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拝啓 地獄に行ったけど楽しくやってます  作者: みるきーうぇい
第8章 天上界 本格的に始動
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第84話  5体の石像

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よろしくお願いいたします

シリウスは 自分の部屋であろう扉を開け 一番奥の席に座る

ガイアスも続いて入り その後 アステルも入る

ガイアス

「…………」

ガイアスは アステルを睨む

アステルは 何故 睨まれているか よく わからない

ガイアスは 大きくため息をつき 扉の前に行き 扉を閉める

ガイアス

「……扉ぐらい 閉めろ…」

アステル

「!!!あ!も…申し訳ありません!!」

アステルは 頭を直角に下げた

シリウス

「ハッハハ!お前緊張しすぎだよ!ガイアス お前 一体 どんな教育したんだ?」

ガイアスは 目の前の椅子に 座りながら 話し出す

ガイアス

「わたしは 何も 教育などしていませんよ…ところで 今日の呼び出しは?」

アステルは ガイアスとシリウスの会話が 意外に感じた

アステル

『……なんだか…不思議な関係だなぁ…』

シリウス

「まあまあ…それは 後で…ところで えっと…アステルだっけ?」

シリウスは アステルの方に向き 手招きする

アステルは 緊張したまま近付く

シリウス

「………ふーん…でかいな…」

ガイアス

「なかなかの器です 久しぶりの逸材 それに…」

シリウス

「ああ それは知っている…よし 戻っていいぞ」

ガイアス

「で シリウス様 今日は?」

シリウス

「様をつけるな 気持ち悪い…それから その 変な喋り方もやめろ ガイアス」

ガイアス

「………ふぅ…わかりまし…わかった で 今日は?」

シリウス

「玉座では 我慢してやるが 玉座以外は勘弁してくれ 背中が痒くなるからな!……いや 今日はな…貯まりに貯まった コア を使おうと思ってな」

ガイアス

「コアを?使ってどうする気だ?」

シリウス

「どうやら あいつら 水面下で動き出している様だ…一気に攻め込んでくる気だろうから その前に 一泡吹かせてやろうと 思ってな」

ガイアス

「……そうか で 誰を?」

シリウス

「ここは あいつの望み通りに 第4の塔 を占領してやろう そうだな…タキオンあたりが 良さそうだな…久しく動いてないし 喜ぶぞ あいつ」

ガイアス

「……タキオン様か…ならば 後詰めを用意しなければ ならんな」

アステル

「???」

アステルは 全くついていけなかった そもそも なんで自分が この場にいることも 意味が分からなかった

シリウス

「そういうこと じゃあ 行くか」

シリウスは 椅子から立ち上がり 部屋を出る

ガイアスも その後ろに続く アステルも 慌てて後を追いかける

アステル

「あ…あの…ガイアス様…一体…」

ガイアス

「まぁ…訳が分からないだろう? 今 向かっているのは 神体の像が 置かれている間に向かっている 簡単に言えば 眠りについている天使がいるのだ」

アステルは 少し考えた後

アステル

「……では 今から その中のタキオン様という方を 呼び起こしにいくって事ですか?」

ガイアス

「そうだ 神体の像は全部で5体 どれも歴戦の猛者だ しかし 誓約があり 自由に動けない」

シリウス

「さあ 着いたぞ さて タキオンには 暴れてもらうか」

シリウスとガイアスが 神体の像の間に入る アステルも遅れて入る

その中の 中心に 5体の天使の石像があった よく見ると 石像だが うっすらと白く輝いて見えた が その中の1体だけ 生命らしきものを感じなかった

シリウス

「さてと…」

シリウスは 左端の 天使の石像に手をかざす かざす手から 白い粒が石像に吸い込まれていく そして うっすらと白く光っていた天使の石像が 真っ白に大きく光り輝く

シリウス

「よう 久しいな!」

タキオン

「………シリウスか? ふあぁ…」

タキオンは 大きく背伸びをし あくびをする

シリウス

「さて お前を呼び出した理由 知りたいか?」

タキオン

「いや いい 極天使のオレを呼び出した理由なんざ 暴れてこい ってことだろ」

シリウス

「その通り 後詰めは ガイアスがしっかりしてくれるから 第4の塔 に行って 好きに暴れてくれ」

タキオン

「第4の塔!?はぁ? シリウスよ まだ そこまでしかいってねぇのか?」

シリウス

「あ?なんだって?もう1度言ってみろ…」

シリウスは タキオンを鋭く睨む

タキオン

「!!!い…いや…な…なんでもねぇ…わ…わかったよ…で?場所は?」

シリウス

「ここだ」

タキオンの頭に 手をかざす

タキオン

「………なるほど…んじゃ 久々に動くか!」

タキオンは その場から フッと消える

シリウス

「さて…ガイアス すまないが 後詰めを頼む」

ガイアス

「ああ もちろんだ アステル 行くぞ!」

アステル

「は…はい!!」

ガイアスが そのまま歩いて出ていく アステルもガイアスの後に付いて行く アステルは 少し気になり 歩きながら 5体の石像を見る

さきほど 出てきたタキオンの像は 淡い光がなくなっており 右から2番目の石像と同じように 生命を感じなくなっていた

アステルは 自分の感じた違和感を ガイアスに問う

アステル

「あ…あの ガイアス様?その…右から2番目の石像は?」

ガイアス

「気がついたか…あの石像の中身は すでに 動いているのだ」

アステル

「やはり…それで 今は 一体どこに?」

ガイアス

「フッ…いずれわかる…さあ!急ぐぞ!タキオン様は 仕事が早いからな!」

ガイアスは 居城から出ると すぐに飛び立った


誰もいなくなった 神体の像の間で 1人シリウスは つぶやく

シリウス

「………アモン…お前は 一体何を隠している…」

続きが気になる方 高評価よろしくお願いいたします

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