食事の時間に戻れなかったという、たったそれだけの理由である。ここT県の未来の為、こんなにも真剣になる我を見て、ちょっとの過ちを見過ごしてもらえないとは、どこまでこの娘の器は小さいのであろう。

 間違いと言うものは誰にだってあるものである。紅坂家は帰ってきてもおかえりと言ってくれるのは女将さんだけなのに対し、巫女ミコ喫茶は、6名の可愛らしいのロリロリミニスカ巫女が「お帰りなさいませ!ご主人様!」と出迎えてくれるのだ。普通に考えてどちらが我が家か間違うのは一目瞭然である。間違える方がおかしい

 なので、我は何度も自身の良心に確認を行い、間違えず、真っ直ぐ巫女ミコ喫茶に帰って、おいしくなる魔法を掛けられたミコミコ特性オムレツを食べた後、その後、紅坂家に出勤致したのだが。この引っ掻けは難問過ぎるであろう。寧ろ我の選択の何処に間違いがあったのだろうか。

「オマエの頭自体が間違いじゃぁぁ!!」

朱音よ。グーで殴るなんて痛いではないか。いくら神でも痛いものは痛い。

 それに、キチンと情報収集もしてきたぞ? 結論、ミニスカ巫女さんは可愛い。な?ここまで素晴らしい情報収集能力があるとは、自分の凄さに感服し、イタ、イタタ、痛いではないか。

更にだ。『あこご主人様、LOVE!』とオムレツとコーヒーに書いた後、萌え萌えキュン!だぞ?どちらが自宅か、痛い痛い痛い、蹴るでない。我はボールではない。

え、女将さんが夕食を作って待っていてくれた?

ふむ。仕方ない。我の本気を見せるしかない。


この度は、私、赤穂寺をご夕食に招待していただきまして、誠にありがとうございます。


お問い合わせいただきました件に関しまして、確認と返答にお時間を頂戴してしまい、誠に申し訳ございません。

また、門限破りにかかわる一連の対応の中で大変不愉快な思いをおかけいたしましたことも重ねてお詫びを申し上げます。


担当者へ確認いたしましたところ、紅坂様からお申し出のとおり、担当者の配慮に欠けた発言や無責任とも取れる発言が確認され、至急責任者・担当者に対し注意喚起を行うと共に、今後の対応について確認を行いました。


今回の紅坂様からのお申し出を真摯に受け止め、居候の方の立場に立った食事が行えるよう、より一層の注意を払っていく所存でございますので、何卒よろしくお願い申し上げウゴッ。痛いではないか朱音。ま、まて、朱音。それでは腕が折れr・・・・

ギャーーーー!!


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