表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/153

英霊紹介01

カーミラ


温厚で気の優しい美しき吸血鬼。


普段は素性を隠し一般人として生活しているが、時折吸血衝動が抑えられなくなる。人と共存するため、普段は鳥などの動物の血で我慢している。


悪人と判断した相手からのみ血を奪う。 我慢の限界に達すると、治安の悪い区画の路地裏などを歩き、自身を襲おうとする男を餌にする。


本能と罪悪感に苦悩し、自殺を考えても自身の強い生命力が故に生中なやり方では死ねない。途方に暮れながらも抗えない衝動に突き動かされるまま次の獲物を探していた時、現れたのは暴漢ではなく、得体のしれない仮面姿の男だった。



パッシブアビリティ:吸血鬼の生命力

⇒ノックダウンされても自己蘇生できる。



スキル: スキルドレイン

⇒眷属の蝙蝠を召喚し、敵に向け放つ。方向を指定し、その先で敵を近くすると自動で追尾する。蝙蝠の体力は20。


最大8体を生み出せる。(スキルキー1回:2体、2回:5体、3回:8体)。


蝙蝠は敵に噛みつくと10ダメージを与え、自身のシールドが10回復するとともに相手のスキルが使用後状態になる。


リキャストは20秒ごとに2体ずつ。80秒で全快。




OD:エナジードレイン

⇒吸血作用のある黒い魔弾を打ち放つ。魔弾は地面や壁に当たると半径2mほどの範囲に衝撃波を放つ。遮蔽物があると衝撃波は回避可能。


魔弾が直撃すると30ダメージ、衝撃波をくらうと15ダメージ。魔弾は4発連続で発射可能。もしくは巨大な1発にすることもできる。効果範囲、威力が2倍になる。また、与えたダメージ分カーミラの体力が回復し、余剰分は味方の体力を回復する。姿が変化する。


スキルによる眷属の攻撃を受けている敵には威力が1.5倍になる。



「やめて! どうしてこんなことを! 私が何をしたというのよ! お願いだから話を聞いて」


「あなたたちなら…いくらでも吸っていいわよね? だって、私に襲い掛かってくるんだもの。しょうがないわよね? あぁ…もう限界。我慢できないわぁ」


「あははははははは、やっぱり血って美味しいわね。乾ききった体が潤いに満たされているよう。ねぇ、もっと、もっと頂戴? ほら、あなたたちも欲しいでしょう? お行きなさいな」

「「「キキキキキキキキキ!」」」


「あぁ、また吸いすぎてしまった…。ごめんなさい…。ごめんなさいね? せめて苦しまないで…逝ってね」


「ここなら…私は我慢しなくていいの? 私はいつも吸いすぎてしまう。 え? この世界に死はない? どういうことなのかしら。詳しく教えて頂戴」


「いいわ。契約しましょう。うふふ、こんなに心が晴れやかなのはいつぶりかしら。心置きなく、ありのままの私でいられる世界なんて、永劫縁のないものだと思っていたから」


「みんな、いらっしゃい。ご飯の時間よ。もう何も私たちを縛るものはないわ。自由に飛び回りなさい。でも、私にも少しは取っておいてくれると嬉しいかしら」

「「「キキキキキキキキキ!」」」


「あぁ、人目を気にせずこの姿になったのはいつぶりかしら。ほんの少し前まではこの姿を悍ましく思っていたけれど。これが私なのよね。もう取り繕わなくていい。みなさん御機嫌よう。私はカーミラ。仲良くしてくれると嬉しいわ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ