ユキドケモヨウ
与えられた世界はとても狭すぎた
だから
一歩二歩と後ろに遠退いた
あの時平気でつかれた
嘘の「友達になろう」
その白い手を握った瞬間
あいつは笑みを浮かべ突き落とした
人は嘘を見せびらかして楽しむもの
どうでもいい文並べて
言い訳がましく
嘘を全肯定している
だけど理想だけは求めてる
冷たい真実も目を瞑れば
ほら 綺麗でしょ
誰にも分からないし伝わらない
綺麗事は一番嫌いだけど
それがせめての慰めで楽なんだよ
身勝手に傷ついて深く抉り出して
意味を心の底から探しても
残るのは冷たいものと孤独だけ
僕には何が後残る?